いのちの使い方

31歳の女性に対して与えられたフィジカルリーディングの中で、精神的な態度についてケイシーが注意を促している部分がありました。

この女性は顔面のチック症で悩んでおり、インピーダンス装置の使用やオステオパシーの施術を受けるようにとアドバイスしています。そして彼女の症状の大元は、35,000年前に発しているとも。しかし原因がカルマであろうと、指示された物理的な療法をすれば快方に向かうとも述べられています。

Q）すべてのトラブルの発端について教えて下さい。

A）それはおよそ3万5千年前に始まったことだ！ これがトラブルである！ しかし、この現在の状態に対しては、これらの指示を実行し、聖なる力を信頼し、信じることである。そして、この実体がこれらのことをしっかり守るなら、良くなるだろう。

なぜなら、命はどこから来るのか？ それは汝に与えられたものである。 汝は、実体として、その与えられた命をどうするつもりなのだろうか？ 誰かや何かの悪口を言ったり、咎めることに使うのだろうか？ それとも、命に感謝し、そのように使うつもりだろうか？

汝が自己に見出すように、良くしていかなければならないことを汝は多く見出してきた。しかし、ストレスの下にあっても、多くの良きことを見出してきた。であれば、そのように行動することだ！ (3517-2)

リーディングの索引には小見出しがついていますが、この部分には、「態度と感情：あら探し、態度と感情：非難」とありました。この女性は、時々、人に対し批判的になる傾向があったのかもしれません。

このリーディングにあるように、わたし達も自分のいのちをどう使っているか、省みる必要があるかもしれません。人のあら探しや非難はしていなくても、限られた24時間を、ただぼんやりテレビをみたり、スマホをいじったりして消極的で受動的な態度で過ごしているなら、それは命に感謝した生き方ではありませんねぇ。

この地球で生きる残りの時間、自分のいのちをどう使いたいのか。何に費やしたいのか、自分の心の深いところに降りて、今一度、耳を澄ます時間が必要かもしれません・・・。

いのち　と検索したら、この歌があがってきました。