私の平家物語ーその9
2020年 08月 14日
南の島に行きたいという友人も一緒でした。
彼も一緒に神社巡りをしたかどうかはすっかり記憶から抜けていますが、源氏方の実久三次郎神社での参拝時、そこにいらした神様に、あなたの願いを受けるかどうかは、次回、あなたが来るまで、あなたという人間をとくと見定めてからにしておく、という厳しい言葉をいただくことになります。
かなりビビりました。
しかし、1回目は、源氏と平家の和合については完全拒否だったのが、少し緩んできた印象でした。
「我らはあなたの敵であり友と感じて案じておる次第です。仲良くなる前にあなたのことをもっと存じたいと思う次第です」
「経津主神(ふつぬしの神)にご加護をいただいているあなたゆえ、我ら一族の友と申しましょう。あなたが心を尽くして下さったことをありがたく思い、今日もこのように参拝されるそのお姿に感謝すら芽生えます。ですが、あなたらしくこの地においで下さるまで、あなたをしかと見つめておることを忘れないようお願いします」
このとき、私はWho is Futsunushino-kami?(経津主神(ふつぬしの神)とはどなた?)状態。
あとで調べたら、香取神宮、塩釜神社、春日大社、石上(いそのかみ)神宮などに祀られていた神様。出雲の大国主に国譲りの交渉をした武神として有名です。説明はこちらに詳しい
経津主神は鹿島神宮の主祭神、武甕槌神とともに天孫降臨に先立ってこの国土を平定したといわれる武神であり、社伝では神武天皇18年の創建と伝えているが、古代大和朝廷の東国経営のはじめ、その前進基地としてのこの地に奉斎されたことに始まる社とみられる。(香取神宮のご案内より)
しかし、ともかくも経津主神にご加護をいただいているのなら・・と、この4年の間に、春日大社、石上神社、塩釜神社、香取神宮とお参りしてきました。
塩釜神社にお参りに行ったときのエピソードはこちら
その1
その2