Amazonプライムで、『占いタクシー』なる番組をみました(Huluでもアップルでもやってるようです)。
プロの霊媒師のトーマス・ジョンがタクシー運転手に扮装し、乗客を霊視。死者からのメッセージを伝える…。そんな番組です。
ネットでは、やらせだと書いている人もいるし、リアルドキュメンタリーだと書いている人もいるので、どちらが事実か分かりませんが、ドラマだとするとよく書けている脚本だし、リアルだとしても、こういうことは実際にあるよなぁと思います。
「これはやらせ番組だ」とネットに書いていた人の理由が「当たりすぎるから」というのには笑ってしまいました。安全のために撮影には牽引車がいるでしょうし、テレビカメラがあるので、偶然にタクシーとして乗った人はいないはず(そもそもタクシーとして営業できないし)。でも、事前に乗客のバックグラウンドをSNSなどでリサーチせずとも、それなりの霊媒師を雇っていれば、ジョンさんが乗客に対し話していたことは伝えられます。
プロの霊媒師ですから(調子のよいときには特に)、本人しか知らないことをズバズバ言い当てても、あの世からのメッセージを伝えてきても不思議はありません~。

もうずいぶん前ですが、アメリカのARE/ケイシー財団で開催されていたミディアムシップのワークショップに参加したことがあります。当時、アメリカで自分の番組を持っていた霊媒師ジョン・エドワードがゲストで参加するというので、いそいそ参加したら、彼の登場はほんのちょっとだった(涙)。
100人ほどの巨体欧米人の間に、日本人の中でも小さい私が座っているという数日間で、今思い出すと、私もよくまぁ、英語がそれほど喋れないのに、そんなワークショップに一人で参加したなぁと感心します。
イギリスには
「スピリチュアリストチャーチ(心霊教会)」という教会があり、ミディアムが参列者の亡くなった親族や友人からのメッセージを取り次ぐ、ということをやっているらしく、イギリスのスピリチュアルチャーチでプロのミディアムをしている人も何人も参加者として混じっていました。講師はアメリカだけではなく、イギリスやタイから来た人もいるプロのミディアムの人ばかり。けっこう本格的なものでした(そこに、ミーハーに参加した私もどうかと思うけど…)。
講師としてきていたミディアムの中で私が驚いたのは、ほんの数分握っていた花とか、ランチを食べたときのトレイを持っただけで、さっきまで、その花やランチトレイを触っていた人がどういう人なのかを話されてしまったこと。
ミディアムの中には、その波動から情報を得るために「いつも身に着けているものを下さい」と言われる人もいますが、ずっと身に着けていたものではなく、さっき数分触っていただけなんですけど~。
人って、気がついていないだけで、そうやっていろんな個人情報の破片をアチコチに落としているんでしょうか。
ランチトレイなんて、毎日複数の人が触っているでしょうから、その中で最新のものだけをピックアップする精度もありますし、何より、何気なく触っていたトレイから、そんな個人情報が拾えてしまうなら、一般の人の「分からない、感知できない」というのはある意味ギフトだなぁと思います。いちいち他人の情報を感じていたら、日常生活に支障をきたしますから・・・。
番組自体は非常に面白く拝見しました。タイトルが何故「占いタクシー」なのか意味不明です。占いはしてないですし、霊視で占ってもないので・・・。
番組では、亡くなった祖父母や親や兄弟が「あなたをいつも見守っていますよ」というメッセージが何回かされてました。私個人としては、もし両親や祖父母が私をいつも見守っていると言われたら、「どうぞ、天国ですべきことをしててください。困ったことが起きたときにはお願いしますから・・・」と言いたい(笑)。
Amazonプライムでも、Huluでもアップルでも、まだやっていたら視聴をどうぞ。
youtubeで1話分を見つけたので貼り付けておきますー。