内容に首尾一貫性のない私のblogですが、今日の話題は、ペットについて。
先日、偶然、この動画をみつけました。
我が家にはテレビがなく、またこれまで坂上忍さんという俳優さんをあまり意識したことがなかったこともあり、18匹も犬や猫を飼って、その動物たちの暮らしのために千葉に家を建てられたことをはじめて知りました。
歩くペースや大きさによって6チームに分け、毎朝2時間半かけて6回の散歩!頭が下がります。雷が鳴っていない限り、大雨でも散歩には出ているそう。
猫は散歩に行かなくていいから、飼うなら猫がいい!と思っている私としては、犬の散歩のために早朝から6回も歩いている坂上さん、それだけで尊敬してしまう。
先日、ニコさんを連れて少し遠い動物病院に連れて行ったとき、2時間近く待合室で待つ時間があったんですが、まぁ、土曜日の動物病院の混んでいること! ひっきりなしに、ペットたち、特に犬たちがやってきました。
私が待っている間に会計で支払いをされている男性がいらしたんですが、請求額が25000円くらい。その時、その方は2万円しかお財布に入ってなかったらしく「車に予備のお金があるから取りに行ってきます~」という会話がなされていました。
そう。ペットの診察代は、なかなかいいお値段です(私も、あの日の支払いは、タクシー代を含め3万円くらいでした)。
私が子供の頃の猫や犬のフードといえば、家族が食べた残り物。時々そこに肉が入るという感じ。うちで少しの間飼っていた猫のゴハンも、残った冷や飯に味噌汁をかけ、それにかつお節といりこをのっけたモノ。今考えると、猫が消化できない炭水化物と猫には避けたい塩分過剰の猫まんまでしたが、当日はどこの家でも犬や猫のゴハンはそんなもの。ペットフードもあまり売られていませんでした。
でも今は、特に都会で飼われている犬や猫は、人間の残飯処理係となって、食べ残しにお味噌汁をかけたものが日々のゴハン・・・ってことはないでしょうねぇ。
その分、トイレとフードにお金はかかるし、家の中で飼っているから毎日の掃除は必須。犬の場合、毛をカットしたりシャンプーに連れていったり毎年ワクチンを打ったりと、飼うことでかかる費用もバカにならない。
私は雨が降っていなければ、朝は5時半すぎに公園に散歩に行ってますが、この時間、何人もの犬を連れた人とすれ違います。私は行きたくなければ散歩に出ないという選択もできますが、犬には「今日は眠いから散歩なし!」ってことは出来ません~。
猫の場合は壁やソファーがボロボロになるのは覚悟。私もソファー2つ、スーツケース3つ(?)、新品の鞄がニコさんのオシッコ攻撃でサヨナラになりましたし(笑)。
それに、彼らの寿命は人間よりもかなり短く、赤ちゃんから大人、そして老いまで、早回しの時計のごとく、そのいのちを駆け抜けていきます。
冷静に考えれば、飼い主の経済と時間をかなり圧迫します(笑)。そんな思いをして、何故、皆さん、ペットを飼うんでしょう。
「費用対効果」という用語がありますが、確実に言えるのは、動物たち、あるいは何かの生き物がそばにいることでもたらされる暮らしの豊かさ、愛おしさは、お金には換算できないってことですね。
人間の場合、こうなって欲しい、ああなって欲しいと家族や知り合いに期待をしたり要求があったりしますが、ペットの場合は、ただ居るだけでいい。寝ててもかわいい、起きていてもかわいい、ゴハンを食べている姿もかわいい。幼くても歳をとっても、存在しているだけで、こちらを幸せにしてくれます。
動物を飼うっていうのは、もしかしたら、そのまんま、何も要求することなく愛せる存在がそばにいる幸せをわたし達が感じるからなのかもしれませんねぇ。

インスタで見つけた画像。私のスマホは、こんな動物たちの画像でいっぱいです(笑)。