詩編91(主の翼のもとに)
2021年 09月 07日
詩編91(主の翼のもとに)いと高き方の保護のもとに座し、全能者の陰に宿る者は、言うがよい、「主よ、わたしの逃れ場、わたしの砦、わたしの寄り頼む神よ」と。主は狩人の罠から、命取りの疫病からあなたを救われる。主の羽があなたを覆い、あなたはその翼のもとに逃れる。主のまことは大盾、故盾。あなたは夜の危険も、昼に飛びくうる矢も恐れることはない。闇を飛び交う疫病も、真昼に忍びよる災いも恐れることはない。あなたの傍らに千人、あなたの右に万人倒れても、その災いはあなたに近づかない。あなたはただ周りを見回して、罪人の末路を見るだけ。あなたが主を逃れ場とし、いと高き方を隠れ所にするなら、不幸はあなたに臨(のぞ)まず、災いはあなたの天幕に近づかない。主はみ使いたちに命じ、あなたの進むすべての道であなたを守らせる。あなたの足が石につまずかないように、彼らは手であなたを支える。あなたは獅子と蝮とを踏みつけ、若獅子と蛇とを踏みにじる。「彼がわたしを慕うなら、わたしは彼を救い出す。彼がわたしの名に親しむなら、わたしは彼を守る。彼がわたしに呼び求めるなら、わたしは彼に答える。彼の悩みの時、わたしは彼とともにいて、助け出し、彼に名誉を与えよう。わたしは彼を長生きさせて喜ばせ、わたしの救いを豊かに味わわせよう」
「あなたにとって、神はどれほど個人的な存在であろうか?
あなたが望むだけ、神はあなたにとって個人的な存在になるのだ。
(中略)あなたに愛する子どもがいるとしよう。
求める子どもと、求めない子どものどちらに、あなたは応じるのか?
それはあなたが、一方の子どもにより大きな愛情をかけているというわけではない。
これは相互的な反応である」1158-9