聖母マリアとイエスの出生の秘密
2021年 12月 22日
Q)このドラマにおける自分の役割として、アンはマリアの母となる準備ができていたのでしょうか?A)おおまかな意味においてのみそうだが、任命された後のマリアほど具体的なものではなかった。 よろしいかな。 アンがその子が父親なしに生まれたと公言したという事実は信じられなかった。 それは、今日多くの人が、大師は処女懐胎であったと言っても、人々は「それはありえない!」と言うのに似ている。彼らは、それは自然の法則に反すると主張する。 しかり、それは自然の法則である。
それは、かつて人が為したことだが、精神を物質に投射することで、自分自身を分離させ、物質に閉じ込めたことに示されている通りである。 それ故に、封じ込められたということが始まりであった。 それ故に、最後には、この封じ込めが壊される時が来なければならないのである。 そしてこれがあの特別な時期に始まったのである。 唯一というわけではない――この特別な時期にアンによって、そしてその後で息子としての大師がそうである。しかし、処女懐胎による娘の息子として、天父が肉においてもうけられたただ一人の子としてである!Q)マリアもイエスも、人間の父親を持たなかったのですか?A)マリアもイエスも、人間の父親を持たなかった。 彼らは、地上に関する限り、一つの魂であったのだ。なぜなら、(さもなければ)彼女は肉の中に転生することはなかったからだ。よろしいかな。Q)マリアが選ばれた時、彼女は何歳でしたか?A)4歳だった。 また、あの階段のところで、天使によって「選ばれた者」として指名されたのは、12歳と13歳の間であった。Q)乙女達のトレーニングと準備について説明してください。A)まず肉体面での訓練がなされ、そして、純潔、純粋さ、愛、忍耐、辛抱などに関する精神的な鍛錬がなされた。 これらはすべて、今日であれば多くの人々によって「迫害」と呼ばれそうなものによって為されたが、しかし、肉体と精神の強さをテストするものであった。 そしてこれは、食べ物の栄養を守ることで栄養状態を配慮する人々の監督の下で行われた。 このようなやり方で、乙女達は訓練され、導かれ、守られた。(5749-8)
肉が、精神的存在(あるいは霊的自己と精神的存在)が自分自身を物質に押し込める活動であるように、また、霊は―主が言われたように―男性でも女性でもなく、それらは両方であり――また1つである。
そして、人間が霊において《創造的諸力》から完全に分離するような段階に達した時、人が今日知っているような肉が、物質次元において現実のものになったのである。それ故、処女懐胎とは、霊によって躍動させられるほどに肉体と精神を霊に同調させることである。
そうして、かの霊、大師の魂は、かの母の同意によって、物質次元の存在に入られたのである。このことを汝らは地上において受胎として知るのである。(5749-7)-8