ヨガといえば太陽礼拝というほど、太陽礼拝はポピュラーなポーズで、youtube で検索すると、山のように太陽礼拝のやり方が出てきます。
一般的なヨガクラスでは、ウォーミングアップのために、クラスの最初に太陽礼拝をすることがあるようですね。
しかし、プラブヨガは、1つ1つのヨガのポーズの前に、様々なアプローチで身体を整えていきます。
まずは痛みのリリース、身体を温めるウオームアップ、ヒップや関節を動かしていくエクササイズ。そして、身体(神経、血流、筋肉のリズム)、マインド(脳と意識)、呼吸(酸素とプラーナ)をシンクロさせながら、1つのポーズが楽にできるようなベースを作っていきます。
なので、ヨガポーズを連続で行う太陽礼拝をいきなりする、ということはありません。
しかも、太陽礼拝はもともと太陽が昇るとき、沈むときに、太陽が地球に対してある角度になったとき、太陽からのエネルギーを最大限に受け取るために行うヨガだったらしく、つまり、1日に太陽礼拝が行える時間帯は、日の出、日の入りのときだけ。
太陽礼拝のように様々なポーズを組み合わせて行うヨガの場合、2時間ほどの準備が必要になるので、朝5時の日の出時間にあわせようとすると、朝3時から準備に入る…ということになるらしい~!
これまでヨガをやってきた人にとっては、マジですか⁇という驚きの概念です。
私がプラブヨガが気に入った1つに、無理にヨガポーズをしない。先生がする理想的な美しいヨガポーズを目標としてないこと。
例えば、師匠のプラブジ先生に、ヨガの見本にしたいので、ポーズの写真に撮らせて欲しいとお願いしたら、撮影してもいいけど、役に立たないよと。
つまり、カラダの作りが全然違う師匠と同じポーズを私がしようとすると、かえってカラダを痛めてしまう。私には私のカラダにあった動かし方がある。大切なのは、そのヨガポーズで目指したいことが達成できることで、そのヨガポーズの原理原則が理解できれいれば、その人が無理なく出来る動きやポーズにアレンジも可能で、もっというと、多少、形が崩れていようと全然オッケーなのだそう。
ヨガを習っている人の中には、ポーズを完成させるために紐でカラダを縛ったり、あるいは無理矢理押したりして、背中や関節を痛める人がたくさんいるらしく、見本の美しいポーズをゴールにしないというのは、私のように、若くもなく、柔軟でもないカラダの人間には有難いヨガなのです。
その代わり、1つのポーズを完成させていくために、あらゆる角度からカラダを作って行きます。
今日の午前中は、勇者(英雄)のポーズを作るために、下半身を準備し、上半身を準備し、上半身と下半身を繋げ…と、7、8の違った動きを行いました。
(*ネットに出てきた勇者(英雄)のポーズⅢと、今日、私たちがやろうとした勇者のポーズはちょっと違います。探したけど同じポーズが出てこないのでこれを使いますが、片足で立ちながら、コブラ(弓なり)のポーズをする感じで、足はもっと高くあげましたー。身体がまっすぐだと、アプローチしたい内臓や身体の部位が変わってくるし、これだと脚を痛めるよとプラブジ師匠)。
ネット検索してみたら、これ、勇者のポーズでもかなり上級のようで、ヨガをやっている人でもやったことがないと言ってました。しかも、我々は、しゃがんだスタイルから立ち上がったので、さらに難易度は高いです~。
我々、ヨガ2日目の午前中にやったんですけど~(驚)!
プラブヨガの場合、ヨガのポーズの前に、いろんな動きを繰り返してやっておくので、神経系が繋がり、脳とカラダが繋がり、上半身と下半身が繋がり、そして、膝や腰にかかる負担を最小限になり、カラダの司令が隅々まで行き渡るようになり、何故か、初めてでも、難しいと思われたヨガのポーズがすんなり出来るという。
私はよろけて倒れてしまいましたが(苦笑)、私以外の人は出来ていたのですよ、すごい! わたし、腰痛が治った頃に再トライできるでしょうか~?? やりたいとも今は思っていませんが(笑)。
プラブヨガでどのような動きをしているかについては、ブログでは書けませんが、とてもシンプルな動きをやっている、ということだけは言えます(しかし、シンプルだけど神経系が繋がってないカラダには途方もなく難しく、ピクリとも身体が動かない時がある…(笑))。
午後は私の苦手なコブラポーズや弓のポーズが延々と続き、16時の終了時間が待ち遠しくなったほど、今日は疲労困憊での帰宅でした。
が、家に帰ると、風で巻きあがった葉っぱの庭掃除と草取りが待っていた。疲労した身体でもう一仕事(涙)。
さて、明日、私は果たして階段を元気に駆け上がって渋谷まで行けるのでしょうか?
明日の風にまかせます~。