自分の中に平安と調和を取り戻す
2020年 04月 03日
『不安と怖れは健康な肉体にとって最大の敵であり、体内で消化吸収されたものを、肉体にとっての命を与える生命力に変えるよりも、排せつされなければならない毒素に変えてしまう』5497-1『大きな障害は心配するところにある。これが適切な消化を妨げ、食事を適切に吸収することを妨げているからだ。 精神的に不安定な時には食べ過ぎてはならない、自分に強いて無理に食べることをしてはならない』633-12『…心配事を抱えて食事を摂ることは、その要素をそのまま身体に摂り込むことになるからである。人は食の上に成り立つ (食べたものが人を創る)とは、よく言われてきたことである。 これは言葉通りの意味には、解釈されないかもしれない。しかし意味するところは、真実であり、心配事を抱えながら食事をすることは、確かに、神経を崩壊させるのである。何故なら、心に思うことは、食物同様、いやそれ以上に、身体に同化されるからである。…と言うのは、精神力というものに関して言えば、精神は、精神体が食するものに(依存するものに)よって成り立つということは真実だからである』137-93『精神的に過度の不安にある時や、肉体的に疲労している時には――つまり、肉体的に疲労している時や精神的に消耗しているときには――肉であれ飲み物であれ、決して食べ物を口にしてはならない。 この人が激怒している時や、頭に来ていたり、癇癪を起こしていたり、あるいは心配している時には、体から食べ物や飲み物を遠ざけておくことだ。 怒っていたり、腹を立てていたり、癇癪をおこしていたり、思い悩んでいたりするときは、飲食をしてはならぬ。暴飲暴食で怒りや憂いを紛らわそうとはゆめゆめ思うな。これは身体に苦痛を与えるからである』4124-1
『長い間、全身にわたって良好な同化吸収が不足してきた。 これが身体諸力を不調にしたのである。なぜなら人の身体は、肉体と精神と霊体からなるかである。 人が希望や不安のいずれの精神を持つかによって、建設的なものにもなれば、破壊的なものにもなるのである』5211-1
『この人は、心配事や不安が体に破壊的な要素をもたらすことを許してはならない。心配したところで、状況が良くなるわけではないのだから。また、それ以上考えたところで、既に生じたことが過ぎ去るわけでもない。むしろ、どのような状況になろうとも、それに対処できるだけの能力をつけることだ。その時々の状況が必要とすることを処理するために、手元から取り組むこと。そうすることによって、緊急事態に対しても、より良いコンディションを見出すことができるようになり、また、体が状況についていけるようになる。それ故、あらゆる仕方で体の調子をより良い状態にせよ。そして、その時々の必要に見合ったものを保つようにすれば、この人は肉体的にも精神的にも、また物質的にも対処できるようになる』550-3Q)体内毒素を取り除くには何をする必要がありますか? そのために肉体的にも精神的にも不安になっています。A)『もっとアルカリ反応の食事を心がけることだ。そうすれば、毒力を克服できるだろう。 体の各部位を整体することもよい。というのも、身体の特定部位の特定の状態に対して治療を施すことで、消化諸力に対する交感神経的な諸力を刺激することができ、体内の毒力を克服できるようになる』820-2
『これらは機械的に(つまり、オステオパシー的に)施す必要があるが、一度に全部を調整しようとしてはならない。 まず、出来れば湿熱か熱いオイルか、熱いオイルパックを用いて、体を穏やかに弛緩させる。 特に頸椎と腰椎と尾骨の部位に対して施すこと。 これらは亜脱臼(サブラクセーション)であり、病態の程度にも幅がある――頸椎は横方向にずれており、尾骨と腰椎は旋回している。 そのため、これら(尾骨と腰椎)の部位を通じて神経が圧迫され、そのために疲れやすくなっている。 一方、頸椎にあるものは、恐怖を作り出す性質になっている――特に、一人になることや、暗がり、高所を恐がり、あるいは人々にとって恐怖となるようなものに対して怖がる』2825-1
『その他の点では、不安と苦しみを引き起こすような状態がいくらか生じている。 この大部分は、健康に関する過剰な不安と、この人の状態を正常な状態に近づけるのに必要なこととして与えた指示に完全には従ってこなかったことの結果である』71-3
『圧倒的な恐怖というのはその通りだろう。 回れ右をして、方向を転じよ! その恐怖は自分の中にあることを悟れ! これを無視しようとしているから恐怖が生まれ、不安が生じるのである。くるりと方向を転換し、もう少し頻繁に祈ることだ。 これを数週間行うことだ。そうだ、まるまる一ヶ月が過ぎるまで、月の周期だけ――つまり28日間行うのだ。決して怠らずに、毎日午前2時に祈ること。 起きて祈るのだ――東を向いて! そうすれば、大きな平安と調和が汝の魂にもたらされることに驚くだろう。 これは善良ぶることを勧めているのではない。何か具体的なことに善であることを意味する』 3509-1
