3月1日からアメリカに行ってきました。
このご時世、果たしてアメリカに入国できるのか、出国後日本にすんなり帰国できるのか、少々ヒヤヒヤものでしたが、アリゾナ(スコッデール → セドナ → グランドキャニオン)→バージニアビーチ と、各地でケイシーを共通項にする方々と出逢いながらの旅でした。
スコッツデールでは、ケイシー関連の本を中心に数多くの霊的な書籍を執筆され、うち数冊か邦訳されているハーバード・パーヤー博士のご自宅を訪問。
パーヤー博士は現在80歳後半とのこと。すっかりご高齢ではありましたが、探究心と向学心は少しも衰えることなく、ご自宅の玄関を入ったらすぐに博士の書斎。机の上には書きかけの原稿やファイルが所狭しと置いてあり、現役で執筆活動をされているご様子が伺えました。

私の記憶が正しければ、奥様のアンさんとの出逢いは夢の中。
自分の魂の片割れの女性に違いないと、その夢の女性を探し求め、アンさんと出逢われました。
その時、パーヤー博士には家族がありましたが、すでに結婚生活は形だけだったようで、アンさんとの出逢いをきっかけに家を出て、アリゾナにお二人で
ロゴスセンターを設立。アンさんご自身がサイキックだったこともあり、パーヤー博士は奥様がリーディングを取るのをずっとサポートされていたそうです。
13時すぎにご自宅に伺い、6時すぎになってもまだ話が終わらず…。冗談で「夜通し話をしますか?」と言われるほどでした(といっても、私はもっぱら聞き役で、会話はほぼパーヤー博士ご夫妻と、同行メンバーです(笑))。
博士は毎週、神の探求のスタディグループを続けていらっしゃり、まだまだケイシーリーディングの中にも研究したいテーマもあるようで、その知識と深い経験は、とても5時間では伺いきれませんでした。
瞑想についての話題も出ましたが、本棚から取り出してこられたケイシーのリーディング集にはアンダーラインと気づきのメモがビッシリ。ユングが瞑想について書いた『黄金の華の秘密』も、メモとラインで埋まってました。


博士は最近、一冊本を書き上げたばかりで、『黄金の華の秘密』についての本も書きたいテーマなんだとか。80代後半で次作に意欲を燃やしてるなんて本当に素晴らしいです。