その体調不良は、毎日飲んでるジュースかもしれない

横浜の綱島で鍼灸師をしている従弟の大輔くん（くん　と書いていますが、すでに50代のオジサンです(笑)）から、「自分の体調不調の原因を探っていたら、好きで毎日飲んでいたスパークリングジュースだった！」とメールが来ました。

大輔く～ん。健康オタクで、食生活には気をつけていると思っていたら、そんな飲み物を毎日飲んでいたとは！　スパークリングジュースは炭酸飲料ですが、果汁100％から作られるので、いっけん身体にいい飲み物に思えます。

が、炭酸飲料は炭酸飲料ですから～。

＊ケイシー療法では、炭酸飲料はNG飲料で、決して飲まないようにと警告されています。

　たとえばこちら

人は「好きなもの」には甘くなるんだなぁ～。

…と、書きつつ、実は私も大輔くんのことを笑ってはいられない体験を昨年しています。

昨年、時々野菜を取り寄せているネット通販に「シソジュースキット」というのがありました。自分でシソジュースを作るセットです。シソ、好きなので注文してみました。

中身をちゃんと確認しなかった私もうっかりでしたが、届いてびっくり。シソジュースの原材料は「赤シソ、砂糖、米酢、以上！」というシンプルながら、入れる砂糖と米酢の量が半端なく多い（ネットを検索すると、作り方や材料の量が微妙に違っていましたが、私が使ったのはグラニュー糖1キログラムと、米酢300ml）。

シソジュースって、こんなに大量の砂糖と酢が入っている飲み物だったとは知らなんだ。

シソを捨てるのはもったいない。砂糖と酢は、普段全く使わないので、我が家のキッチンに残しておいてもずっと棚の中に入れっぱなしになるだけ。

そんなに大量に作るわけでもないし、少しくらい飲んでもいいか～と、さっそく作って飲みました。

シソジュース、酢が入っているので、大量に砂糖が使われているのに、ほとんど甘くありませんー。さっぱりして美味しいこともあり、それから毎日、シソジュースをカルピスを割るみたいに割って飲んでいたら、１週間後、左手の親指の関節が痛い。

関節リウマチなったかと思うほどで、特に朝は違和感が大きい。

もしかして、この1週間飲み続けていたシソジュースの影響かも？とすぐにジュースを飲むのを止めました。しかし、この時点ですでに私は作ったジュースの半分ほど飲んでいたので、お腹の中には、合計500gの砂糖と150mlの酢を投入していたことになります。

飲むのを止めたからといって、すぐに痛みがひいたわけではなく、その後、２か月くらいは親指を使うたびに痛みがありました。それでも薄皮をはがすように少しずつ痛みや違和感が薄れていきましたが、全く痛みなく左手が使えるようになったのは、昨年末くらい。

痛みが消えるまでに、実に５か月かかったことになります。

もしかしたら、他の要因があったのかもしれませんが、普段、ほとんど甘味料をとってないのに、いきなり大量の砂糖を摂取してしまった影響は大きかった気がします。

リウマチや関節炎の方、もし、甘いものが好きなら、止めたほうが賢明です。壊れてしまった細胞の修復までは少し時間がかかるかもしれませんが、砂糖は無くても全然生きていけますー！

それにしても、酢が入っているので砂糖の甘味はそれほど感じない分、こういった種類の飲み物は危険ですね。１度、自分で作ってみると、どれだけの砂糖を使っているか実感しますよ。シソジュースの美しい色に惹かれて作ってしまいましたが、シソジュース、もう作りませんー（自家製で作る方は、砂糖の量を減らすことをお勧めしますー）。

多くの方が春先から作り始める酵素ジュースも大量の砂糖が使われています。酵素ジュースの砂糖は酵素の餌になって分解されているから大丈夫と皆さん言われますが、それ、ちゃんと検証されてます？　血液観察会などで血液をみると、酵素ジュースを毎日飲んでいる人の血液は、決して、いい血液ではなかったです（自分のも含め）。

そして、飲み物ではありませんが、お寿司も酢＋砂糖が大量に使われています。さらに塩が加わっているので酢飯をそれほど甘く感じませんが、お寿司は全然健康食ではありませんー。

炭酸飲料も、ここ数年ブームのようで、自宅で炭酸を作る器具を買って自家製炭酸を楽しんでいる人も多いようです。しかし、身体に行きわたらせたいのは酸素。炭酸を飲むなら、フツーのお水のほうがよっぽどいいです。

いずれにせよ、知らないうちに、いつの間にかお腹に入れてしまう砂糖には要注意です。