昨日からプラブヨガの『108チャクラ瞑想ティーチャーズトレーニングクラス』が始まりました。私は八ヶ岳のプラブヨガ本部の合宿に参加しているので、クラスは朝6時半スタート。午前3時間、夕方3時間の授業です。それ以外にもサティシュジ先生に教わりながら食事の準備。食事をして後片付け、学んだことの復習なども行うので、1日はあっという間。昨夜も終わって部屋に戻ったのは20時半を過ぎていました。
このプラブヨガの「108チャクラ瞑想クラス」開催でも世界初。テキストはできたてホヤホヤです。
これまでプラブジ先生、サティシュジ先生は、世界中でプラブヨガを教えて来られたのに、「108のチャクラ瞑想」を教え始めるのがこの日本というのは、何か魂的なご縁だったのでしょうか。お二人がプラブヨガを日本で教え始めてまだほんの4年と年数は浅く、プラブヨガを知る人が少ないなか、プラブヨガを通じて深い叡智と人間の身体の神秘を学ぶ機会に遭遇できたのは、私にとって幸運でした。
すでに初日で「これは面白い!」と思っているので、皆さんにもお勧めしたいものの、参加費がとってもとっても高額なので、おいそれと参加できるクラスではなく、時間的にも金銭的にもコミットメントが必要です。ただ気軽に申し込めない分、自分へのコミットメントのある人、意欲のある人参加するので、クラス全体の質は上がる、というメリットはあるかと思います。
私も昨年、RYT500にそれなりの金額を投資したばかりだったので、最初、このクラスの存在を知ったときは「受けたいけど、今回は無理だー」とスルーしてました。
が、考えたら、我が家のニコさん(猫)は16歳。人間の年齢でいったら80歳。来年は84歳になります。いつかは受けたいと思っているのなら、ニコさんが元気なうちに受けておこうと、エイッと勢いつけて申込みました。おかげさまで、テンプルの会社もスタッフがしっかり仕事を回してくれており、私はある意味社内では戦力外(笑)。スタッフには全然アテにされてないので(ホントです)、安心して八ヶ岳に来ることができる状況だったのもありがたいことでしたー。
さて、
まず「瞑想とは何か…」ですが、
サティシュジ曰く、毎瞬、毎瞬、1つのことに集中し、頭の中の思考、考えが1つ、動きも1つであれば、目を開けていようが、目を瞑っていようが歩いていようが仕事をしていようが、それは瞑想である。究極的には目をあけて何をしていても心はいつも瞑想的でいることが理想。なので、「目を瞑ってする瞑想は、視界からの刺激がないので、とっても簡単!」なのだそうですー。
例えば、私の場合、スマホで何か検索をしようとして、スマホを手にとったらメッセージが届いていた。まずはそれを開けて返事を書き、ついでに、いつもの癖でFacebookやインスタをあけ、そのまま投稿されていた動物の動画などをクリックして、あっという間に10分経っていた・・・。これを1日に何度もやってしまうので、スマホを開けるときも、何のために開けるのかをしっかり意識し、検索をしたらすぐに閉じる。自分がその時間に何をやっているかを常に監視し自分を律してないと、意識の焦点はすぐにぶれていきます。
仕事をするときにも、この仕事を1時間すると決めたら、その1時間はそれに集中する。料理をするなら、野菜を切ることに集中。1つの考え、1つの動き、1つの思考に集中がキープするよう過ごすことが大切だそうです。
女性の脳はマルチタスクで、一度にいくつものことをやるのが得意です。例えば料理しながら家族と喋る、テレビを見ながらアイロンをかける、というのは日常的によくやることです。私は子どもの頃、テレビをみながらラジオを聞いて、膝の上には漫画、机のうえには宿題を広げて、一度に4つのことをやるのが得意でしたが、そういうマルチタスクではなく、その時間、これをすると決めたら、そのこと1つに集中。
自分が何を考え、どこに意識を向けているのかも常に監視して、そのことだけを考え、行動をする。そうやって生きていけば、世界で何が起ころうとも、心は常に平安で瞑想状態になっていくそうですー。
昨日は初日ということもあり、まずは、テキストの使い方、見方、早朝の課題、毎日の課題、そして明日からの過ごし方、新しいカルマを積み重ねないような生き方、思いや言葉の切り替え方などの説明がありました。
ヨガではヤマ、ニヤマといいますが、日々の生きる規範や人生の規律をしっかり保つことも、質の高い瞑想、チャクラの浄化には重要なこと。単にヨガマットの上だけがヨガではなく、また、特定の場所に座るのが瞑想でもなく、生活すべてがヨガや瞑想になるよう過ごしていきます。
サティシュジ先生は厳格に生活や思考を律されており、例えばうっかり汚い言葉を一言でも言ってしまったときには、そのカルマの埋め合わせをするために「5時間は喋らない」といった負荷を自分に貸していくそうです。
中国には「陰しつ録」という運命好転法について書かれた書物があります。陰しつ禄では、自分の行動に点数をつけ、例えば、人の悪口を言ったら5悪、他人を称賛したら1善と、日々自分の言動を点数化します。すると、プラスの点数が合計で1万点を超えたあたりで人生は好転し始める・・・みたいな感じで自分の言動を律していきます。これと似たようなことを私たちも行い、毎日、小さなカルマを積み上げないようにと指導がありました。(陰湿禄については、
こちらを参照)
「108チャクラ瞑想」のクラスでは、毎日新しいチャクラと、チャクラの位置、そのチャクラのクレンジング法と活性法、瞑想時に組むムドラや身体に響かせる音といったことを学びます。全てが新しい学びで、また、すでに知識として知っている「7つのチャクラ」についても、それに深みが加わっていきます。
例えば、昨日は第1チャクラ(ムーダラーダ)を学びました。通常、ムーダダーラチャクラの位置は、会陰のあたりと教えられます。ところが、昨日私たちが教わったのは、もっと正確な位置。「え?そこにあるんですか?」と、私は身体の中に存在するムーラダーラチャクラの位置を初めて知りましたー。
ついでに、ムーラダーラチャクラのトリビアを1つご紹介すると、ムーラダーラチャクラは、1つのエネルギー体だと思っていたら、中心のチャクラの周りに、まるで衛星のように小さなチャクラが周りに点在しており、その衛星チャクラと中心のチャクラがエネルギー的に1つにまとまってムーラダーラチャクラになっていますー。
昨日は、ムーラダーラチャクラにある衛星チャクラのうち、たった1つのチャクラの浄化法と活性法を学んだのですが、その小さな衛星チャクラでさえ、対応する浄化法、活性法にはいくつものパターンがありました。
私たちは身体の準備がまだ出来てないし、まだ入門編ということで「簡単バージョン」を教わりましたが、ある特定のヨガのポーズと独特のプラナヤマ(ヨガの呼吸法)とを組み合わせることで、1つ1つのチャクラの浄化をしていきます。
・・・私は簡単バージョンですら、身体が硬すぎて正しくは出来ず、さらに補正が入りましたが(涙)、そのポーズとプラナマヤを地道に続けていくことで、身体と意識が変化。新しい次元の身体となっていくようです。
これはもはや、単なるチャクラクラスではなく、「プラブヨガ道」ですね。
昨年の春、うっかりプラブヨガのドアを開けたら、そこにはいくつもの新しいドアが、しかも、私が興味を持って探求したいドアが奥深くまで続いてました。残り少ない私の人生では、とてもそのドア全てを開けられるわけはなく、どう考えても、入り口付近のドアを少しだけのぞき見る感じで終わりそうです。
もっと若くて探究心に燃えている方は、身体の神秘、特にエネルギーボディについて、全身で学べるので、きっと面白いと思いますよー。
ちなみに今日、「108チャクラ瞑想」を申し込んだものの、仕事の都合で、あまり参加できなくなってしまったからと、この週末を利用して参加しにきたRYT500の生徒さんがいましたが、今朝の午前中のクラスに出ただけで「あー、もっと学びたい。来年はしっかり参加するー」と悶絶してました(笑)。

八ヶ岳の本部の庭に、いまミントが真っ盛り。昨日はミントティにして飲みましたー!

昨日のランチ用にミント入りヨーグルトドリンクを

裏庭に畑をつくって野菜がたくさん植えられてます。

もう1つの畑は雑草が生い茂りすぎて、何が野菜なのか何なのか、完全カオス状態。
これはきっと何かの花だと思うのですが・・・。