4月から「仕事は自宅で」がデフォルトになって半年。なんだか、いつも以上に毎日が早く過ぎ去っていった感じです。いったん、記録のために、この半年間のあれやこれやを書いておきます。
●エンドレスで忙しい
自宅にいる時間が長くなった分、のんびりとした時間ができるかと思っていたら、オンラインミーティングやオンライン講座が増え、なんだか毎日慌ただしく、あっという間に夕方、あっという間に夜という日々。しかも、ONとOFFの境目がなくなり、ずっっとパソコンの前にいる日々。最初は、いかにパソコンの前から離れるかがテーマだったくらいです。しかし、やることが多い分、早起きにもなったので、夜は12時までに寝るようになり、自然に朝型人間に。
●モノを買わなくなった
外に出なくなったので、部屋着で十分。季節が変わっても、新しい衣類はほとんど買わず…で秋がきました。ついでに毎日スッピンなので、化粧品も減らない(笑)。買うのは食料品や日用品などの生活に必要なものばかり。
●家の中のモノが減っている
モノを買わなくなったうえに、しばらく使ってないものなどを見直し、使わないものは処分をしていったので、家の中の全体の総量としては少しずつ減りつつあります。今年の年末までにさらに総量を減らす予定。
●家にいてもやっぱりやらないものはやらない
「家にいる時間が少ないから出来ない」「時間ができたらやろう」と思っていたいくつものこと。家にいてもやっぱり重い腰は動かない。「やらない」のは「出来ない」んじゃなくて、単にやりたくなかっただけだということをあらためて確認(苦笑)。
●昨年より体調不調で寝込む日が少なくなった
外食をしなくなり、自宅ゴハンが続いたせいか、身体がだるくなったり不調で横になるということが本当に少ない半年でした。体調の変化にも敏感になり、いつもだったらそのままにしてしまう不調の初期症状も、すぐに手当てをしていたので、悪化してしまうということもなかったですし…。寝込んだのは、
例の宇宙船墜落事件あたりくらい(笑)。
●Youtubeをみる時間が圧倒的に増えた
もともとテレビはもってないので、時々NHKのオンデマンドで見たい番組をみる程度でしたが、自宅生活が始まって、Youtube動画を見る時間が圧倒的に増えました。それも20分以上のしっかりした番組ではなく、10分以内の短めのものを次々…(笑)。世間で話題の「愛の不時着」や「鬼滅の刃」は忍耐力がなくなったのか、どちらも第1話で脱落。世の中の主流にはついていけていません・・・。
【気がついたこと】
4月以降に予定していた合宿や海外イベントが次々と中止となり(予定では5月は1か月ほどヨーロッパでした)、外に出かけていくことも、人に会ったりすることもなくなり、内に籠る日が続いたことで、これまでの生活は「外からの刺激に反応することで、楽しみや喜びを得ていた」自分に気がつきました。
特に都会は外からの刺激が多く、また知的な学びも多い場所なので、それでワクワクとした時間が送れていましたが、その知的な刺激が少なくなり、新しい体験をすることが無くなったとたん、単に忙しいだけで、楽しみもワクワクすることもあまり無い!
さらに、かつての自分が持っていたはずの想像力が枯渇していることに愕然としてしまいました。オモチャがなくても、子供は自分のイマジネーションだけで次々と新しい遊びを作り出していきますが、あの感覚が消えてしまっているというか。
何もなくても、自分自身を楽しむ、喜びが沸き上がる。そして、イマジネーション豊かに空想世界を旅できる。そんな自分であることが、これからのテーマになりそうです。
青空と流れる雲をみながら、何時間でも過ごせていたかつての自分はいずこ。