先日、何故だか朝からイライラしてました。すごくイライラしているわけではなく、ちょいイラ。心がざらついていて、ちょっとしたことでムッとしたり気に障る。自分でもワケが分からず、変だなぁと思ってました。普段はイライラすることはほとんどない日々を過ごしているので・・・。
で、ふと思い当たったことがありました。
それは、
その前日、私は銀座まで『
ブータン山の学校』の映画を観に行ったんですが、ちょうどランチタイム頃が上映スタートなのに、直前に到着したので、どこかで食べる時間がない。でもお腹は鳴り始めている(笑)。もう長くグルテンフリー生活なので、普段、パンは食べないんですが、ちょうどキムラヤのパン屋の裏手にいることに思い至り、特急でキムラヤまで走ってパンを買って映画館に行きました。
予告編を見ながらあんパンを食べ(実はあんパン好き(笑))、自宅に戻って、ナッツやドライフルーツが入ったパンを半分食べ、そして翌朝、前日のパンの残りを食べ…と、私にしては珍しく、24時間の間に3回パンを食べていたのでした~(美味しかった!)。
グルテンフリー(つまり小麦製品を避ける食生活)歴も、この夏で9年に(
2013年のブログはこちら)!
旅行中は旅のメンバーと一緒にパスタもパンケーキも楽しみ、2年ほど前から、ライ麦100%や古代小麦のパンは年に数回買っていたので、100%ではなかったものの、こんなに24時間の間に3回もパンを食べたのは、おそらく、9年間で初めて。
しかも、前日の午後はパンしか食べていなかったので、ダイレクトに身体の変化を実感致しました(キムラヤのパンだから…ということではないので、誤解のないように。グルテンフリーの食生活のほうが身体が楽なのを知っていながら、空腹に負けて食べてしまった私のあやまちですー)。
…で、これは私の勝手な推測ですが、
小麦は、食べた人の、心や身体の穏やかさや平安さに波風を立ててしまう…気がします。
肉体的なざわざわ感を感じたことはこの9年間、パンを食べた直後に何度かありました。でも、あれほど長く続いたのは初めて。あの、えも言われぬ感じは、小麦を食べたときだけに起こるんですよねぇ。
食べても全然そんなことはないよ、という人もいらっしゃると思いますが、そんな人も、しばらく食べない時期を作って体感してほしい。何が起きるかを。
私の周りには、グルテンフリーを実践している人が数名。理由は、食べない方が身体が楽だから。これは食べなくなってはじめて分かることですね。
もうずいぶん前ですが、衝撃的な動画をみたことがあります。その動画では、海外の小学生くらいの男の子が、テーブルの上に置いてあったクッキーを1枚食べただけで、それまでニコニコと穏やかそうだったのに、いきなり、ハイパーテンションとなり、キーキーとわめき始めました。
美味しいパンを作るために日夜努力をされているパン職人さんもたくさんいらっしゃいます。小麦のおかげで、美味しい料理のレパートリーがたくさん増えました。
でも、なんだかイライラしてしまう、心がいつも騒がしいという方がいらしたら、当日や前日に小麦を食べていなかったか、ちょっと振り返ってみてください。もし、心あたりがあるなら、しばらく小麦なし生活に挑戦を。今は代替の製品もたくさんできているので、意外と楽です。
たかが小麦、されど小麦。