嬰児(みどりご)イエスを抱いた女性のリーディング

今日のblogは、本日配信したメルマガと同じです。
午後1時すぎに送信ボタンを押したんですが、私のうっかりミスで配信できておらず、夕方配信しなおしました。人によっては、同じメルマガが3通届いてしまった方もいらしたかもしれませんー。こんな長いメルマガが3通届いてしまった方、申し訳ありませんでしたー。

今日のメルマガのトピックは、過去生で、ベツレヘムの宿屋の娘としてイエス誕生の場に居合わせただけではなく、イエスをその胸に抱くことができた女性へのリーディングでした。メルマガ読者のクリスチャン率はとても低いですが、ケイシーが語るイエスの物語は、聖書を読んだことのない方の心にも美しく響くのではないかなと思っていますー。

クリスマスイブということもあり、せっかくなので、blogにも貼り付けますー。



今日は12月24日。クリスマスイブ。今日の日没からクリスマスの1日が始まりました。

ケイシーのリーディングには、イエスの生涯、聖母マリア、そして当時、イエスと同時期に生きた人たちのリーディングが数多く遺されています。

私はクリスチャンではありませんが、毎年この時期には、イエスやマリアについてのリーディングをご紹介しています。

今日がクリスマスということもあり、イエスがベツレヘムで生まれたとき、宿屋の娘としてイエスの出生を間近に目撃し、イエスを抱いた2人目となった女性についてのリーディングをご紹介します。

長いリーディングのため、ご紹介できるのは一部ですが、あの夜、何が起こったのか、想像しながら、ぜひ味わって下さい。



『実体はあの宿屋の主人の娘であった。そして、傍に立ち…その赤子のキリストを腕に抱いた2番目の人であった』(1152-1)


『その滞在において、われわれはこの実体が、その宿屋にやって来た幼い聖母よりもわずか一歳年下であったのを見る。この実体はその宿屋で両親の手伝いをしていたのだ。

実体は当時、名前をサラファ(またはサラ)といい、すべての人に崇敬されていた、もうじき母となろうとしているあの方(*聖母マリア)と、あの父親に来ていただける場所を準備する手助けをしたいと願い出た。

*1152-1では、名前はJenife/ジュニフとなっている。本名と呼び名の2つをケイシーは述べた可能性あり

あの岩穴が、あの洞穴が、あの馬屋が人で一杯になっていると知らされると、この実体は「ああ、いそがなくては」――どんな体験が待ち受けているのか、実体の存在の本質に何が待ち受けているのか見届けたくて、早く仕事から解放されたいと願った。

そして、家での仕事から解放されるとすぐに、その場所はすぐ近くであったので実体は急いで向かった。 この実体があの前夜、入り口に歩み入ると、光輝く主の星がいよいよ近づいて来た。 そして実体は、あの羊飼い達が聞いたように、「地には平和、人々には恵みがありますように」というのを聞いた。

新しい経験というあの畏怖を胸に、聖母が横たわっておられるあの一画に急いで行くと、主の星の光がその場所を満たしていた。 そうして実体はまずあの嬰児(みどりご)を見た。これはこの上ない体験であったが、なおその上、彼女は、その栄光に輝く嬰児を自分の腕にも抱かせてもらいたいと願ったのである!

実体はまた羊飼い達が集まってくるのを見た。そして翌日には賢者たちが、獣、つまりラクダに荷物を載せてやって来るのを見た。 助けを必要とし、頼れる人のいない聖家族を――神は彼らと共におられたが! ――守り、助け、準備をしてきた人々を、賢者たちは大いに誉め讃えた。彼らがいる雰囲気を経験し、また、実体の理解できない外国語で語られるのを体験した』(1152-3)



この女性(そしてもちろん、その場に居合わせた人たちは全員)、イエスの誕生を目撃するという恵みを得ることができました。

そしてその恵みは2000年経った今でも、彼らの魂に喜びを与えてくれています。

『おぉ、あの宿屋の娘よ、主の栄光を目撃した者よ、あの経験にしっかりつかまれ。 汝の魂と存在を満たしてくれる、あの喜びと恵みの感情をしっかり保て。 それは、主の足元に注がれた地の恵みと、あの栄光に満ちた場面を見に来た貧しい羊飼い達――彼らもまた救い主の御顔を見ることを妨げられることはなかった――の経験したもので汝を満たしてくれる。

おぉ、宿屋の娘よ、汝もまた主の御顔を知るであろう――それには内に向き直ることだ! なぜなら、そこにおいて汝は主にまみえるからである。あの日々、何週間も、何ヶ月も、何年も、汝はあの栄光に満ちた経験を何度も思い出したように。嬰児なるイエスが汝の腕に横たえられたあの日の輝かしい出来事を何度も思い出したように』(1152-3)

嬰児(みどりご)イエスを抱いた女性のリーディング_c0125114_20081604.jpg


この女性は、2000年前、何故自分が、そのような恵みと栄光を得るという体験が出来たのかとケイシーに尋ねています。それに対しケイシーは「この人には、自分が神の水路となって生きられるようにと願い求める気持ちがあったからである」と述べています。

Q)私のどの過去生が、宿屋の娘として生まれるだけの徳をもたらしたのでしょうか?
A)『これまで示した過去生からわかるように、探求心や、なお一層近づきたいという願望、自らを進んで捧げる気持ちがもたらされたのである。

「私の意志ではなく、おお神よ、汝の御心が私の内に私を通して行われますように」と主が示されたように、人が水路として用いられることを求める心を持ちさえすればよいのであるが。 これこそが、あの当時の実体がそうであったように、主の御顔を知ろうとするすべての人の叫びであり、経験である! 』(1152-3)



主イエスが生まれた夜、ベツレヘムの夜空には天界の音楽や歌声が響き渡ったとケイシーは述べています。

リーディングには、あの夜、天界の音楽を聴いたと言われた人が何人も記録されています。


『主の星が現れ、光り輝き、天界の楽奏が「地には平和、神を信ずる人々には祝福あれ」と喜びの歌を歌うや、人々は皆畏れた。すべての人々はその波動を感じ、大いなる光を見た――馬小屋の向こうにいた羊飼い達だけでなく、宿屋にいた人々も同様であった』(5749-15)

『この実体は、音楽家であり、夢を見る者であったが、羊飼いでもあったからである――歌を聴き、光を見た人々の中に居た。 そして、ベツレヘムの馬小屋で何が起きるかを見た人々の中に居た』(1859-1)



この天界の音楽は、もう奏でられていないのでしょうか?

残念ながら私は聴いたことがありませんが、瞑想中、あるいは長期の断食中にその音楽に触れたという人の文章は読んだことがあります。モーツアルトやベートーベンといった作曲家はその音楽に触れながら書いていたのかもしれませんね。

今日はクリスマスイブ。世界中が祈りの波動に包まれる2日間になりますね。肉体は自由に世界を旅することはできませんが、意識は瞬時に世界と繋がります。来年をどのような1年に創造したいのか。一人ひとりが平和の祈りで繋がれたらと思います。


イエスにまつわるリーディングを最近、blogで2回ご紹介しました。
お時間のあるときにでもお読み下さい。

聖母マリアとイエスの出生の秘密 
イエスのインド修行
 
過去のメルマガでもイエスと聖母マリアについては、何度も書いています。メルマガバックナンバーサイトの検索画面で「イエス」と検索して下さい。 



by hiroshimapop | 2021-12-24 20:09 | エドガー・ケイシーリーディング

ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルの店長日記


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