昨日、千葉の浦安まで、愛光流の山本清次先生の整体を受けに行ってきました。
我が家から会場になっている友人宅までは片道、約2時間半。整体自体は20分くらいで終わるので、往復5時間は遠いなぁと毎回思いつつ(笑)、この年齢になると、身体の微調整は大事ですし、この小さな積み重ねが10年後には大きな違いになってくるだろうと、通える時には通っています(ちなみに自分のメンテナンスのために通っているのは、山本先生だけじゃなく、数名います)。
昨日は今年最後の整体ということで、山本先生を囲んで少人数ですが、忘年会がありました。
私はいつも整体の最終時間に行くので、すれ違う患者さんはほんの1~2名ですが、昨日は忘年会参加のために数名が残ってらして、「初めまして」の方とお喋りを楽しんだわけですが、いやぁ、びっくりでした!
同じテーブルに座った方、お二人とも横浜の人だったんですが、
なんと、山本先生から気学や風水を学ぶために、淡路島まで通ってる! お二人ともフルタイムの仕事をしていて、それなりに忙しいのにその合間をぬって毎月淡路通い! 時には日帰りもあるらしい。
大阪、神戸くらいまでだったら、まだイメージは出来ますが、淡路島は神戸からさらにバス! 遠い! 交通費だって毎回かかる!
私は千葉に行くのも、「遠い!」と思ってるのに、淡路まで勉強のために通うってどんだけの情熱があるのかと驚きっぱなしでした。

一人の方が言われていました。
何か新しくモノを買っても、もうそんなに喜びを感じなくなった。私はもうモノは十分持っているので、モノではなく、経験や学びにお金を使うことにした。そっちの方がよっぽど喜びがある。淡路に通っているうちに、学ぶ仲間も増え、淡路に知り合いも増えたし、淡路に通うのは毎回楽しい。だから、全然苦にならないですよ~と。
確かにそうかも~。
有形のものはいつかは壊れる、死ぬときにはあの世に持っていけない。所有に対して執着を生む。盗まれないよう気を使う必要もある。
でも、学んだこと、知識や経験、感動や内なる体験、人との繋がりや仲間といった無形の財産は、自分の内側に蓄積され、顕在意識では忘れることはあっても、人生を豊かにしていく礎にはなってきます。死ぬときにも、自分の心に深く刻まれた記憶や感動はそのまま魂に刻まれ、あの世に引き継ぐこともできますー!
そして、今回の人生内でも、無形財産は、いつかは有形に変化する可能性を秘めてます。
今年、会場参加型の学びの場がどんどん無くなり、でも、オンラインでの学びの機会が爆発的に増えてきました。会場参加は難しかったけど、オンラインだったから参加出来たものも、たくさんありました。
私の夜のスケジュールは忙しい(笑)。連続した学びではなく、単発講座が多いものの、結果、朝から晩までパソコンの前にいることになるので、目の疲労はけっこうある(苦笑)。昨日の山本先生の整体も、目の酷使を注意されました。
テンプルで開催するオンラインセミナーも、ZOOMやFacebookは使いたくないからと参加できない(参加しない)という方からの問い合わせが何件かありました。でも、もう世界はオンラインに移行中。オンラインを使いたくないから…と言い続けていると、新しい世界に触れるチャンスを失っているかも。
とはいえ、誰かの講座を聞くとか、オンライン講座を受けるだけが無形財産の種ではなく、この機会に日本の(裏の(笑))歴史を地道に調べるとか、自分の興味のある研究を深めていってもいいですし・・・。瞑想を続けるのでもいい。
会社から帰ったら、毎晩ビールを飲みながらテレビをみて、コロナを怖がっているのはあまりにもったいない。
たぶん来年もしばらくはこんな感じ。でも、この急に増えた自分時間を、自分の無形財産を増やす機会に変えられた方は、不安や心配はそれほど無いんじゃないかな。
私も、比較的フットワーク軽く動く人間でしたが、さすがに淡路に通い続けるという発想はなかった。そこまでいかずとも、距離や時間で「できない」って思っていたことを「できる」や「やる」に変える来年にしたいと思いますー。コロナ禍ではありますがー。