スピ系世界で迷子にならないために

この週末に開催する『キリスト誕生の恵みを賛美する』という、いっけんとてもキリスト教的なタイトルの講座。

でも、中身は、当然ながらキリスト教の講座ではなく、また教会では絶対に話題にならない、イエスのいくつもの過去生も含む、何万年にもわたるイエスの魂の軌跡を辿る講座です。

イエスという人物が何故、あの時、地球にお生まれになったのか。2000年前のその誕生の恵みは、2000年経った今、日本に暮らす私たちの生活に、どのように影響を与えているのか・・・。

ケイシーのリーディングを通じて知るイエス・キリストの物語は本当に壮大です。

まだリーディングの中に描かれているイエスの姿をご存じない方は、是非この機会に知って下さい。

12月は、イエスの息吹を感じるのにとてもいい時期です。

さて、私は、この講座のご案内の最後に、こう書いています。

ケイシーのリーディングを深く知ればしるほど、ケイシーは世間で使われている「スピ系」じゃないことを実感しますよ。ギーターも「スピ系」じゃなかったですよね(笑)。

どうして、これを書いたのかというと…、

２年程前、とある「スピ系」のセミナーに参加しました。

私は兄と違って、好奇心の向かうまま、興味が湧いたものやご縁をいただいたセミナーには顔を出しています。

席に座って開始を待っているとき、後ろの席に座っていた数名の女性がこんな会話をしていました。

「あなた、何系？　私はシリウス。＊＊さんは〇〇らしいよ」

その方々のクチからは、さかんにシリウスとかプレアデスとか、オリオンとか、スピ系の本によく登場する星（星雲？）の名前が登場していました。

こんな会話ですねー。

それを聞きながら、私はふと気がつきました。

ケイシー仲間とは、こういう会話、したことないなぁと。

上記のリンクに登場するグレッグさんとは友達ですし、宇宙人にずっと導かれていたジュリアンとも親しく、なにより、私はいろんな霊能者さんから「魂は宇宙人ですね」といわれるので、きっと宇宙人系なんだと思いますが、でも、こういう会話、したことがなかった。

私は長く、ケイシーの世界に浸ってきて、ケイシーが軸になっているので、何星人かを知るよりも、下記のような生き方により惹かれます。

「あなたが生き、死に、そして祖母の庭にある桜の木の根本に葬られたということだけを知り得たからといって、それによってあなたがほんの少しでも良き隣人、市民、母親、父親になるわけではない。

しかし、もし、汝が不親切な言葉をはいたことによって苦しんだことがあり、現在、それを高潔に生きることによって正そうとするならば、それこそが価値のあることである。

義とは何か？努めて親切であること、高潔であること、自己犠牲の心を持っていること、目の不自由な人の手になろうとすること、足の不自由な人の足になろうとすることである。これこそが建設的な体験である。

あなたは前世について知ることはできるであろう。なぜなら、転生とは事実だからだ。如何にしてそれを証明するのか？　あなたの日々の生活においてである」5753-2

これは、過去生はあるかと聞いた人に対するケイシーの回答です。

過去生でどこで生きた、あるいは、どこの星から来たかを知ることで、自分が今よりもっと人に親切になったり、優しくなれるのなら、それはもう全然OKです。

ですが、私がその時耳にした会話のニュアンスには、なんとなく優越感というか、特権的な感じを受けました。自分がシリウス人だと知ったことで廻りの人に優越感を感じるなら、知らない方がマシでしたね。

それよりも、今の人生で「自分が誰かに不親切な言葉をはいたことで苦しんだことがあり、現在、それを高潔に生きることによって正そうと七転八倒して、少しでも良き隣人になろうと」することに私は自分の意識を向けたいと思います。

私の中に、何か人に対して優越感を感じることがあったのなら、その時こそ、このリーディングを思い出す必要がある時です。実際、私は、自分の心にそういった気持ちがあることに気がついたら、このリーディングを思い出したりしています。

もう１つ、こんなリーディングもご紹介します。

Be WILLING to be led; not by SPIRITS, but by the SPIRIT of God - Good - Right!
「すすんで導かれるようになれ。ただし「そこらへんの霊」にではなく「神の聖霊に」である。神は・・常に善きものであり正しいものなのだ」257-78

混迷の時代、様々に高次のメッセージ（本人曰く）を伝える人が増えてきています。それは時に人に不安を呼び起こすものだったりします。

特に今は、次元上昇に乗り遅れないようにとか、アセンションに間に合うかとか、その手の話題もyoutubeではよく見かけます。

私は仕事柄、そういった話題に触れることも多いですが、だからなおさら、SPIRITS　ではなく、the SPIRIT of Godに意識を向けておく必要がありますね。

というわけで、今いちど、the SPIRIT of Godに立ち戻り、神へ意識を固定するためにも、週末19日にお時間のある方は是非会場へ。

開催日：2020年12月19日（土）　10:30～16：30　 　 　

　　＊進行状況によって多少時間は前後します。　　　　

　　＊途中１時間ランチ休憩、10分程度の小休憩を含みます。

会　場：千代田区内の貸会議室（お申込の方に別途ご連絡）

定　員：70名　　　　

　　　三密を避けるため、定員150名の会場で間隔をあけて受講いただきます。　マスク着用、会場入室前の手洗いのご協力をお願いします。

講　師：光田秀さん（NPO法人　日本エドガー・ケイシーセンター会長）

参加費：7,800円　　　　

　＊10月のバガヴァッド・ギーター講座に参加された方は、連続参加割引適用あり。　　－1,000円の6,800円　　　　　

申込はこちらから