土曜日に聞いたゆの里のお水のお話。
ゆの里には、金水、銀水、銅水と呼ばれる性質の違う3つのお水が湧き出ています。最初に湧き出た無菌のお水が金水。銀水は、深さ1187メートルにある大きな一枚岩に溜まっていた太古のお水。ミネラル豊富なお水です。銀水は水量が少ないため、金水と銀水を混ぜ「月のしずく」がというお水として販売されています(銅水は、ゆの里に行くと触れることができます)。
この3つのお水が湧き出る地は、かつて「神野々寺」と言われたお寺があった廃寺跡。高野山には、真言宗の開祖空海(774~835年)が述べたという「神野々で湧き出るお水が後の世に多くの人を救う」という言葉が言い伝えられていました。
ゆの里には、不思議な力を持った方々が自然と集まってくる場所で、不思議エピソードは山のようにありますが、「月のしずく」のネーミングもその1つ。ある女性が金水と銀水を混ぜたお水を持っていると、どこからともなく「あなたが持っているお水は「月のしずく」という」という不思議な声を聴いたそうで、その女性が聴いた言葉からつけられています。
そして、「月のしずく」というネーミングをのままに、「月のしずく」」は月の満ち欠けと見事に連動しているお水。
金水、銀水には月との相関関係はみられないのに、この2つを混ぜた「月のしずく」にははっきりとした月の運行との相関があります。10月8日のblogで、人間の身体は宇宙、特に月と共振していると書いていますが、「月のしずく」はお水を解析すると、その日の月齢が当てられるほど。人間の体液にも近いお水だとも言えます。
講座中、「月のしずく」の飲み方の質問がいくつかありました。
代表的なものを3つご紹介します。
1)いつ、どのように飲めばいいのか。
「月のしずく」は2Lで864円と決して安いお水ではありません。なので毎日1リットルも1.5リットルも飲み続けるのは難しい。お好きな量をお好きなときにどうぞ。1箱単位で購入すると1箱には6本入っています。1か月6本を1人で飲むと1日約400ml、2人で飲むと1日200ml。それが目安になるかもしれません(この方がお財布にもやさしい)。
嬉しいのは「月のしずく」は、飲んだ量と身体への働きかけには相関関係がないということ。可能であれば、1日に何回かに分けてのむと常に身体が「月のしずく」に触れている状態になるので、少しずつ何回かに分けて飲むとさらに良いそうです。
ただし、風邪をひいたとか、熱があるときには、たくさん飲んだ方が身体が楽、治りが早いという体験談はあるそうなので、体調が悪いときには多めにどうぞ。
2)他のお水に混ぜて飲むのはどうか?
それは構わないそうです。その代わり、「月のしずく」は、月の相関関係が分かっていますが、他のお水に混ぜることでその相関関係は崩れてしまうかもしれません。それでもよければ・・・ということですね。ただ、電解水、アルカリイオン水など電気を通したお水、逆浸透膜(RO膜水)といった機能水と呼ばれるお水とは相性が良くないそうなので、自然なお水でどうぞ。
3)料理に使ってもいいか。
高価なお水ですが、料理でもどうぞ。ちなみにゆの里のレストランでは、水道水ではなく、すべてゆの里で湧いているお水で調理をしているそうです。
プロアクティブの堀場さんによると、お米を研ぐ前に「月のしずく」にお米を触れさせたあとで、お水を研ぐといいよ、ということでした。お米は最初に触れるお水の記憶を保持するので…ということだそうです。なので100ミリほどの「月のしずく」をざっとお米にまわし、そのあと、ふつうに水道水で研ぐ。少し浸水させたあとに炊く前に少し「月のしずく」加えるか、「神秘の水」をシュッシュするのがおすすめです。
「神秘のお水」はいつでもどこでも使えます。
テンプルのスタッフの机の上には「マイ・神秘のお水」が置いてあります。私の机の上にもあります。目が乾燥したとき、口が乾燥したとき、擦り傷、ちょっとしたやけどなど、とにかくなんでも使います。スタッフの中には、「神秘の水」をお風呂上りの化粧水として使っている人もいます。 肌トラブルがあるときには、お風呂あがりやお風呂の前にもシュッシュとするといいです。
ひまし油を使うみたいに、なんでもどうぞー。