日曜日、『砂糖なしでも美味しい定番総菜、いつものおかず』と題して料理教室を開催しました。
まずは当日、講師をしていただいた小野さんのフェイスブックの投稿をシェアさせていただきます。
今日は料理教室でした。
総勢30名様、昼と夜の開催でした。
主催はテンプルビューティフルの光田菜央子さん。
代替療法を提案しているテンプルさんには厳しい食事のルールがありました。
砂糖、味醂は使わない。
油を熱さない(炒め物や揚げ物はダメ) ←(※油揚げや厚揚げも使わない)
フルーツは加熱して使う。
肉魚は使わない。
などの厳しいルールです。
そして以前から、
『この食事法を取り入れたくても何を作ったら良いのかわからない』
といった悩みを抱えた方々にテンプルさんではこちらのサイト
「生き還りのレシピ」
をお勧めされていました。
このサイトはベジドレレシピ集を編集してくださった編集者でありライターの河野アミさんのサイトです。
彼女のお母様が大変な美味しいもの好き、でもご病気をされて食事に気を使うようになった。もともとが食いしん坊で料理好きのアミさんのハハですから、食事制限があっても、何としてでも美味しいものを作ろうと日夜工夫を重ねています。
このサイトがきっかけになり、テンプルさんで、厳しい食事制限をされながらも美味しいものが作りたい人に料理教室をということで、私にお声がかかりました。
普段の私は砂糖は使わないけど、味醂は使いますし、使わないと和食は無理、と思っていました。
なので、「このルールにのっとり美味しい和食を教えて欲しい」
と言われた時は
「植物性の出汁と醤油だけでどうしたら良いのだろう」と頭を抱えたものでした。
そして頭をひねってひねって、ようやくある一つのアイディアが浮かびました。
それを使うことで、味醂を使わず煮物や出汁つゆが作れる!
(因みに甘酒も使いませんよ)
全く新しい使い方、そして簡単で美味しい、しかも様々なバリエーションをお伝えしました。
私にとっても初の試みで、この数ヶ月は試作の繰り返しでしたが、今日は皆さんには美味しいとご満足いただき本当に嬉しかった!
精一杯やるもんだなと、いつもながらに思った今日でした。
お越しいただいた皆さま、なおこさん、アミさん、スタッフの水津さん、ありがとうございました。
訂正させていただくと、ケイシー自身は、菜食を薦めているわけではなく、動物性のものも食べます。が、現時点でなんらか体調不調があり、真剣に快復を目指している方には、血液の質を上げるためにもしばらく菜食を基本にすることをオススメしているので、今回は菜食で、とお願いしていました。
また果物についても、「食後のデザートに果物を使ってもいいか?」と小野さんから問い合わせが入ったので、消化を考慮すると、食後すぐに果物を食べることを勧めていないので、それだったら加熱して調理した果物のデザートにして下さいとお願い。
もう1つ言うと、ケイシーは酢は料理に使わないので、酢もNG食材に・・・。
つまり和食では必須の、砂糖やみりんを使わないだけではなく、酢を使わない、揚げ物、炒め物もしない。でも凝った料理ではなく、簡単に家で作れる定番料理、という高いハードルでの料理教室だったんです。
で、砂糖もみりんも、代替の甘味料も使わないお総菜、美味しかったですー。
しかも「家で気軽に作れる簡単な料理を」ともリクエストしていたので、どのお料理も超簡単! 味付けも品良くシンプルで、食べたあとの後味が良い!
個人的には「ひじき」がヒット! お総菜で出てくる「ひじきの煮物」は、いつも甘すぎ&味が濃すぎで、一口食べたらあとは箸が伸びないお総菜だったんですが、いくらでも食べられそうでした。美味しくつくる秘訣は、水で戻した「ひじき」をフライパンで炒めながら(油も水も入れず)水分を飛ばすこと。これで磯臭さが消えてぐっと美味しくなるんだそうです。
今回の料理は、醤油麹が大活躍。ペースト状の醤油麹は冷蔵庫に入っていますが、醤油のように気軽に使える醤油麹を作っておくと、これは便利! 参加者さんのアンケートで、加工食品や市販の調味料に頼っていたけど、調味料も自分で作ればいいんだと気がついた、とありました。ホントにそうだと思います。お蕎麦のつゆも、市販のものに頼りがちでしたが、実はほんのちょっとの手間でできるんですよね。
砂糖やみりんを使わないことを選択したとたんに、いつもの料理が自分の創造性を発揮する一品に。キッチンが実験工場のようになりそうですが、それも楽しい!
ご参加の皆さんに好評だったので、また第二弾やるかも、です。
その時には是非ご参加下さいませー。
ガスパチョの味付けは塩のみ!絶品でした!
野菜の煮浸し(トロミはなんと、漬け込んでいたオクラの粘り!)午前の部にご参加下さった皆様午後の部にご参加下さった皆様 ちなみに、シェフの小野さんがプロデュースされたベジドレは
こちら