そして、今回初めて、ソマティックのセッションを受けられた方から、こんなパワフルなご感想をいただきました。ソマティックの慈愛のエネルギーが確かにお一人おひとりに届いているんだなぁと読んでいて嬉しくなりました(長文でしたので、少し短く編集しています)。
19日にソマティック・エナジェティクスのセッションを受けて(20日記)本をあらかじめ読んでいたので、身体がこのように自由になるのかどうか興味があった。最初、誘導瞑想のとき、座ってられなくて、途中から横たわって、自分を楽にしたら咳が出始め、上向きにいられなくなり、カメラから背を向けるようにして、しばらく身を縮めて過ごしているうちに、治ってきたので、再び上を向いて楽にする。背骨が揺れる、地震が来たのかと思った。そのうち、黄色の光だったのが、下からブルーが見え、グリーンに変わったと思った時に「グリーンの光を送ってヒーリングします」とPCから声がして、これのことかと思った。あとで、それはパワーストーンを使ったものだと説明があった。 その後、しばらくしんみりしていて、横顔の妖精のような羽をもった姿が編み物しているのが胸のあたりに見えた。そのうちその人が黒人の女の子みたいな姿に見えてきたので、自分はこういう部分を無視していたと悲しく、申し訳なく思って涙が出てきた。そのあと、足がむずむずしてきて、動かしたくなり、右足を挙げて手でささえたり、左を同じようにしたり、あとブリッジみたいにのけぞってみたりとか、やっていた。最後、足の裏を合わせて膝をひらいて両手で足をもつポーズをしたら、太ももがいたくなったので、やめてうつぶせになって休む。ちなみにヨガは習ったことはあるのだけど、体が硬いことと、決められたポーズをするのがつらくなってきて、数か月でやめてしまったことがある。ポーズはほとんど覚えていない。けれども習ったという体験はいろんなところで生きるのかもしれない。再び上を向きたくなって向いて、目を開けたくなって開けて天井をじっと見る。
ぼーっとしているうちに終了の合図が来た。コメントと感想が始まっていた。2番目に呼ばれた。ヨガみたいに動いていたこと、両腕が開かれてゆき、自分のハートが開いていくだろうということを余裕をもってどうのこうの、という話を聞いて、私はうなづいていた。
最後から2番目に話された人が、悲しみでいっぱいになり、そのことを泣き始めて喋りだしていた。マイケルさんは、言葉の意味を聞く前に(まだ通訳されてない)「あなたの感情を感じていて、呼吸を深くすることを…」と教えていた。
セッションの終わりにあの黒人の女の子は白と茶色のドレスをきてこちらを見てくれたんだ。うれしかった。わたしがこんかい一番うれしかったのは、暗黙の制限が取り払われて、自分の身体を自由に動かしたり休ませたりすることができたことである。人の手が身体にのるヒーリングでは、眠ったり動きたくないときはいいのだけど、動いて調節したいときは少々うざくなる。野口体操の人の本も新しく理解できていたおかげもあり、身体を動かすことをためらいなく行うことができて、とても楽だった。単なる動かないヒーリングだと、最後から2番目の人のように、ヒーリング中ずっと泣くことになったかもしれない。
------------------------------------------------
以上は次の日に自分の非公開ブログに忘備録として書いていたのを転記したものです。その後、セッションの効果といいますか、影響かな、と思われるものは、まず夢があります。20日未明に、真っ暗な中ふわふわと体が浮く感じがして、見えないながら天井を抜けてく感じがありました。初めてです。これまではこういう夢の時、天井を抜けることができませんでした。そして、抜けた先で亀裂のような割れ目があり、向こうはロイヤルブルーになっていて、文字が書いてありました。「唐回」という文字で、他の人には説明が難しいのですが、自分の中で意味ある言葉でした。私はそこで引き返します。この夢は目覚めて少し考えて、私が20年ほど前に精神科に入院する前の異様な精神状態を現してると思いました。自分はあの時代の自分の精神状態について、やっと少し思い出せるのかな、と思いました。いろんなところで「昔の執着しているものを手放す」ということを聞くのですが、いわゆるマインドばかりが焦っていて、手放せない自分を責めてしまいがちでした。それが、なんとなく「このままいても進まないなあ」とか「一度試しに変えてみたら、案外戻ることなくそのまま進んだこともあるなあ」という感じが少し出てきてます。ただ、どうも日常生活に紛れると、そのままほったらかしになってしまう自分もどこかで自覚しているのですが。まだ数日ですので、このくらいですが、焦らないことにしてます。
セッションではありがとうございました。マイケルさんの屈託のない明るく温かい笑顔を見ていたくて最後まで残っていた私です。ありがとうございました。 (TAKAKOさま)
いつも温かい時間を本当にありがとうございます。今回の体感は一番最初にソマを受けた時と同じくらいの衝撃がありました。
翌日から、悲しみが溢れて止まらなくなり、何かがあったわけではないのに、どうして!?と戸惑う程でした。さんざん悲しみを味わい尽くし、落ち着いた二日後に、「そういえば、ソマを受けた!マイケルさんはハートに取り組んだと言われていた!」笑 と思い出しました。
ハートが開き始めたから、今まで出て来れなかった悲しみが出て来てくれたんだ…。私が感じていた悲しみは、無視され、存在をないことにされていた幼い私が感じていた悲しみだったんだ…。気づいてあげられたら一転、抵抗が歓迎に変わり、祝福の出来事になりました。 こんなにも大きな悲しみを抑圧していたから、悲しみのドラマを体験し続けていたのだと納得です。解放が起きたことで自分の中に光が増えて、どんどん子どものような、素直な私に戻っています。
ありがとうございます。
次回もどんな私と出会えるのか、楽しみにしています。 (Mさま)
