今朝の朝瞑想で紹介したケイシーリーディングの一部。
Q)私自身に対して光の扉を開けるには、私はどのようなことをすれば良いですか?
A)わざわざ開けようなどとしないことだ。むしろ、落胆している人、悲しみにある人に微笑みかけることだ。重荷が重すぎて負えないでいる人々の荷を、優しさや、親切、辛抱、忍耐、慈悲、同胞愛によって、軽くしてあげることだ。 あなたがこれらのものを同胞に表すにつれて、栄光に至る道と門が汝の前に開かれるだろう。(272-8)
ケイシーのリーディングを読んでいると、霊的成長のために、あるいは神との邂逅のために山に籠もって修行をせよ、水に打たれよ、僧院に入れ、といったアドバイスは(これまで読んできた中では)全然ないことに気がつきますー。
むしろ、日常のなかで周りの人に優しさ、親切、忍耐、愛ある言動を示せよとケイシーは何度も述べています。このリーディングにあるように、このような行為の積み重ねによって、神への栄光に至る道と門が開かれていくと。

優しさや、親切、辛抱、忍耐、慈悲、同胞愛といった行為は「霊の果実」と言われていますが、人生のなかで、いかに多くの「霊の果実」を実らせることができるか・・・。
Q)私の魂を成長させるには、この人生をどのように生きればよいのでしょうか、何をすべきでしょうか?
A)先ほど述べた通りだ。 汝の活動において、自分の人生に建設的で創造的な力をもたらすような「霊の果実」を実らせることだ。(518-2)
自分が歩いてきた道にどれほど多くの「霊の果実」が実っているか。人生の晩年に自分の人生を振り返ったとき、たわわに実る果実が豊かにありますように。