コロナの新規患者数が減り、街には人が増え、活気が出てきました。新幹線も満席まで行かずとも、まぁまぁの乗車率です。レストランも遅くまで営業するようになってきたし・・・。
私の周りにはこの8月、9月、コロナに罹って高熱を出した人がけっこういて、一緒にいた人のなかで、コロナに罹っていないのは私だけだった、ということも(驚!)。
そんななか、高熱を出したからこその恩恵を感じている人が数名。
整体に行ったら、ずっと硬さがあった肝臓が柔らかくなっていますよ、と言われた人。なんだか以前より元気を感じている人。
プラーナの通り道をナディといいますが、ナディなのか、神経なのか、経絡なのか、あるいは体液なのか、何か体内の巡りが良くなってスッキリしている、という人。
本人たちは、コロナに罹ったことで抗体も獲得でき、高熱が出たことで身体もすっきりし、罹ったことを心から喜んでます。高熱を出して寝込んでいるときから喜んでましたから、そんな精神状態も、すみやかな回復に大きく寄与してます。
身体のことではないですが、長期に休んでしまった自分を責めるどころか、温かく迎えてくれた職場の人たちの様子に「それまで気がつかなかったけど、自分は天国で働いていたんだ」と気づいた人も。。。
社会全体が恐怖と不安におびえているなかで、同じ出来事が起きても、それを喜んでいるという・・・。本当にあっぱれな人たちです。
コロナで辛い思いをされた人は、「喜ぶなんて不謹慎な!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、でも起こったことをどう受け止められるかで、見える世界は変わってくるんじゃないかなぁ。
私はスタッフに、数年に1回、インフルエンザに罹って高熱を出すのは長寿の秘訣だから、時々は高熱を出すのはいいよ~と言っています。高熱を出すのは悪いことばかりじゃないんです。
もうずいぶん前、安保徹先生の講演会に行ったら、安保先生も、免疫系を鍛え、身体の浄化になるから、インフルエンザ患者がいたら、近づいてそのインフルエンザをうつしてもらう。それが健康の秘訣~!みたいなことをおっしゃっていました。
とはいえ、これは、うまく高熱を通過させることができたら・・・の話。
乳幼児と高齢者は、すぐに対処した方がいい場合があるので、普段、健康な人は、という条件がつきますが、高熱が出たからと、すぐに病院に行って解熱剤を飲んだり、何か注射をしてもらうことで、かえって身体を複雑化させてしまう可能性あり。
熱が出たら、私だったら、出来るだけ体内をアルカリ性にすべく、絞ったレモンでホットレモンを作って飲んだり、柑橘系を食べたり、あるいは重曹水をチビチビ飲みながら、あとは自分の身体の内なるドクターや看護師だちが働くのを邪魔しないよう、温かくしてひたすら寝てます。
画像はこちらから拝借してます
日本には昔から高熱のときの手当法はいろいろあります。おばあちゃんの知恵袋的なものをいくつか知っていれば、まずはそれで対処して様子を見るというのも1つの方法。梅醤番茶も冬の強い味方。
この前、大阪に能に観に行ったら、後ろの席の皆様方が「今年はインフルエンザワクチンを早めに予約して早めに打ちに行く」と言われておりました。春か夏にコロナのワクチンを2回打って、さらに秋にインフルエンザワクチンですか。
遙々能楽堂まで来て、3時間の能の観劇に耐えうる体力と元気があるんなら、インフルエンザに罹っても、治るんだけどなぁと私はひそかに思ってました。