先週金曜日、(株)プロアクティブの堀場さんにご来社いただいて行ったインタビュー。超がつくスピードで文字起こしがされて、さっそくyoutubeと記事にアップされていました。
→ 「みずのたま」インタビュー
打ち合わせなしのぶっつけ本番でしたが、仲良しの堀場さんだったので、安心のおまかせパック。きっとあとで読みやすく編集や構成が入るだろうと思っていたら、文字起こしは、喋ったほぼそのまま(笑)。動画は少しカットが入っています。
堀場さん、一人で機材かかえてやってきて、一人で撮影&インタビュー。そして文字起こしも自分で。ウルトラ忙しい人なのに、やること、早いです。
ということで、「みずのたま」テンプルを始めた頃のエピソードの部分を少しシェア。
――精神世界という業界にいながら、ビジネスとして会社経営に成功しているって。地に足をつけたスピリチュアルですね。とはいえ、会社経営で大変だったことはなかったですか?
最初はね、エドガー・ケイシーの仕事をするって思ったけど。通販だから、注文があって、請求書書いて、荷造りして発送してって言うのを毎日毎日繰り返しているわけですよ。
最初は注文もないし、電話もチリンとも鳴らないし、ファックスもならないし。家賃、高円寺24万だったんですよ、都内だから。で、24万の家賃を払おうと思ったら、結構大変なんですよね。
知らないから。借りちゃったけど。
だから最初はお金がね、貯金通帳に1000円以下の日。月末は必ず1000円以下でしたね。
それをかき集めて払って、足りない時は母に電話して10万か20万か送ってって言って。で5日くらいになるとお金が入ってくるんで、それで返してって。自転車操業!
最初は私、これを一生続けるのかって思って。請求書作って荷物作って発送してって。
私、エドガー・ケイシーの仕事してるけど、やってることはなんかお金の計算ばっかりだなって。最初はね。ちょっと一年くらいはね、これ一生続くの大変だなって思ったけど。
そのうち余裕が出てきたし。そのうち、いろんなことに取り組め始めたし。
怖いもの知らずで仕事始めちゃったから最初何もわからなかったけど、エドガー・ケイシー財団から講師呼んで、海外から呼んで。とんとお金ないのに、講師呼んでセミナーしたし。
本当に怖いもの知らずだったと思いますね。
怖いもの知らずでもありますが、何も知らなかったから出来たとも言えます。それまでケイシーセンターのスタッフとしてしばらく仕事をしているうちに、OL時代の貯金は使い切っていたので(理由はインタビュー本文で)、完全に0発信、0スタート。
当たり前ですが、商品の仕入れをしたら支払いが生じます。テンプルをスタートした時点では、ほんの少し顧客リストがあったものの、皆さん、毎月、ひまし油やオイルマッサージのお買い物はされないことは始めてから気がついた(苦笑)。 電話もFAXもチリンとも鳴らない日ばかりがずっと続き、電話壊れてない?と受話器を上げた回数は数知れず。
当時、同じようにヒーリングショップを開店したり、週末3日間だけアロマやバッチなどを扱うショップをやってます、あるいは、これからヒーリングショップをしたいのでその時にはケイシー製品も!という女性と何人かと知り合いました。
でも、みんなそのうちお仕事を辞めていなくなってしまったなか、飽きっぽい私が26年間、よく続いているわとあらためて思います。
自分の身1つ養えて、パートさんのお給料が支払えればそれでよしとした、大きな野望がなかったのが良かったのかも。
ちなみにこの時に借りた高円寺のお部屋、事前に夢に出てきてました。
夢の中では、玄関を開けたら広いリビングスペースがあって、そこに部屋が3つ並んでいる。一番左はケイシーセンターのスタッフが何人か働いていて右2つが施術ルーム。1カ所、夢の様子とは違ったスペースがあったけど、だいたいが夢にみたまんまのお部屋だったこともあり、24万円と家賃は高かったけど、ここにしようと借りました。
後年、この高円寺のお部屋はアロママッサージのサロンになっていて、偶然にも友人がここのマッサージセラピストになってました。そのお話はまたいずれ・・・。
堀場さん、インタビューありがとうございました~。いつか振り返ったとき2022年の私はこうだったなぁというベンチマークになりそうです。