橿原リトリートのご感想
2020年 02月 07日
今回、ソマティックのリトリートを開催したのは奈良。橿原神宮や神武天皇陵にほど近いホテルでした。橿原は明日香村の入り口でもあり、バスに乗れば飛鳥時代の様々な遺跡を巡ることができます。

ソマティックリトリートは夏は長野の水輪、冬は日本各地の聖地で…というサイクルが今できています。
土地の波動のよい場所でのリトリートは、ソマティックのセッションを受けるのは全く初めてといった方でも意識の深みに達しやすくなります。土地のエネルギーのサポートもありますが、やはりリトリートにまでご参加下さる方は無意識レベルでのコミットメントができているのだと思います。ご参加お一人おひとりのシナジー効果もあいまって、感情の解放も通常より早くなる傾向にあります。
今回も、初日のセッションですでに最終日のような静かで深いセッションとなっていました。
そんななか、数年前まで建築会社の社長をしていた私の個人的な友人が参加してくれていました。断食合宿を自分でも主催したり、一人で聖地巡りをしたりという人なのでフツーの建築会社の社長さんではありませんが(笑)、それでも、予想を超えた意識状態を体験したようで、ご自身のフェイスブックで2回に分けて、ソマティックの場についての投稿をして下さっていました。
2つの投稿を1つにまとめて、以下で紹介させていただきます(以下引用)。

奈良の橿原で開催された2泊3日のソマティック・エナジェティクスのリトリートにて参加してきました。(中略)
今回 私達を率いて下さったのはDr.マイケル。
彼はリトリート界ではベテラン且つ有名なスピリチュアルマネージャーで、その慈愛溢れるエネルギーと語りかけ、優しい音楽と的確なボディータッチて私達をゆっくり ゆったり自分の内側に誘ってくれます。
とは言え特別なことをする訳ではなく、参加者全員にとって 外から完全に隔離した安心出来る場所を作り、本当に簡単なワークとマッサージ用のベッドに横たわり 自分自身の呼吸をゆっくり深くして、それに集中する。唯それだけです。
それならわざわざそんな所へ行かなくても自分で出来ると思われるでしょうが、中々そうはいきません。
先ず「場」を作る所からですが、簡単にそんな安心できる場所は作れません。スタッフも参加者の方々も殆ど気付いていないようですが、その「場」を作るのはDr.マイケルの自然な誘導で、そこに集まった人の意識を変え「場」を作っていくのですが、皆んなの意識が開けば開くほどに その「場」が静清させていきます。
また、深くゆっくり自分の呼吸に集中する事は、何処でも誰でも出来ますが、それによって自分自身でも気が付いていない深層心理や自分の心を傷つけたり、ストップをかけているところへは中々行き着けないし、行けたとしてと2泊3日では到底無理です。にもかかわらず、参加者のほぼ全員が自己の深い部分と向き合い解放へと進んでいくのか・・・
安心出来る「場」を作り、自分の呼吸に集中するだけで、なぜ自身の内側の深い所にアプローチできたり、思わぬ意識が開いたりするのかと言うと、それは私達を率いてくれるDr.マイケル自身のマインドが常に開いた状態で、それを会場いっぱいに満たしてくれているからです。
私達は振動(波動)で出来ていて、身体は勿論ですが、心も魂も例外なく波動で作られているので、その場にマインドが開ききった人が居て その人が意識するだけで私達の心も身体も魂も その波動と同調し始めます。そしてその波動で影響を受けた人の心が開き始めたり、深い部分にアプローチ出来た人が出ると、更にその人の波動が広がり より強く影響し始め、次々に連鎖し始めます。
反応の仕方はそれぞれに違いますし、それぞれの波動も全く同じ物はありませんが、その「場」自体が参加者の皆様の心の深い部分の細妙な波動で満たされて行くので、なんとも表現のしようのない空間になっていきます。一人二人で行うよりも、ある程度の人数でリトリートする事で互いの波動が影響し合い、より深い内側の意識と繋がりやすくなる訳です。
私の場合は仙骨と第一頸椎にズレが生じて居て、色々な問題に対峙していましたが、そもそも心と身体は連動していますので、その大きな原因になっていたのは心の問題だったようです。仙骨は将来への不安や職業に対する先の見えない辛さや苛立ち、第一頸椎は怒りや悲しみ、傷ついた心が原因しているようで、その「場」に入り呼吸に集中していると、どんどん意識の深い部分に入り込み、その原因に到達していきます。
私の ある個人対する怒りや憎みが、思い出す度に湧いてきて、その度 心を揺らしていましたが、その深い部分の原因が私自身の強い執着や捨て切れない未練だということに行き着いて、それを解消すると心が軽くなって怒りも消えて無くなりました。
更に「仕事や未来に対する事は、既に見出し解消し始めいるから、そこについては早く消える筈だよ」とマイケルが囁きながら私にボディータッチすると、身体から力が抜ける様な感覚となり、その瞬間から私の周りから人の気配が一切消えて、方向感覚も無くなり金色の眩しい光に包まれて、天空の全てが今まで見た事もない美しい曼陀羅が幾重にも重なって包んでくれました。
言葉にすると軽くなりますが、愛と喜びの世界で涙が止めどなく流れ落ち、最高の至福感で満たされた事は間違い有りません。
起きる現象は人それぞれですし、反応も都度都度変わりますが、セッション毎に自分をブロックしていた恐れや怒り、悲しみ、深い傷を負った原因を解消していくので、心も身体もどんどん軽くなっていきます。
私達は普段の暮らしの中で、多くのストレスや許せない事、傷付く事を繰り返し 心にバリアを幾重にも重ねますが、リトリートをする事で、そのバリアを丁寧に一枚一枚剥がしていき 本来の自分に戻っていけるかもしれません。実は私達が目指している光の建築も中に入ったり、触れたり、近くにいるだけで同じような事が起こると思っています。
興味ある方は、是非一度参加してみて下さい。

