土日は、2日間にわたり、プラブヨガの「7つのチャクラクラス」と一般クラス3つを受けてました。朝10時半から夜の9時半まで。1回、長めのランチ休憩があった以外は、ほぼぶっ通し。
10時間のヨガを2日間というのは初体験。
今年のお正月、ひさびさに新潟で2日間ヨガをしたら3日目の朝は、筋肉痛でそろりそろりと歩く感じでした。しかし今回は10時間×2日。月曜日は起きられるかと心配してましたが、意外にも筋肉痛がなく、元気に動けています。ただ、日曜日の真夜中は、スマホの津波警報がずっと鳴りっぱなしで睡眠不足。今朝は5時起きで睡眠不足と、2日連続で睡眠が足りてないので、今夜は早めに寝なくっちゃと思っていますー。
さて、「7つのチャクラクラス」。
単に7つのチャクラを活性化するだけではなく、1番下のチャクラから頭頂部に向けて、エネルギーをあげていく、ということをやっていきました。
よく誘導瞑想などで、エネルギーを身体の中で上げる、下げる、あるいはハートチャクラで合わせる、などということをやりますよね。エネルギーの流れが実際に感じられる人以外は、イメージでやっているだけかと思います。
しかし、さすが長い歴史を持つプラブヨガ。今回のチャクラクラスは、非常に具体的、かつ物理的なヨガのテクニックが教授されました。わたし達の周りに偏在しているコズミックエネルギー(宇宙エネルギー)を、下腹部のエネルギーセンターにいったん集める。そして、それを少しずつ引き上げていく、というヨガのテクニックです。
あまりに情報が多く、1回通しで受けただけではとても消化できていませんが、単に意識やイメージだけだったものが、肉体的な、あるいは解剖学的な事象として繰り広げられていきました。
『体内に生物学的な火(Bio Fire/純粋で神的な火のエネルギー)を発生させ、そのエネルギー(ピッタ)を上昇させる方法は技術であり芸術的です。このテクニックは古代インドにおいて、特定の聖者グループが自らの聖性を高めるために訓練してきた秘儀、奥義だったため、長く秘されてきました。生物学的な火(Bio Fire)が起きる火元は「へそ」のチャクラにあります。』
激しく腹部で呼吸を繰り返す火の呼吸は有名ですが、ここでわたし達がやったのは、比較的静かに下腹部に火を起こす方法。
「火を起こした状態」がどういうものか、言葉で説明しにくいからと、プラブジ先生がデモンストレーションをして下さり、わたし達は交代で先生のお腹に手を当てる、ということをしました。
私は最初、先生の足許に離れて座っていたんですが、先生が体内で火を起こされたら、少なくとも50センチは離れていた私も身体が熱くなりました。これは、そばにいた何人もの人が同じ体験をしています。先生のお腹に手をあてさせてもらったときには、それほど熱を感じていないのに、自分の背中が汗ばむほどに熱くなっていました。
プラブジ先生だから、それが起こったのかもーと思っていたら、ペアになって練習した際、パートナーが腹部に火を起こすと私も一緒に熱くなり、私がやると、そばに座っていた彼女に体感がありました。
鈍感タイプの私に体感があったってことは、皆さん、出来ます!
気温が高くなったわけでもなく、また体内で火を起した人だけではなく、周りにいた人の身体まで、ひとりでに熱くなる、というのは考えたら不思議です。
そして、こういうヨガをしていると身体の内部でエネルギーが満ちてくるので、それほどお腹が空かないと。
実際2日目は、ランチに配布された「ミルクドリンク」を1カップ、「豆」を少し食べただけですが、それで夜9時半の終了までお腹を空かせることなく動けていました。1日目のお昼はすでにすっかりお腹を空かせて、提供された豆はほぼ完食。でも2日目は、そんなに食べ物が必要ない感じ。
運動量を考えたら、かなりのカロリー消費をしているはずですから、1日目と2日目の空腹度合いの差は興味深いです。
関連があるのかないのか分かりませんが、土曜日の夜、自宅でお風呂に入ろうと服を脱いだら、おへその上下に、5センチずつ、長さ約10センチの赤い直線が出来ていました。土曜日は
竹布のスパッツを履いていたので、繊維で赤くなったということではないと思うのですが、ずっと下腹部のチャクラを活性化させていたので、その影響なのでしょうか? 翌朝にはすっかり消えていましたが、不思議な線でした。
2日間かけても、7つのチャクラに関して、ごくごく一部のテクニックを垣間見ただけですが、このピッタを上昇させるテクニックをはじめ、全てのチャクラに関連するヨガのテクニックは、長きにわたって、一部の探求者にのみ伝えられてきた秘儀、奥義だったものだろうと推測します。
それが、一般の、それもヨガ未経験者にも公開されている、というのは、限られたごく一部の霊的探求者だけが霊的に目覚めるのではなく、望めば、全ての人が霊的に目覚められる時代が来た、ということなのかもしれません。
実際、今回が日本で初めてのチャクラクラス。さらに「初めて人に教えた」というものも含まれていました。
余談ですが、チャクラクラスのご案内文、元の文章は、プラブジ先生の弟であるサティシュジ先生が書かれています。プラブジ先生もスーパー頭のいい人ですが、サティシュジ先生はさらに、解剖学、医療分野からのヨガを探求されているので、書かれる文章が医学的で難解。最初、届いたチャクラクラスの案内は、ほぼ解剖学的な記述でした。
しかも、ヨガ的な解剖学なので、私にはさっぱり状況がイメージできない。とはいえ、最初届いた文章はそんなに長くなかったので、1日もあれば日本語に出来ると軽く思っていたら、解読と文章構成に実に3日かかりました(苦笑)。
それに、私の、なんちゃってチャクラの知識ではとても太刀打ち出来なかったので、本山博先生のチャクラの本を2冊引っ張り出して、本山先生のチャクラ体験も加味しつつ…(笑)。
例えば・・・
第6チャクラの案内に、一言「静かなる循環」と書いてありました。しかし、この「静かなる循環」が分からない。これはどういう意味ですか?と質問して、届いた内容をみてビックリ。その返信をもとに書いたのが、これです。
ナディには3つの大きな主要幹線があります。脊髄に沿って流れるスシュムナ、その周りを螺旋状に巡るイダとピンガラ。この3つのナディを通ってプラーナは脊髄で交差しながら、第3の目で全てが合流します。そしてアンニャ・チャクラ(第3の目)でしばし高酸素状態を作り留まり、頭頂エリアでエネルギーの循環ループを発生させます。
「静かなる循環」が、こんなプラーナのループだったとは! まるで謎々や暗号を解いていくような・・・(笑)。
次の東京クラスは、2月20日(日)です。次のテーマは内分泌腺。ご案内文は今週末までにはアップします。
プラブジ先生は、これまでずっと2週間ごとに国や地域を変えてプラブヨガを教えてこられていましたが、コロナのおかげで世界を巡れなくなったこともあり、1年半もの間、ずっと日本に留まって、日本各地で教えられています。わたし達日本人には幸運なこと。これも神の計らいでしょうか?
ともあれ、単なるアーサナ(ポーズ)しかイメージのなかったヨガですが、その奥にはさらに深く自分の身体を探求できる世界が待ち受けています。
興味をもたれた方は、是非一度、プラブジ先生から直接プラブヨガを。自分の身体がいかに動いていないか、詰まりがたくさんあるかも含め、いろんなことに気づくと思いますよ。
今回のチャクラクラスには立派なテキストが出来ていました。といっても、これはざっくりバージョンで、本格的にチャクラを学ぶクラスのテキストは、200頁くらいのが2冊あるそうですー。
土曜日はプラブジ先生のお誕生日だったので、お祝いのお花を持っていきました。さらに、東京の仲間が美しい薔薇を用意してくれて、夕方には大輪の薔薇が入った豪華な花かごになりました!
沖縄のヨガ仲間がグルテンフリーのベジタリアンケーキを焼いてくれ、夕方は、そのケーキにキャンドルを灯し、皆さんでお祝い。ケーキはその場にいた全員の胃袋に入りました!美味しいベジケーキでした!
これは1日目のチャクラクラスで配られたヨガフード。今回のラドゥ(黒い団子みたいなもの)は一番作るのが難しかったそうですー。
2日目のフード。これにミルクドリンクがついてました。発芽させた豆づくし。ムング豆以外は加熱されています。しっかり動くので、豆でしっかりプロテイン補充です! ちなみに全部、プラブジ先生がホテルで用意されたもの。先生の宿泊の部屋はいったいどんな感じになっているのやら(笑)。
「腹筋鍛える」の巻(笑)
これもヨガクラスの一コマ。確かこの後で、右脚を上げましたー。