巨大な宇宙船が近づいてくる夢
2021年 08月 02日
昔、ほぼ毎日のように、UFOの夢を見ていたことがあります。
何か特別なことが起こるわけではなく、夢の中の平凡なシーンに、ふと空を見上げると、そこには当たり前のようにUFOが飛んでいる。そんな夢が多かったんですが、あるとき、巨大な光り輝く母船に遭遇する夢を見ました。
夢の中で、私はどこか宇宙の小さな星に立っています。
すると、遠くから、光り輝く大きなUFOの母船が近づいてきます。それはあまりに神々しく美しいUFOだったので、私はそこに神の臨在を感じます。
・・・・でも、夢の中の私は
「その母船に見つかってはまずい。今の怠惰な自分を見られては困る!」と大慌てで隠れようとするんです。
それはまさしく畏怖の思い。大いなるものにひれ伏す思い。
どんなに隠れても、その母船は私の全てを知っている。そう分かっていつつ、必死に隠れようとします。今日の私では神様に顔を向けられない!って。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、母船に見つからないよう、無駄な抵抗をしている私の頭上を、美しい母船は、また音もなく通り過ぎていきました。
大いなる母船は、ただ悠々と空の上を音もなく飛んでいるのに、一人慌てて焦る私。
当時、私は、法律の専門学校に通いながらも、ちっとも勉強していませんでした。親の希望のもとに生きていたので、鬱々とした日々。「これじゃいかん!」と思いつつ、何をしていいのか分からず、怠惰に生きていた私を諌めるには、十分な夢でした。(中略)月日は過ぎても、もし、今、突然、全てを見通す神さまの前に出る羽目になったら、やっぱり相変わらず「今の私じゃなく、1年後にして!」って言いそうです。
で、1年後には、今度は「来年にして!」って言いそうです。。。
私はいつになったら、神さまの前に堂々と顔を上げて出ることができるんでしょう。なんだか、一生「あとにして!」って言いそうな私の毎日・・・。

視よ、われ扉の外に立ちて叩く、人もし我が声を聞きて戸を開かば、我その内に入りて彼とともに食し、彼もまた我とともに食せん。(黙示録3-20)