16回にわたって書いた『私の平家物語』。友人知人から「面白かったよ」と連絡が入り、ホッとしてます。書き起こすことに躊躇があり、結局、書き始めるまで4年もかかってしまいました。
その「『平家物語』を読んだよ」と電話をくれた一人が曼荼羅アーティストの彰子さん。現在札幌在住です。
「あの長い文章、よく書いたね~」とお褒めいただきましたが、いえいえ、彰子さんは、文章こそ書かないけど、伝えたいことを点や線、色を使って表現しているじゃありませんか~。などとお喋りをしていた翌日、たまたま読んでいたドロレス・キャノンさんの『
人類の保護者』にこんな文章がありました。
ヒプノセラピストのドロレスさんは、退行催眠中、クライアントがUFOに乗船したり、宇宙人と遭遇したり、という場面にしばしば出会うようになります。そのうち、催眠中のクライアントの口を通して、宇宙人と直接的なコンタクトをするようになります。
以下は、クライアントの口を通して語った宇宙人の言葉です。
「あなたたちが文章を終わりまで完全に書くというのが我々にとっては興味深い。滑稽と言いたいくらいだ。そんな細かい単語までいちいち書かねばならないのが我々にはおかしく思えるのだ。我々が互いに意志の伝達を行う場合には、たった1つのシンボルで伝えることが可能だ。1つのシンボルで、いくつもの文章や、それらに含まれる情報が伝えられるのだ。
我々が何か説明したり情報を与えたりするときには、テレパシーによる場合であれ書面の場合であれ、常にシンボルを用いる。例えば宇宙船の乗員でも、その名前を書く代わりに1つのシンボルを描くことで、彼の職務、今までしてきたこと、この地球上でのプロジェクトにおける彼の目的は何なのか、彼がどこから来たのか、それはどんな環境なのか、等々を知ることができる。彼の履歴や役割などが、1つのシンボルで表されているのだ。また、ほかにも、その個人がやってきた惑星や星系などを表すシンボルもある」
「ジャニス(催眠状態になっている女性)にはこの種のシンボルで記述された書物を見せたことがある。彼女はその本は理解できないと言い張ったが、彼女には理解できていると告げた。彼女がある種の精神状態になった時にだけ、そこに書かれていることが理解できるようになっている。
このことからも、あなたたちの古めかしく、うんざりするほど時間のかかるしゃべり言葉を使って交信することが、我々にとっていかに大変なことであるかがわかると思う。我々が説明しようとしている概念に相当する言葉がない時など、特に難しい」
まるで前日の私たちの会話のようだと思わず写メして彰子さんに送ったくらいです。書くということは、実際、一瞬で起きたことを長々と紐解いて、縦に並べないと伝えられないのがある意味ハンディ。その時の風も景色も色も匂いも人の動きも、私のつたない文章力では伝えることは到底不可能ですし…。
カメラマンはその一瞬を1枚の写真に収めるでしょうし、音楽家はメロディと楽器で表現し、画家は1枚のキャンバスに色と絵の具で描き起こすことができます。
人に伝えるために書くという行為は、宇宙人には滑稽に映るんですねぇ。
さて、曼荼羅を描いている彰子さん。
今は曼荼羅を描く方も増えてきましたが、彰子さんの場合には、クライアントの魂と感応して、その人の魂の姿を点と線で顕しています。
10年以上前に描いていただいたテンプルの曼荼羅のタイトルは「繁栄」。私のパーソナル曼荼羅のタイトルは「パレスチナの星」。いまだになぜ、私の曼荼羅のタイトルが「パレスチナの星」なのか不明ですが、きっとどこかの人生で私はパレスチナに生きていたんでしょう。
オーダーをいただいても、その人の曼荼羅のイメージが降りてこないと描けない一点ものではありますが、「お金はいくらでも出すからすぐに描いてほしい」と、驚くような大金を積もられたことも1度や2度ではないらしい。私もそんなセリフを1度は言ってみたいけど(笑)、残念ながら、世の中にはいくらお金を出しても買えないものがあるんですねぇー。そしてそんな欲にかられたオーダーほど描けないという(笑)
…そんな欲にからんだ注文は全くイメージが降りて来ず描けないというのは、まさに神の配慮。人間が落ちていくきっかけの1つが、お金がらみ、欲からみですから・・・。「私の平家物語」のその1で紹介した某有名講師。彼女が落ちたのも「お金」。来日中「一人セミナーに参加すれば**円儲かる」…みたいなお金勘定ばかり彼女はしていたそうですから…。
彰子さん、金額に目がくらむことなく(笑)、ピュアを突き通したのも素晴らしい。
ケイシーの場合、その人の過去世も含め、その人の魂の歴史や傾向を1枚の絵にするよう勧めることがありました。それはライフシールと呼ばれていますが、これもまさしくライフシールですね。
《お詫び》
彰子さんへのパーソナル曼荼羅のご依頼は2020年の秋分の日で終了し、これまで降りてきたイメージなどを受け取って描きためていたものを、いずれご購入いただけるように準備されるそうです。
その時にはまたブログでお知らせいたしますので、どうぞご了承下さい。
*2023年現在、受付を再開しています。
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