「ファミリー・コンステレーション」がテレビドラマになっていた!
2022年 10月 03日
「海辺の町にやってきた親友3人が、霊的自己とのつながりを探り始める。その過程を通して、世代を超えて苦痛を引き起こしてきた家族の古傷と向き合うことになる」
・・・ではあなたと妹を含めてこの四人を布置しましょう。参加者の中から、あなたのお父さんとお母さんと妹、そしてあなた自身の代理となる人を選んで下さい。誰でもかまいません。ただ四人の人を選べばいいのです。それから順番に一人ひとりの所へ行って、両方の手で、あなたがこの位置が正しいと感じる場所まで誘導してください。何も話さずに。代理人も何も話してはいけません。四人すべての代理人を、今、あなたの心の中にある家族のイメージに従って、それぞれの関係が現れるように配置してください。
ファミリー・コンステレーション(家族布置)・・・その若いクライアントの男性は、見知らぬ参加者の中から父、母、妹、自分自身の代理を選びました。それから彼は、彼の心の中にある家族のイメージを反映するように代理人たちをそれぞれの位置に立たせました。このケースでは、父は母に背を向けて立ち 、一方、息子つまりクライアントの代理人は母と向き合って立っていました。これらの代理人とクライアントは全く見知らぬ者同士であり、代理人はその場で偶然選ばれたので、この家族について何も知らされていません。さて、何が起こるでしょうか。
このファミリー・ コンステレーシヨンでは奇妙なことに、代理人たちは布置されると、代理をしている家族のメンバーのように感じ始めます。時には、代理人が、代理をしている家族メンバーが実際に持っている症状さえ表すこともあります。症状があることなど全く知らされてもいない場合でも、このようなことが起こります。
例えばてんかん患者を代理していた人が、てんかんの発作を起こしかけたことがありました。代理者の心臓の鼓動が激しくなるとか、体の片側が冷たく感じるなどはよくあることです。その時に、実際の家族メンバーが体験していについて尋ねると、これはよくあることなのですが、その症状は実際にその家族メンバーが体験していることと合致しているのです。この現象を説明する手立てはありませんが、実際にファミリー ・コンステレーシヨンのワークショップで繰り返し起こっていることであり、あなたはそれを繰り返し目の当たりにすることでしょう。
