土曜日は休憩時間をのぞいた8時間、日曜日は7時間半、座学の時間以外はずっと身体を動かし続け、絞られ続けましたー。
2日間のクラスは参加者が10名と少なかったこともあり、先生の目が行き届くアットホームな雰囲気。自宅で行うヨガの個人指導やナディーチェック(脈診)を受け、一人ひとりにサティシュジ先生からのアドバイスがありましたー。
私はアーユルヴェーダと東洋医学と過去2回脈診を受けたことがありますが、サティシュジ先生の脈診は、それとはぜんぜーん違ってました。手首で取る脈診は基本ですが、脈診をとりながら、11名(通訳さんを含め)全員、一人ひとりに全く違う動作の指示が出され、あらゆる角度からチェックを受けた感じです。
アーユルヴェーダを学んだというノリコさんと二人で並んでサティシュジ先生の脈診の様子を見学していたんですが、ノリコさんも「こんな脈診は初めて~」と言われておりました。
私は手をグーパーしたり、腕を捻ったりするよう指示が出ましたが、その指示が出たのは私だけ。本当に一人ひとり全く違っていたのが印象的です・・・。東洋医学系で脈診を学んだことがある人にはさらに興味深いかもー。
1日目には自宅で行うヨガが個別指導され、2日目には参加者一人一人に食べるべきもの、食べてはいけないものなどの指導があり、今回は単なるヨガクラスというより「今の自分自身を知る」というクラスになっていました。
足腰の弱さも、肩や首の硬さも、はい、しっかり体感です。自分の身体しか知らないので、「人間の身体はこんなもの」だと思ってましたが、実は単に姿勢の悪さやパソコンの使いすぎ、運動しさな過ぎで出来上がっていたっことですね。
例えば、私は手首を腕に対して90度反らすことができませんー。自力では45度くらいが精一杯!でも、本来は90度曲がるように出来ているらしいー。何故こんな手首になったかというと、パソコンのマウスをずっと触る生活だったから。マウスハンドというらしいですー。
個別アドバイスは、私は7月末に八ヶ岳でまたお会いするのでその時に・・・ということで詳細はスキップになりましたが、体内の熱を上げる時間が人よりかかるので、飲み物は冷たいものや常温ではなく、温かくして飲むように。
そして、果物のジュースか果物を2時間おきに食べるようにとアドバイスがありました。果糖が必要なんでしょうかね。フルーツジュースはもちろんパックジュースではないので、夏の間は、毎日果物の日々が続きそうですー。
お水はこまめに飲むようにしていますが常温だったので、カップに入れたお湯が冷めたら熱いお湯を注ぎ足せるようにポットを用意しました。すぐに冷めちゃうのでキッチンに行く回数が増えますね(わざわざ立ち上がって歩くために、仕事机にはポットを置いてない)。
果物は、先週、沖縄のパイナップルと有機キウイを買って冷蔵庫に入れていたので、今朝はパイナップルをさっそく切って朝食に。キウイはこれから2時間おきに食べることにしますー。
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これは私への個別アドバイスで、一般的には果物は最適な食事時間があるため、真似をしないようにー。
ヨガの動きも、動作は同じでも行う回数が年齢で変わったり、あなたは何回、あなたは何回と、一人ひとりに指示があったりと、その人の身体を見ながらの指示があり、そういうところがいつものヨガクラスとは違いました。
自分の身体の脈をとることもやりました。脈を感じやすい箇所は身体にいくつもありますが、脈動を感じにくい箇所は、心臓の力が弱かったり運動不足ということもあるようです。
ヨガの個別指導は、苦手なこと、動かない部位を動かしていくヨガが指導されたので、私にはどれもハードルが高いモノばかり。私は前脚すると手が指先までしか床につかないので、夏の間に、手のひら全体がペタンと床に着くようになるのが目標の1つのようですー。←(現時点では、とても出来そうにないとすでに気弱になっている(笑))
2日間、苦手な動きをやり続け、ヒーヒー言いながら筋肉を使い続けていたのに、今朝、全然筋肉痛がなかったのは不思議ですー。ちょっと痛いところがあるかな程度。
この3月、イチゴ並に弱かった筋肉がキュウリに昇格してましたが、多少なりとも筋肉が強くなったのを実感できていますー。

これはプラナヤマをやっている一場面。足腰を鍛えるヨガとプラナヤマを交互に。

バレリーナのように足の踵と踵をそろえて180度に広げて(踵と踵の間隔はもう少し広げる)、脚をまっすぐにして立ちながら行うヨガを指示されたとき、私はヨロけて全然立てませんでしたが、サティシュジ先生は、180度どころか240度くらい広げて立たれてびっくり。7歳からヨガをしていると、身体はそんなところまで動くようになるんですね~。

これは2日のヨガランチ。運動量が多いので、炭水化物率高し。白いのはレモンライスとヨーグルトライス。カレー色のものはインド北部で栽培されている小麦。1日目は完食できても、2日目になると、一度に食べられるのは半分くらい。お腹もあまり空かなくなりますー。ニンジンの切り方にトリビアがあったので、それはまた別のblogであらためてー。
今回のクラス、はるばる兵庫県から参加された方が。6月末に同じクラスが大阪で開催されるのに、何故に~?と思ったら、少しでも早く受けたかったから~と。
いま八ヶ岳で開催されているRYT300も、会社員の方が参加されていて「夏休みでもないのに、2週間もよくお休みが取れましたね~」と聞いたら、1回参加したプラブヨガがとても良かったので、1年前から会社の人にRYTに参加したいので2週間休みたいと言い続けて、1年かけて同僚や上司の理解をもらって参加したそうですー。
最初から無理って決めてかからず、行動を起こすところが皆さん、すごい~。