悲しいお知らせをしなければなりません。
この夏、末期の口腔内の癌から奇跡的な復活をしていたと、このブログでもそうご報告をしていた猫の福来が、先週木曜日の夜から急に容態が重くなり、日付が20日に変わった金曜日の深夜、息を引き取りました。
癌からは見事に復活。口の中にたくさんあった穴もきれいに塞がり、動物病院の先生方からはミラクルキャットと呼ばれるほどだったのに、どうやら、腎臓に負担がかかっていたらしく、腎臓の機能低下で11月に入って体調が下り坂となり、あっという間に逝ってしまいました。
坂道を転げおちるように・・・という表現がありますが、坂道ではなく、急な階段を4段飛びで走り降りていったような。
それでも亡くなる当日の朝までは、ブレンダーでフードを液状にすれば自分で食べることも出来、前日の夜も私のベッドの布団に潜り込んでくるほどでした。ですが、亡くなる数時間前から、ぐったりで…。
そして、夜中近くに下顎呼吸が始まり、あぁ、もう逝ってしまうなと。
そのうち下顎呼吸が全身の痙攣のようになり、まるで身体に残っていた生命力の最後の一滴まで使い切るがごとく、小さな身体を振るわせていました。
下顎呼吸が始まってからは、柴田久美子さんの看取りのように、最後はずっと抱きしめていました。その時間が30分だったのか1時間だったのかは、はっきり覚えていませんが、そのうち痙攣も収まり、少しずつ心臓の鼓動が穏やかになり、そして私の掌の下で静かに心臓の鼓動が止まりました。
福来は、我が家の社交担当で、我が家に遊びにきたり、泊まりに来た人は、もれなく、福来が膝の上で寝てしまうか、お腹の上で寝てしまうのを体験するほどだったのに、もう誰が来ても、愛想をふりまくのがいなくなってしまいました(笑)。笑来(ニコライ)は、人が来ると、幻の猫と化してしまいます・・・(笑)
私のお気に入りの1枚(まだちっちゃい頃です)
これまで、直接、間接問わず、福来を可愛がっていただき、愛していただき、ありがとうございました。遠隔ヒーリングもありがとうございます。
福来、考えたら、生きている間に、一度も叱られたことも怒られたこともない気がします(注意は受けてます!)。
記憶を遡って思い出す限り、以前住んでいたアパートで、押し入れの天井板が押すと外れるのを何故か猫たちが見つけて、天井裏に行って戻ってこなくなったとき、高いところに登って降りてこなかったとき、そして今の夏からの病気で病院通いをしていた時、そんな時、私はオロオロと心配はしましたが、それ以外は、生きている間、私からも、そして我が家に遊びにきた友人たちからも、愛しか受け取ってない気がします。…というより、家で飼われている猫は、きっとどの猫もそうだと思います。
福来が亡くなる直前、福来の体調が悪いというのを知った「へそ道」の仲間が、福来にヒーリングをしてくれたんですが、そのとき『愛に満ちて』という言葉が浮かび、福来の上に出来たピラミッドから光が降り注いだそう。
今朝、それを思い出して、あぁ、死にいく福来は愛に満ちて逝ったんだなぁと。そういう意味では、福来は幸せな猫でした。
この12年間、福来は、ほぼ毎晩、私のベッドに飛び乗って布団に潜り込み、私の身体を枕にして寝ていました。亡くなる当日も朝、一緒に起き、軽やかにベッドから飛び降りていました。
毎朝、福来に「福ちゃん、朝がきたよ。そろそろ起きよっか」と声をかけ、そして福来がベッドを飛び降りるその足音を聞きながら私の朝がスタートしていたので、その音が聞けないことが。そしてリビングルームのカーテンを開けるのをそばで座ってみてくれていたその姿が見れないのが、本当に寂しいです。
少しずつ、その不在にも慣れていくのでしょうが、今はまだ朝の始まりがとても寂しいです。
福来が亡くなったあと、私が落ち込んでいるんじゃないかと友人たちが心配してくれ、一人の友人は北海道に住んでいるのに、きっとお買い物にでる気力さえないだろうと、わざわざ自然食品店まで行って、無農薬の野菜と果物を送ってくれました。
また、お世話になったキャットシッターさんやドクター、友人たちが福来に、たくさんのお花を送ってくれました。今、福来のお骨は、贈って下さった美しい花に囲まれています。福来も私も、こうやっていろんな方に支えてもらっているんですね。ありがとうございます。
…そして、昨日の午後は、こんな動画を作りました。頭は仕事モードにはならないし本を読む気力もでないので、福来の幼い頃からの写真を引っ張り出して、2分半の動画にしました。でも、この作業が、私自身の心のグリーフケアになりました。
これからは、食の細かった福来の分まで食べてしまって、すっかりメタボになってしまった笑来が長生き出来るよう、笑来のダイエットに励みますー。
今朝、28日のオンラインセミナーのことで、ルーシャさんと打ち合わせをしていたんですが、ZOOMのアイコンを福来の写真にしていたからか、さっそく福来から、ルーシャさん経由で、私への伝言がありました!
福来、「逝きたくはなかったけど、次の世界(次の次元)から呼ばれたから、逝かなければならなかった」と言っていたそうです。
そして、 私がレムリアで生きていた頃、情報を入れ込んで、まだ見つけていないクリスタルがあるので、福来が、そのクリスタルを見つけて戻してくれるらしいです。レムリアンゴールデンヒーラークリスタルに似ているそうですが、そんなクリスタルが私の手元にやってきたら、それは、福来からのギフトですね!