昨日の朝、行ったひさびさの益田岩船。
一番最初に上がったときには鬱蒼とした竹林に囲まれて、ようやく周りを歩けるほどでしたが、観光地として有名になったのか、岩船の周りの竹を切って整備してあり、岩船自体も明るい雰囲気になっていました。
これが何の目的でいつ造られたのかはさっぱり分かりませんが、何度みても不思議です。製作途中で放置されたものようにもみえるし、使用目的が達せられたので岩にわざわざ化粧を施していないのだ、とも言えるし・・・。


今回一緒に明日香を巡った
伊藤由美子さんは、アカシックリーディングや瞑想講座を開催している人で、岩船をみて「上から水が流されているビジョンが見える」と言っていました。こんな巨石をくりぬいたり、縦横の筋目を入れるなどという大変な労力が必要な作業、ご神事目的以外にしないと思いますから、やはり何かのご神事がここでなされたんでしょうか。

水が流されていたらしいのはこちらの面
そう思ってみると、岩の上部はきれいに掘られています
夏至や冬至といった日に、この岩に光を降ろし、その光のエネルギーを水に写して、それを流して明日香を浄めた…?
松本清張は、飛鳥時代はゾロアスター教の影響を受けていた時代であると自説を述べています。もしそうであるなら、火の要素も取り入れたものだったのかもしれませんねぇ。
岩そのものも、エジプトのピラミッドがそうであるように、岩を無重力化して天の浮舟に乗せ、あるいは岩だけで、この山の上に運んできたのかも。すっかり岩の下部は土に埋まっていますが、掘ってみると岩の全容が伺い知れるかも?
明日香村には、様々に岩で造られた建造物がありますが、この亀石もその1つ。亀と呼んでいますが、実際これが亀を模して造られたものかは分かりません~。ただ、何かのためにこれを造ってこの地に置くよう命じた人がいるわけで、亀(のような)石を、何故ここに置く必要があったのか・・・。何かの役割をこの亀がしていることは間違いないですね。

以前、友人とお参りした九州某所の龍神神社。
そこは聖地としてとても有名な場所で、地元に住んでいる女性が、ここで祈ると願いが叶うとブログに書いたことから多くの方が参拝に訪れる神社になっていましたが、私たちがそこに行ったとき、一緒に行った霊能者の友人は「ここはやばい、人がたくさん埋められている」と言って、神社の祠には目もくれず、祠の横にあった建造物の周りをぐるぐる歩き回っていたことがありました(その時のことは
ブログに書いています)。
飛鳥時代や平安時代といった時代は、呪や祈祷がさかんにされていた時代でもありましたから、この亀さんにも何かそのような目的があったのかもしれませんねぇ~。

昨日はずっと空にうろこ雲

刷毛で雲に絵を描いたような空
そうそう、昨日は1日中自転車で明日香村を走っていました。
30度越えの気温のなか、日焼け止めも塗らず帽子もかぶらず、1日外で過ごしていたので、夜、お風呂に入るときに自分の腕をみてびっくり。まるで夏休みにプール通いをしている子供のようにくっきりとした日焼けあとが両腕に(笑)。
昨日は半そでを着ていたので、ノースリーブを着たら、途中から赤く日焼けしている腕の色がちょっと恥ずかしい(笑)