日の出と日の入りの時間帯は、プラブヨガをするのに一番いい時間帯ということもあり、八ヶ岳の合宿では、朝6時半からクラスが始まります。
私は5時すぎに起きて支度後、6時頃にヨガルームに移動。10~15分ほど身体を動かした後、30分のスタートまで瞑想をする、というのがここでの朝の日課です。
今朝は珍しく天気が良かったこともあり(標高が高いせいか、ずっと曇天か雨の日が続いてた)、サティシュジ先生が表に出ましょうと号令がかかり、目の前の空き地(草ボウボウになっている)に集合。裸足で草の上を歩きました。ずっと雨が多かったので土はまだ湿っており、草は朝露で濡れていました。土の上を直接歩くのは、ねっちゃりしていて避けたい感じでしたが、朝露の中の裸足の散歩はアーシングにぴったり。
太陽凝視をしたり、立ったままのシャバーサナで太陽の光を浴びたりして30分ほど草の上で過ごしたら、みんなの顔がキラキラ。夕方でも数分だけでもいいので、人はもっと太陽のエネルギーを浴びたほうがいいとサティシュジ先生から話しがありました。
特に、霊に憑かれやすい人、1日中PCの前にいる人は太陽のエネルギーが必要だそうですー。


ヨガの合間に南インド、時々、タミールの風習を聞くことがあるんですが、今朝の話題は、これ↓。


Kolamという地面に描かれるアート。南インドでは、女性がシャワーを浴びたあと、日の出前に家の玄関前にこれを描く風習があるそうで、女性にとってマストの仕事だそうですー。しかもしゃがんだりせず、腰を高くして描くのが本来の方法らしく、頭を下にすることで脳に血液がいくという効能もあるらしい。しかし、こんなヘビーな姿勢で地面に絵を描いていたら、すぐに腰痛になりそうですー。
Kolamは、蟻や鳥が食べられるよう、お米の粉を原料にして描きます。虫や小動物にエサを与えることで、自分たちの良いカルマにもなり、また先祖から引き継いだカルマを浄化すると信じられているそうですー。それに玄関前を美しく飾ることで、自宅に良いエネルギーが入る。簡単なものから、色とりどりや複雑なものまで模様は様々。Kolamと検索すると、たくさん画像が出てきましたー。(
例えばこちら。 Kolamについての紹介記事は
こちら
ちなみに、コンテンポラリー風水では、玄関前にマットを敷いてドアの両側に緑や花を飾り、ドアにリースを飾って個性を出すことを勧めています。これも良いエネルギーを呼び込むアイテムの1つなので、やっていることは世界共通一緒ですー。南インドの人のように、毎朝アートを描けない我々は、常に玄関を掃除しておくだけでも良いそうですー。
ちなみに、南インドの人は、自分や先祖のカルマ浄化のために、外の動物や虫、鳥たちにエサを与えるそうです。食事を作って人に振る舞うこともカルマ浄化になります。そういえば、今はNYに住んでいる友人も、日本にいるとき、カルマ浄化になるからと、よく食事に呼んでくれてましたー(笑)。
自分のことだけではなく、周りの人や自然、動植物のことを考慮しながら生きることはカルマの浄化にも繋がるんですねぇ。出来るだけ環境を汚さない洗剤やシャンプーを選ぶ、出来るだけゴミを出さない生活をする、というのも、良い方法だと思いますー。