『「バイオサンビーム」で病気が治った』
2021年 08月 04日
青木クリニックは、身延線沿線の田舎の景色のなかにありました。風に乗って土と草の匂い。富士川の土手の向こうに、にょっきりと富士山。なんて気持ちいい!青木先生は、田園風景がよく似合う、朴訥でシャイなお医者さんでした。
挨拶をして、私も診断してくださいと診察室に入ると、指をチョッチョと上下させ、手もとにある大量の図柄カードから次々と選び出し、「あ、電磁波が影響しているね。乳製品も合わないね。歯の金属が電磁波のアンテナになっているから頭がボーっとするんだね。アドレナリンが頭の上にいっぱい出てる、これは苦しいでしょう」と。
これをぶら下げてみて、と手渡されたカードを首から下げたとたん、「あれ? なんだかラク……」本当に、びっくり。
カードの効き目は、医療の常識を変えるほどのものだ、と体感しています。また、病気の原因がまさかこんなところに、と衝撃を受けます。でも、それに対する予防医療も準備されています。医療制度も保険も、経済状況もどうなるのか全く先の見えない状況下、これからの時代を生きぬく術になるでしょう。とてつもない安心材料です。
でも、それに至るには、根底には大元の願いがあった、大きな力に報いることができるよう、実直にやってきたからこそ、ここに結実したんだ……と、二つ目の大きな驚きと、圧倒的な「愛」の力を感じます。
目の前にある医療現場は「治らない現代医療」の集合体のようです。治らないままずっとそこにいる患者さん、治らないで退院していく患者さん、亡くなる患者さん――。
それを横目に見ながら、医者たちは自分の研究テーマに精を出し、目先の仕事をこなし、対症療法に労力を費やしているように見えました。紛れもなく自分もその一人です。ガーンと一発頭をぶん殴られたようでした。——————–
治っちゃった
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こんなざまじゃ“病気を治す医者”なんかになれない――
新規まき直しとばかりに、著者は「食」を学びなおし、東洋医学、漢方へ目を向け、導かれるようにバイオレゾナンス医学(矢山利彦医師の提唱)に出会います。
人間をエネルギー体としてとらえ、バイオ(生体)が発するレゾナンス(波動共鳴)を診る――医学です。これぞ求めていたもの。夢中で取り組みました。ある日、思いがけないアクシデントのおかげで、「バイオサンビーム」という療法を思いつきました。患者さんの胸に紙カードを付け、漢方中心の投薬をする――基本はこれだけです。この療法で、「治りません」と言われた病気が次々と治っていくのです。
●脳下垂体の腫瘍の40代女性。脳に溜まった歯科金属が原因と診断。歯科治療で金属を除去、デトックス漢方薬の服用で、2年後にがん消失。
●80歳の前立腺がんの患者さん。前立腺がん対応のカードと漢方薬を処方。病因を取り除く生活(乳製品・生ものを摂らない、電磁波対策など)を徹底することで、4カ月で完治。
●新型コロナウイルス、リウマチ、アトピー、皮膚病、乳がん、すい臓がん等々、よそで「手の打ちようがありません」と告げられた患者さんが、カードを身に付け、漢方薬中心の処方を受け、生活改善することで、「治っちゃった」のです。