ドキュメンタリー映画監督として、次々と良作品を生み出し続けている岩崎靖子さん。その靖子さんの最新作が出来上がりました。大阪の初上映会は11月22.23日、関東初上映会は11月30日(土)の午後。
次回作はトラック運送会社とその社長さんが主人公です。
ー映画あらすじー
大阪府高槻市にある運送会社の宮田運輸。売上を伸ばそうと必死になっていた矢先、会社のトラックが死亡事故を起こす。「大好きなトラックが人を不幸にした」と絶望する宮田博文社長を救った言葉。「おまえ、トラックが好きなんやろ?だったら、トラックを活かす道を考えろ」。数字に追われて見えなくなっていた。
『そうだ、ただトラックが大好きだったあの頃の“こどもの心”で、会社をやってみよう』。思いついたのは、こどもの絵をトラックにラッピングする“こどもミュージアムプロジェクト”。こどもの絵を背負うと自然に運転がやさしくなる。事故が減る。
この取り組みは、思いもかけぬ展開へ。業界を越えて、海外へも広がっていく。誰もの奥底にある“こども”の心。純粋でやさしくて自由で無限な心。つまづいてもええやん、まわり道でもええやん、思いっき切り自分を生きて、ぶつかりあって響き合おう。宮田運輸の軌跡を追う。
大人の参加費は2500円(当日払いは2,950円)ですが、高校生以下はなんと無料!(席確保のため申込要)
以前、アメリカから、子ども専門の精神科医を日本に招いて講演会を主催したことがあります。中学、高校生の男の子の心の成長にとって重要なのは、キラキラと輝いて生きている大人の男性、特に目標にしたいような男性と出逢うこと(出来たら直接の知り合いの方が望ましいですが)だと言われていました。未来に希望が持てない、あるいは引きこもりがち、ウツ傾向にあるといった10代の男の子は身近に目標としたい男性がいないことが多いそうです。
なので、中学、高校生の子どもと一緒にこの映画をみるというのは子どもたちの精神成長にとても刺激になると思います-。親と映画になんてなかなか行けない世代ではありますが、そこをなんとか言い含めて(笑)、一緒に映画をみてみてはいかがでしょう?
お父さんと一緒というシチュエーションでの映画鑑賞と社長さんのお話は、親子ともどもインスパイアされることと思いますー。
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