土曜日の朝、
『最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる』の古田真一さんのお話を聴きに、吉祥寺まで行ってきました。もともとは吉祥寺にあるプロアクティブの社員向けの研修のいっかんのお話会だったんですが、せっかくの機会なので・・・と20人ほど、プロアクティブの取引先さんやご縁のある方に声をかけていただいた、というわけです。
古田真一さん、しんちゃんはどんな方か・・・。
プロ野球選手になりたくて、高校卒業後も就職せず26歳までひたすらトレーニング。怪我や年齢のハンディもあり、結局はプロ野球選手になれず、26歳にして保険会社に就職。ところが、同僚、上司の働く姿勢に納得できず2ヶ月で独立。営業のノウハウも仕事のスキルも何も身につかないうちの無謀な独立のはずなのに、契約したお客様や出逢った人がお客様を運んできてくれて、あれよあれよという間に、保険セールス日本一を2年連続で獲得、保険契約最高額を記録。
大阪八尾にあった古い自宅を隠れ家的なフグ料理店に改装し、そのオーナーとしても活躍。あるyoutubeには月収1億と書いてありました。月の売上が1億なのか、月収なのかはクリアではありませんが、月商としても、保険営業では最高ですね。
見える世界における履歴、キャリアは、こんな方です。
youtubeには、ビジネスで成功した経営者や芸能人が、自分の信条や働く姿勢、経営ノウハウを語っている番組がいくつかありますが、その、どの番組とも違っています。仕事を通じて自分がもたらしたい世界、そうありたい世界や次元が全然違う。物理的世界の法則ではなく、完全にあちらの世界の法則で生きています・・・(笑)。
保険営業日本一になるなんて、どんな営業ノウハウ、戦略を持っているんだ?と、何人もの保険会社の人たちがその秘密を探りに来ても、古田さんの話すその秘訣の意味が分からず、そのまま帰っていかれたそうで・・・(笑)。
しんちゃんが実践している「営業の秘訣」について語られている部分、少し抜き書きしてみます。
そうや、(保険の)営業をやっているんだから、1日、2~3人に会おう。(中略) それですぐに保険の話をすると喜ばれないから、まずは保険の話はせずに、「今日、しんちゃんに会ったら、笑顔になれたわ」「今日しんちゃんに会ったら、元気になれたわ」と言われたら、その日の営業は「○」にしよう。つまり、相手の笑顔をつくれたら「○」。こう考えたら、ワクワクしてきたんです。
1日2~3人の笑顔をつくる。
これを1年続けたら、約3人×365日で、約1000人の笑顔をつくることになります。
「そうや!自分は、1年で1000人の笑顔をつくる男なんや!」 つまり 「仕事=保険を売る」じゃなくて、「仕事=1年で1000人の笑顔をつくる」。 1年で1000人の笑顔をつくれば、ゴハンくらい食べていけるんじゃないかな。やば・・・コレ、最高すぎひん? よし、これで行こう!
でも、どうやったら毎日、2~3人の笑顔をつくれるのか? 僕はさらに考えました。
そうやな・・・目の前の人を幸せにするには、まず、自分が毎日幸せで、楽しい気持ちじゃないと。それなら、どうやって自分を毎日、幸せな状態にすればいいのか?
(中略)
そこで翌朝から、起きてすぐにシャワーを浴びることにしました。第一声で「幸せだなぁ~」と言いながら、お湯を浴びるようにしたんです。このとき浴びるお湯は、お湯じゃなくて、「幸せのエネルギー」だとイメージします。
めっちゃ幸せが降り注がれているな~、幸せのエネルギーを浴びてるなぁ~、とイメージするんです。(中略) 汗が出てきたら、自分が幸せでもう満タンになって、溢れ出している状態だと。この溢れ出した幸せで、今日会う人がめっちゃ笑顔になるところをイメージするようにしたんです。(中略)
とにかく「幸せからスタートして生きる」と決める。(中略)
これを毎日やるようにしてから、少しずつ人生が変わり始めたんです。

今日の朝瞑想のメンバーには、さっそくこの本を紹介。一緒に「幸せ」のシャワーをイメージしてみました。ケイシー流の瞑想ですから、もちろん「祝福」のシャワーも! ケイシーリーディングの重要なメッセージの1つは、「祝福の水路」として生きる、ですから。
ケイシーのリーディングには「1日3人を笑わせる」というススメもあります。「笑わせる」とまではいかずとも、お互いが笑顔で話しができたなら、その日は二重丸ですね。
ちなみに、相手が喜んでくれなくてもオッケーなんだそう。相手の反応は自分にはコントロールできない。自分が自分を幸せで満たすことだけ考える。それに、喜んでもらおうと思った相手から何も感謝をもらえなくても、宇宙は別の形で、しかも倍返しで返してくれることを知っているので、とにかく、最高の状態に自分を整え、目の前の人に集中するだけ・・・。
なんと、素敵な!
朝、「自分は幸せ」から1日をスタートする。幸せの周波数にあわせ、幸せに満ちあふれているから、そのあふれた幸せを今日出逢った人にお裾分けしていく。そんな幸せな自分に宇宙は今日、そんな素敵なことを運んでくれるんだろう?
そんなワクワクで1日が始められたら、もうそれだけで幸せです。
自分の人生、自分の気分は自分でつくる。
そんなことが実感できる1冊です。
野球をやっているときのトレーニングも、怪我をしたときの秘密の(笑)イメージトレーニングも、この幸せのシャワーも、決めたことは1日も欠かさずやり続ける、というのが、しんちゃんの素直さ。
「月のしずく」のお水も、初めて飲んだときに「これは僕に必要」と思って、それから毎日欠かさず5年間飲み続けているそうですよ。
大阪の八尾にあるしんちゃんのフグ屋さん、私も誘って下さいー(笑)