今日から4日間の自宅引きこもり生活に入っています。もともと引きこもり生活好きで、高校、大学時代は、縁側でごろ寝しながら推理小説を読むのがなによりの至福でしたから、引きこもり生活自体は苦ではないのですが、決して、幸せな(自分で選んだ)引きこもりではないですね。
さて、ここにきてコロナウイルスに対する緊張感が一気に高まったせいか、あらためてアップルブランデー療法をやってみたいというお問合せが増えてきています(メルマガやブログでお知らせしたの、1か月以上前なんですけどね~)。
と同時に、そんな質問もあるのね、と、想定外のお問合せも来ているので、Q&A方式で書いてみます。
アップルブランデー療法
肺の浄化のためにケイシーが勧めた方法。内部を焦がした樫樽に1/3~半分ほどアップルブランデーを入れ、1日数回、内部に溜まった香氣をストローなどで吸い込みます。樽は使用前に水を入れて乾燥している木の繊維を膨張させておくと漏れが少なくなります。
簡易版は、空き瓶やプラ容器に1/3~半分ほどアップルブランデーを入れ、備長炭を数個入れておきます(ブランデーの不純物を吸着させたい)。なければ、竹炭でも。それもなければ、アップルブランデーだけで行います。
*ストローは容器の上部だけに浮かせて入れて、決してアップルブランデーに漬けないように。
これはアメリカのARE/エドガー・ケイシー財団併設のマッサージスクールで売られていたもの。ケイシーが勧めたサイズよりも小さめでしたが、1日数回吸入するならこれで十分でした。
Q1:アップルブランデーはどこで入手できますか?
A1:大きい酒屋にはあると思います。カルバドス(フランスのアップルブランデーです)、ニッカのVSOP(白)はありますか?と聞いてみてください。もしくはネット通販で。テンプルでは値段が安いこともあってカルバドスを数本購入しました。
Q2:支度が面倒なので、ブランデーを飲むのではだめですか?
A2:アップルブランデーを胃に入れたいのではなく、その香氣を肺に送りたいので、容器の中に溜まった香氣を吸い込んで下さい。
Q3:鍋でブランデーを温めてその香りを吸うというのはいかがでしょうか?
A3:一気に香り成分が飛んでしまうのと、肺に直接香氣を送り込みたいので、無駄の多い方法かと思います。
Q4:樽と簡易版ではどちらがお勧めですか?簡易版で十分なら樽を買いたくないので。
Q4:ケイシーがもともと勧めた方法が焦がした樫樽の中にアップルブランデーを入れて、その香氣を吸うというものでした。もし瓶に炭とブランデーを入れて、その香氣を吸うので十分であれば、その方法を患者に勧めていたと思います。
今は緊急用や持ち歩き用で簡易版をお勧めしていますが、すでに肺の疾患がある方、しっかり実践したい方は、せっかくされるのでしたら、樽の方がケイシーが求めたクオリティの療法になると思います。 ←話をしているうちに、この質問者は、もともと肺疾患をお持ちの方だということが分かったそうです。
Q5:容器はプラスチックでいいのでしょうか?プラスチック成分がアルコールの中に入りませんか?
Q5:簡易版で作るのであればプラでも瓶でも、どちらでもいいと思いますが、プラ成分が気になるなら瓶でどうぞ。ただし、自宅や職場に置きっぱなしなら瓶をお勧めしますが、持ち歩きはプラの方が軽くて安心かも。
Q6:スプレーボトルに入れて、のどにアップルブランデーを吹き付ける方法でもいいでしょうか?
A6:この療法は、アップルブランデーを喉につける方法ではなく、香氣を気管支や肺に吸入する方法です。
Q7:毎回、温める必要はありますか?
Q7:簡易版でしたら、手で温めるか、寒い時期はホカロンなどの上に置いておくといいかも。樽は下にひまし油湿布に使うヒーターを置いて温めておくと香氣がたまりやすくなります。
Q8:入れたアップルブランデーはどれくらいで交換したらいいでしょうか?
Q8:香氣が立たなくなったら。簡易版は目安としては1か月くらいで。樽の場合も、だんだん内部に酸が溜まってくるので、こちらも1~2か月目安で交換されると安心かと。
Q9:子供でも使えますか?
A9:大人でもアルコールに弱い人は香りを吸うだけで酔います。アルコールに弱くなければ1日に夜だけ1~2回だけ吸ってみるというのはいかがでしょうか(8歳の子供に樫樽療法を勧めたケイシーリーディングがあるそうです)。
Q10:アルコールに弱いのでお酒が飲めないのですが・・・。
A10:体質的に可能かどうかわからないので、簡易版で試してみてください。備長炭は入れたほうがいいと思います(アルコールの中の不純物を取りたいので)。
やり方の説明をyoutubeにあげて下さった方がいるので追記しておきます。
せっかくなので、ケイシーのリーディング本文(翻訳されたもの)を張り付けておきます。
●われわれはアップルブランデーからの蒸気を――肺のためだけでなく全身の血液循環のための消毒薬として――使用することにする;アップルジャックではなく、純粋なアップルブランデーとする。1.5ガロンあるいは2ガロンの、内側を焦がしたオーク材の小樽に、(使用する小樽のサイズに応じて)1ガロンあるいは半ガロンのアップルブランデーを入れること。(中略)純粋なアップルブランデーだけを使用すること、再蒸留されたものならいっそう望ましい――もし入手可能ならばだが。この小樽を熱源の近くに置いておくこと――あまりに素早く蒸発するほどではいけないが温かい場所に置くのだ。それから、毎日2回か3回小さい栓をはずし――つまり通気孔を開けて――蒸気を――ブランデーそのものではなく――両肺の深くに吸い込むのだ。(2183-2)
●まず、われわれはアップルブランデーからの揮発性物質を吸入するための小樽を準備し行うこととする。内側を焦がした1ガロンあるいは1ガロン半のオーク材の小樽の中に、半ガロンから1ガロンのアップルブランデーを入れること(分量は小樽の大きさしだとする、よろしいかな)。もちろん、樽口にしっかりと栓をすること。次に、片端に2つの穴を開けること、どちらの穴も吸入が行わる時以外はしっかり蓋をして閉じておく必要がある。一つの穴には、口に――あるいは口を通って喉と両肺に――蒸発物から発生する揮発性物質を吸入しやすいように、チューブを備え付けること。吸入する用意が出来た時は、もちろん、両方の栓を取り外すこと。ブランデーを飲んではならない、よろしいかな
単に揮発性物質を吸入するだけとする。初めのうちは、あまり頻繁に吸入しようとしたり、一度にたくさん吸入しようとしてはならない;しかし人がタバコからの煙を吸うように十分な吸入を1日に2回か3回すること、そして肺に吸い込むほかに、この体のために、揮発性物質あるいは気体をほんの少し時々飲み込むこともすることだ。最初のうちは毎日だいたい2回か3回行うだけとする。小樽を何かの熱源の近くで保つこと、そうすれば蒸発はそのような蒸発作用よって気体と揮発性物質を十分に供給するであろう。(2395-1)
●初めのうちはあまり多量に吸入してはならない。これは殺菌剤として作用するだろうし、血液循環全体を通じて運ばれるだろう。もちろん、チューブを液体に入れるのではなく、小樽内の液体よりも上の空間だけとするのだ。(3058-1)
●これは、喉と肺に吸入するのであって、飲むわけではない。しかし、これが体を刺激し、体力をつけるものになる。(5100-1)
●焼き焦がした樫からの蒸気を吸入して循環を刺激するようにする。最初は、多量に吸入してはならない。最初は、1回深く吸入するか、半分くらい吸入するだけで充分だろう。これを、震えがきたり、悪寒がしたり、元気がない時に、1日、2回か3回行う。なぜなら、これによって、指摘した状態の影響で損傷している治癒組織の循環が助けられるからである。(528-6)
●樽を手放してはいけない。それが命そのものである。樽を再び準備する時には、(アップルブランデー)を入れ替える前に内部をよくすすぐこと。温かいお湯――熱くてはいけない、温かいお湯ですすぎなさい。そうすれば諸々の特性が蒸留または蒸発することで生じた蓄積物を取り除き、そのような混入物から生じる酸の力または影響力を減らすことができる。(1548-1)
これは私の簡易版のものです。スタッフが作ってくれました。外出のときも私はこの瓶のまま持ち歩いています(笑)。ストローはタピオカ用の紙製の太めのものがちょうど合います。ストローは浮かせて使います。アップルブランデーに漬けないで使って下さい。
*ストローつきの容器を購入した場合、ストローが長すぎるので、短く切って使います。
食事も大事です。この時期の食事についてのアドバイスは
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