先日知り合いから「妻が卵巣に腫瘍が見つかって、卵巣を片方摘出することになった。手術は避けられないとしても、何か出来ることはありますか?」と電話がありました。
幸い、腫瘍は悪性ではなかったものの、念のため・・・ということで摘出が決まったらしい。
手術前に多少なりとも健康状態が良くなっていれば回復が早いから、ひまし油の湿布はもちろんのこと、これからしばらくは血液の質を高める食事にされるといいと思いますーとお話しました。
で、電話では、こんな会話がありました。
「奥様が日々好きで召し上がっているものが分かりませんが、当分のあいだ、豚肉は止めてもらえますか?」
「えー。豚肉は妻の大好物でよく食べています」
「揚げ物もしばらく禁食で」
「揚げ物も大好きです」
「砂糖や砂糖が使われているお菓子類もしばらくは控えめに」
「甘い物も好きなんですよー」
「夏ですけどビールも我慢できますか?」
「ビールは毎晩飲んでます」
「炭酸はお酒じゃないから問題ないですよね。炭酸も好きで毎日飲んでるので・・・」
「ケイシー療法では炭酸はNGの飲み物なんですよ」
「え~。妻の大好きなものばかり~」
「その代わりに野菜をしっかり召し上がっていただければ・・・」
「野菜ねぇ~。あまり好きじゃないかも」
とまぁ、ここまでくるとギャグのような会話です。
食べ物だけが病気の原因ではありませんが、でも何か症状が出ているとき、食事を変えることで体調が上向きになったり、回復が早まるのはよくあること。
奥様は、あまり健康を気にするタイプではないのと、いわゆるマスコミの発信する情報信奉者らしく、伝えてみるけど、全部は無理かも~と消極的な会話で終わりました。豚肉なんて、世の中では「健康にいい肉」として毎日食べている人がいるくらいですし・・・。
*豚肉については、何度もメルマガで書いています。とりあえず
こちら
画像は
こちらから拝借。ビールが飲みたくなったら熟成ビールをどうぞ
以前、息子さんが免疫系の病気があり、状態が悪いときには2ヶ月くらい入院となり無菌室に入ることもある、という友人とも同じような会話をしたことがあります。
特にその息子さんは子供の頃から牛乳が好きで、毎日500ミリ~1リットルを飲むので、その牛乳を買って帰るのが父親である彼の仕事なんだと。
「牛乳を試しに3ヶ月ほど飲まないってできます?」と聞いてみたところ、病弱の息子が好きなのが牛乳だから、それを止めろとは僕はいえない・・・。さらに、彼の妻の仕事が看護師。ある意味アンチ食事療法、アンチ代替療法の立場らしく、栄養学の常識からすると健康にいいとされている牛乳を飲ませないというのは、妻からするとありえないことらしい。
じゃあ、せめてその牛乳を「低温殺菌のノンホモ牛乳に変えられます?」と言ってみましたが、金額的に難しい感じでした。
「このサプリを飲むと健康になりますよ」というアドバイスは簡単で、本人もそれくらいなら・・・と始めやすいでしょうが、本人が求めていない時「食事を変えてみませんか?」というのは難しいですねぇ。
牛乳好きの息子を持つ友人とは、その後、年賀状のやりとりくらいになってしまってその後を聞いていないのですが、今は健康で元気に毎日を送られているといいのですが・・・。