伊勢125社巡りの番外編その2。
伊勢内宮を回る3日目は、この日だけ参加という5名が加わり、総勢17名で回りました。その中に、名前も同じナオコさんという女性が。
私は「初めまして」でしたが、テンプルのメルマガを読んで下さっていたことがあるんだとか。自分としては、ひっそり書いているマイナーなメルマガゆえ、初めての方に「読んでますよ~」と言われると、未だにビックリしてしまいます。
さて、そのナオコさんと歩きながらお喋りを楽しんだんですが、話題はいつしかベジタリアンのエピソードに。
私は20代のときに、短い間、玄米菜食をしていました。そして、この夏、ヨガをきっかけにビーガンの食生活をスタート。未だに外食は8割程度のビーガンなので(8割だと、ビーガンと言わないかな?)、まだまだ、いい加減ではありますが、ナオコさんは以前、ある有名なマクロビオティックの先生から個人指導を受け、食材や調理法、割合など、かなり厳格に実践したことがあるそうなのです。
すると、どんどん身体が浄化されていき、直感力が冴え、このまま続けると自分は聖人になってしまうのでは?と思うほどの意識の深まりを経験したそうなのです。でもまだ若かったナオコさん。「これから恋愛も結婚もしたい」と1年ほどでビーガン生活は止めてしまったんだとか。しかし、食が変わり身体が変わると、意識や直感のレベルは急激に変わっていくのか~と話を聞きながら、身体の不思議を感じていました。

映画『リーディング』を撮られた白鳥哲監督の
インタビューでも、こんなことを話されています。
『10日間の甲田療法式の断食を行ったことがあります。初日に感じたのは、私たちは食べることでエネルギーを頂いてる、生きるもの全てにエネルギーがあるんだと。初日、道路の雑草がすごくキラキラして、こんなに綺麗だったんだと感激しました。人と会うと人の周りにも色が見え始めました。何でこの人は紫色でこの人は緑色をしてるんだろう、あるいは灰色がかってるんだろうかとか。3日目には宿便がたくさん出ました。1年前にしっかり腸内洗浄したはずなのに、こんなにたくさんの宿便がまだ出るんだと愕然としました。
私は毎朝世界の様々な宗教のお祈りをしてるんですが、4日目に伊勢神宮に正式参拝しました。その時、祈りがこんなに響きあってるのかと感動しました。命の響きあいが起きていたんです。5日目に歩いてると道から「さわさわ」とひそひそ声が聞こえました。たんぽぽが見えたので、タンポポに「綺麗だね~」と声をかけたら、タンポポが「ひゃー!」と反応したんです。たんぽぽの声が高まったんです。言葉ってエネルギーなんだ!綺麗だねというエネルギーに呼応するんです、命は』
微細なエネルギーを感じ取れる人の中には、牛や豚、鳥が屠殺されるその瞬間の恐怖心を感じとったり、飼育されているときの感情を感じたりすることもあるそうで、普段のわたし達は全く無頓着でいますが、実は、そういった感情も含め私たちは肉と一緒に取り込んでいるんですよねぇ。
ヨガの先生には、「瞑想やヨガを深めたいなら、肉を食べるってありえません~」と言われているので、ヨガも瞑想もまだまだの私としては、とりあえず外堀から埋めようと「動物性のものは摂らない」をスタートしていますが、食が身体に与えている影響をナオコさんから聞いて、もうちょっと真面目に取り組もう!と決意をあらたにしています。
昨日、1ヶ月前にクリニックで行った血液検査の結果を聞きにいきました。この夏から動物性のタンパク質は食べていないし、プロテイン飲料も特に飲んでいないので、タンパク質レベルが少し心配でしたが、タンパク質の数値は全く落ちていませんでした。豆腐と納豆を週に1~2回は食べるよう意識しているくらいだったので、この検査結果にホッとしています。
ナオコさんのレベルまで意識の深まりを感じるには、食もそうですが、パソコンとスマホから離れる時間を伸ばし、起きている時間の半分以上は、アナログ生活にしないと・・・。あ、ヨガも真面目に。課題はまだまだあります~。