過去何度か来日されたことのあるカナダ人の
ルーシャ・ジェイコブさん。動物たちや人間の身体とのコミュニケーションについてのWSや個人セッションをされています。
今年、ご縁があって彼女のセッションを受けたのですが、それが非常に興味深いセッションだったこともあり、次回来日の時にはテンプルでも主催をさせていただくことになっています(海外の方が安心して日本に来れるようになってから・・・になりますが(涙))。
そのルーシャさんのセミナーを長年コーディネイトされてきたのが鎌倉のゆめたまの荒木さん。
今年初めてお会いして何度かルーシャさんのことでコンタクトをとっていたこともあり、福来の癌が見つかったあと、荒木さんに連絡をとり、荒木さんのセッションの予約を入れていました。ベースは
動物向けのボディトークという手法。遠隔でも可能ということで、金曜日に短いセッションをしていただき、月曜日にあらためてセッションの内容をお聞きするということに。
荒木さんからのメッセージによると、やっていただいたのは、
*これまでの治療や療法とは異なる、新しい分野の療法を受けることの許可と心身の調和。
→意識やエネルギー療法を受け入れられる素地ができた
*アニマルボディートークアクセスで、全体の調和。出生時のショックによる蝶形骨の解放
*呼吸器系、頭蓋骨内の不要なエネルギーの解放。
そっかー。猫でも出生時のショックというのが残っているんですね~。ブリーダーさんのお宅で生まれた猫でしたが。
8月17日月曜日にZOOMを使ってセッションの内容をお聞きしたときには、すでに福来は「もう十分生きたから思い残すことはないし~」とアチラにいく準備を開始している様子。動物は生に対する執着も死に対する恐怖もないんですよね。それは自然な営みだからと。
「えええ、ちょっと待ってよ、まだ若いんだから、もうちょっとこの三次元世界で一緒に過ごそうよ~」と私のほうがジタバタしてました。
8月18日火曜日
食べなくなって4日目。動物病院で鼻腔を通じて栄養補給ができないかと相談したものの、それはあっさり却下。シリンジで高栄養のウエットフードを試してもらったものの、それは断固拒否。食べることをやめ、身体が治癒に集中するのは動物の習性(私も体調が悪いときには水分だけとって2日くらいはほとんど何も食べずに過ごすことがあります)。3日間くらいだったらさほど心配はしませんが、さすがに断食が4日目に入ってきたので、ここにきてようやく私も夕方スーパーで牛肉を購入。エドガー・ケイシー療法で勧められる病中病後用の滋養食、ビーフジュースを作って与えることにしました。
ケイシー療法では、健康な時はもとより、癌の方は特にアルカリ性の高い食事に変えていきます。それは主に新鮮な緑黄色野菜をたっぷり!ということになるんですが、肉食である猫の場合、アルカリ性食はかなり難しい。肉は酸性ですから。
このビーフジュース、牛肉は酸性食ですが、なぜかビーフジュースはアルカリ性としてカウントするらしい。さすがケイシーが病人に勧めたビーフジュース。体内で余分な消化エネルギーも使わず、カス(毒素)も作らず、小さじ1杯でステーキ1枚分のエネルギーを供給するほどなのに、そのまますんなり身体に吸収され、さらにアルカリ性として働くというのは、人間だけではなく、ペットの滋養強壮食としても素晴らしい!
福来の場合、まるまる6日間、唯一クチにしたのがビーフジュースだった、というのも功を奏したのかも…。
ちなみに、ミルクも母乳や非加熱の生乳(絞ったままの)はアルカリ性で、加熱殺菌したり調整をすると酸性になるようです。元は同じでも、それをどのように食べるかでPhは変わるのかもですー。
購入したのは、脂身の少ない焼き肉用の牛の赤身。
作り方は
こちらのイラスト参照 肉は500gとなってますが、100gあれば十分。人間でも1回に飲むのは小さじ1~2杯なので、そんなに大量には作らなくて大丈夫。できたエキスは冷蔵庫保存で3日以内に飲み切ります。
この日の夜、シリンジで飲ませたのはほんの少し。1㏄くらいじゃないかと思います。前の週の金曜日の夜から何も飲まず食わずになってまる4日間。すでにかなり体重が減ってきていたので、火曜日の夜からは毎日ビーフジュースをシリンジで強制給餌。そして毎日1回病院で受ける皮下輸液でしばらく水分と栄養を補給することになります。
すでに体重は2.5キロを割り、抱き上げると日に日に軽くなっていくのが分かりました。
頑張れ、福ちゃん!