おととい、健康でいたいなら、バナナは食べない方がいいかもしれない・・・という記事をアップしました。
私は仕事柄、お客様の健康についてケイシー療法でのアドバイスをさせていただくことがあります。先月、なんと5人続けて、毎朝バナナを食べている方でした。
皆さん、ご自身の健康のために朝はバナナを食べていらっしゃったんですが(お一人は、バナナ、ミカン、リンゴでジュースを作られてました(苦笑))、わざわざテンプルに電話を下さる方というのは体調不調を抱えている方ばかり・・・。
バナナを食べているからそうなった、ということでは全然ありませんが、こうも朝バナナが続くと、これは何かメッセージだなぁと思ってました(2月の寒い時期に南国の果物を食べるというのは、そもそもオススメしませんが)。
なので、朝バナナを続けているという方がいらしたら、しばらくやめてみることをオススメします。私も子供のころ、母が時々牛乳とバナナと砂糖で甘いミルクシェークを作ってくれるのがとても嬉しかった思い出があります。でも、バナナシェークは夏にちょっと飲むくらいでいいと思いますー。
さて、今日はでんぷん質(炭水化物)の摂りすぎも注意した方が良さそう・・・という内容です。おとといと同じ本に、やはり、炭水化物摂りすぎを警告していたので、ご紹介。
メルマガなどで、でんぷん質を食べすぎないように・・・という記事は過去何度か書いたことがあります。
そうするとゴハン大好きの方から「日本人なら米を食え」とか「昔、日本人の身体が丈夫だったのはゴハンをしっかり食べていたからです!」というメールをいただくんですねぇ。
私もゴハンは好きですし、ケイシーも食べるな、と言っているわけではありません。その量と全体のバランスが問題なんですね。それに宮沢賢治のように「1日玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ」ていた時代ではなく、すでに私たちは飽食です。味噌と野菜だけの食事なら玄米4合もいいでしょう。しかし、現代人の食生活はどうでしょう。レストラン街を歩くとトンカツ屋とステーキや牛肉系のお店には長い行列が続き、野菜のレストランは空いている・・・。そしてお菓子やケーキなど、甘いものを食べるのは毎日、という方も多いです。結果として、カロリー過多になるほどの飽食なのに、必須ビタミンやミネラルは少なく、全体的に栄養不足。
ゴハンを食べすぎることで、必要なものを食べなくなってしまうのが問題です。会席料理を食べに行くと、ゴハンは最後に小さなお茶碗で出てきますが、一回の量はあれくらいが目安です。
ということで、引用は一昨日に引き続き、崎谷博征先生の『この4つを食べなければ病気にならない』から。
(炭水化物の食べすぎは)栄養学的にも問題があります。私たちは生命を維持するために食物を摂取し、体内で消費しながらエネルギーを生み出しています。そのエネルギー源となるのが、たんぱく質、 脂質、 炭水化物の三大栄養素です。
このうち現代人は 炭水化物を過剰に摂取していますが、炭水化物はエネルギー効率がもっとも悪いのです。暖炉に例えるなら、全粒粉 や豆類は暖炉にくべる「 小枝」、でんぷん質、白米、小麦粉などは「 紙」、アルコールは「 ガソリン」のような もの。くべるとパッと火は燃え盛りますが、すぐに小さくなって消えてしまいます。
絶えず補給しなくてはなりませ ん。 食べてもすぐにおなかがすいて、また食べなくてはならないということです。それに対してもっとも燃焼効率 がよいのが脂質。暖炉に入れる丸太のようにじっくりと燃え続けます。
炭水化物はエネルギー源になるし手軽だからと、遠足や山登りにオニギリをよく持って行きますが、次回から、オニギリと一緒に脂質になるものを持って行くといいかも知れませんね。
あともう一つ。
炭水化物の摂りすぎは、甲状腺、意思のチャクラのバランスを崩しやすい、ということもありそうです。以前書いたメルマガから抜粋します。
炭水化物を摂りすぎると、どうなるか・・・
私の個人的な経験では、炭水化物や甘いものの摂りすぎの女性は、冷え性が多い気がします。上記の女性は慢性的な疲労感が深刻でしたが、おそらく彼女も冷え性持ちだったと思います。
男性の場合は、炭水化物よりアルコールだと思いますが、夜は必ずお酒って方は、若い頃から頭髪の悩み、特に脱毛で悩まれている方が多いかもしれません。
ちなみに、先日のケイシー流の原油療法の講座で、炭水化物の摂りすぎは、ヨウ素の働きを減少させると言ってましたよ。
ヨウ素は、甲状腺を活性化するおおもとの栄養素。髪の毛が生えてくるためには、甲状腺がバランスよく機能している必要があるので、となると、炭水化物やアルコール(どっちも原材料は一緒ですよね)の摂りすぎは抜け毛のもと。
甲状腺は意志のチャクラでもあるので、ここのバランスが崩れると、人に依存しやすくなったり、あるいは反対に人を支配したくなったり感情のバランスも崩しやすいということも考えられます。
さらに問題なのは、炭水化物で満腹にしていると、野菜や果物を新鮮な生のままで食べようという意志が落ちてくる。
野菜や果物を日々食べるには、理性が必要ですから。。。
よくありがちなのは、朝パンとコーヒー、昼パスタ、夜ラーメンと餃子、みたいなメニュー。あるいは朝はパン、昼はおにぎり、夜は丼もの・・・みたいなメニュー。
少なくとも、炭水化物だけでお腹を満たすようなメニューではなく、外食なら、定食屋さんに行く、サイドメニューで野菜を選ぶということからスタートしてはいかがでしょう。
主食は炭水化物ではなく野菜 を意識。ゴハンを食べないとお腹が空く、という人も、ゴハンの量を減らしていくと、少しずつ慣れていきます。
崎谷先生は炭水化物を減らして肉を食べることを勧めていますが、ケイシー式の食事なら増やすのは野菜、ですね。
お腹が空いたら脂質の多いナッツをどうぞ。出来たら甘い味付けされてない、生か素焼きのものを。