5月23日にプラブヨガのお二人にインタビューした原稿。テープ起こし原稿をチェックしてもらい、英語で加筆修正されて戻ってきた部分をこの週末2日かけて翻訳し、今日、原稿に仕上げてWEBデザイナーさんに送りましたー。
パソコンの自動翻訳の精度があがり、いちいち辞書をひかなくても、翻訳作業がずいぶん楽に。文明の進化を感じますー。
WEBアップまではもう少し時間がかかりますが、それに先んじて、私が衝撃を受けた部分を一部をご紹介しますー。お話下さっているのは、サティシュジ先生です。
840万のヨガのポーズのうち、10万のポーズに至るプラブヨガの動きは解明されています。ですから、そのポーズに至る道を、どのように皆さんに教えればいいのかは知っています。
私たちは、クラスに座って生徒をみた瞬間に、彼らが必要としているヨガが分かります。ナオコさんがこの1年で学んできたプラブヨガも全体からすると、まだ幼稚園にも入っていないプレ幼稚園みたいなものです(笑)。まだまだ教えたいことはたくさんあります。
(中略)
プラブヨガの教えは無限大です。小さな枠組には入りません。壮大な概念なのです。私はマレーシアに住んで14年になります。これまでは短い海外出張しかしてきませんでした。日本に長期滞在するのは初めてです。マレーシアでは、ガン患者さんは朝5時半に私のもとにやって来ます。9時半頃まで患者さんと接し、その後はプライベートセッション。お昼頃にランチをとり、20時までヨガクラス。マレーシアとシンガポールでは兄も私もずっと同じルーティンをこなしてきました。日本で初めて違ったタイムスケジュールでクラスを開催しています。
昨年5月にRYT(ティーチャーズクラス)に参加し、その後、可能な限り、プラブヨガクラスに出ているにも関わらず、いまだ私は幼稚園にすら入園していないプレ幼稚園レベルだったとは(苦笑)。もう、笑うしかない。
60年近く完全インドア人間として生き、さらにこの40年間のパソコン生活で出来上がったガチガチボディゆえ、ゆっくりゆっくり変化させている途中だというのは自覚がありましたが、いったい、いつになったら私はプラブヨガ幼稚園に入園できるのでしょうー(笑)。
そして、プラブジ先生とサティシュジ先生のマレーシアでのスケジュールに驚く。昨年からの5時起き生活を「我ながらよくやってる!」と自画自賛してましたが、そんなものではなかったですね。
この3月、東京でRYT300があったとき、1日だけ参加させてもらったことがあります。その時、プラブジ先生はAirbnbで借りていた一戸建ての玄関前から一歩も外に出ておらず、ヨガクラスの間は、ずっとヨガだけを教え続けていたと言われてました。
気分を変えるために散歩に行くとか、どこかお店を冷やかしにいくとかもなく、本当にヨガ人生一筋なんだなぁとあらためて驚きます。日曜日の夕方、サザエさんの番組が始まると、翌日からまた始まる通勤や通学の日々を想像して憂鬱になる人が多いと聞きましたが、そういう人生では全然ないですねー。
Facebookやインスタをひらくと「どこに行った」「誰とあった」「何を食べた」の投稿で埋め尽くされていますが、おそらく、そういった外側に刺激を求めずとも、内側で豊かにエネルギーが回っているんでしょうねぇ。きっと見ている世界、感じている世界も違うでしょうし。
ヨガを教える以外の時間は、世界中の生徒と連絡をとったり、ご自身のテーマや研究をされているんだとは思いますが、いずれにせよお二人に「時間つぶしにインスタをずっと眺めている」なんて時間はなさそう。極めた人たちの潔さを感じます。

写真は、先週参加した八ヶ岳のRYTで夕食に出た、ちょっと酸っぱいパンケーキ。種を一晩発酵させて焼いています。1日経つとパンの中の微生物の様子が変わるらしく、残ったら全部捨てるって聞いて、私は一人で5~6枚食べちゃいました(これとは別に、ゴハンとカレーも食べてる(笑))。1週間経ったいまでも、また、このパンケーキが食べたい(笑)。