ルルドの1日(南仏の旅報告ー1)
2016年 04月 22日
パリで乗り換え、前夜遅くにルルドのホテルに到着。謎のフランス人、ジュリアンくんも今回の旅の前半は合流で、7年ぶりにジュリアンにも再会!ぜんぜん変わってないのは何故だー!?
さて、旅の2日目はまる一日をルルドで過ごします。
午前中、旅のメンバーは、ルルド近くのベタラン洞窟へ。でも私は、『聖母マリアの秘密』を書かれた菊谷さんから依頼を受け、あるミッション決行のため、1人ルルドに。今日の天気は降水確率100%。雨の一日か~!と思っていたら、曇天ではあるものの雨にはなってない…。
ホテルを出ると、多くの人が同じ方向へと歩いて行ってます。きっとそっちがルルドの教会なんだろうなと、巡礼の皆さんに混じって、お土産屋さんやホテルの間の道を歩いて、ルルドの教会に無事到着。
聖母がご出現され、水が湧きだした岩の上に建てられた大聖堂

王冠をかぶった聖母マリア像

朝から何度も行わているミサ。前方は車いすの方々のためにスペースが開けられています

ミサがされていない時間は、湧き出ている水のそばまで行くことができます。ただいま私は菊谷さんミッション敢行中。聖母マリアに『聖母マリアの秘密』が出版されたことを報告中!

聖母像と一緒に記念写真!

私も一緒にパチリ!

・・・無事、朝のうちにミッション完了で、ペットボトルにルルドのお水も詰め、いったんホテルに戻ったあたりでルルドは大粒の雨。ぎりぎりセーフで本を濡らすことなくミッション遂行!
ランチで旅のメンバーと合流。私は今回は行けませんでしたが、洞窟もエンターテイメントの演出もあり、とても良かったそうです。
今度はガイドさんとともにベルナデッタが生まれた家、住んでいた家などを巡り、再び、ルルドの教会に。午後はずっとあいにくの雨でしたが、ガイドさんの解説があると、やはり一人では見過ごしてしまう所や、歴史的背景、見どころなどが分かっていいですねー。一人で廻ったときも良かったですが、案内つきのルルドも良かったです。
そしてルルドに来たなら、やはりルルドのお水に浸かって帰りましょうと、旅のメンバーとともにルルドの沐浴に。ここのことはあらためてご報告しますが、ルルドに来ることがあったらやはりおススメです。順番を待っている間もずっと祈りの言葉が唱えられ、聖歌が歌われ、そして水に浸かり・・・で、誰にとっても聖なる時間になるのではないでしょうか?
そしてルルドでの夜・・・。
夜は、1人ひとりがキャンドルを灯して聖歌を歌いながら教会を練り歩くキャンドルサービスに参加したいと思いつつ、朝から断続的に降り続く雨。いったん夕方に上がったと思ったのに、また夕食前あたりから本降りに。
夕食を食べている時点では、今夜は中止かも、という状態で8割方あきらめていたんですが、夕食が終わり外に出た頃には空はすっかり晴れ渡り、しかも、雲ひとつない青空(夜の8時半でまだ青空)!
その青い空が美しい夕焼け、星もきらめく夜空へと刻々と空が変化するなか、教会まで歩くという、なんとも幻想的な時間。
そしてキャンドルを灯して、聖歌を歌っていると目の前のお城の横から上がったのはまんまる満月!今日は満月だったんですねー。神様もなかなか憎い演出をなさる。
なんという旅の始まりー!

ルルドで歌われる聖歌「あめのきさき」