自分と相手のニーズに気づく
2016年 04月 06日
実は、このセミナー、サンプラザ中野くんに勧められて、何だかよく分からないままに申し込んだもの(いつものことですが)。中野くんは大阪で5日連続で受けて帰ってきたそうで、「どうでしたか?」と質問したら「大変満足です。きっとミツダさんにも役にたつと思います」と返事がきたので「分かりました、参加します」と、1分後には申し込んでました。
コネクションプラクティスとはどんなスキルか、名古屋で一緒に受けた方が、ブログでこう書かれてました。
アメリカのハートマス研究所によって科学的に効果が実証されたハート(心臓)につながる洞察とNVC(非暴力コミュニケーション)からの共感のスキルを併せて作られたプログラムは、自分とつながり、相手を尊重し理解しようとするとても優しいコミュニケーションの方法でした。
非暴力コミュニケーション、コネクション・プラクティスとも、自分のハートに繋がる、自分や相手の「感情」の背後にある「ニーズ」に気づく、ということを行っていきます。
ニーズに気づく、とはどういうことか、私の例をとって説明すると・・・
少し前、私は友人に、ある頼み事のメールをしました。
その日のうちに断りのメールが届いたんですが、ちょっと冷たい返事で、私には目の前でドアをバタンと閉じられた感じがして、メールを読んだあと、悲しくて凹んでしまいました。友人には思わず「断られるのは仕方ないけど、もう少し、あたたかい言葉を使ってもらえないかしら?」と書いたほどなんですが、この時の私の感情とニーズを分析してみると・・・。
返事を読んだときの私の感情

私が求めていたニーズ

つまり、支えられたり大事にされる、というニーズが満たされなかったために、私は悲しかったわけですね。
家族の中でもよくありますよね。
家に遅く帰ったら、頭ごなしに「何時に帰るか、電話ぐらいしなさい」と怒られてムッとする、みたいな。
でも、家で待っている人にしてみたら、帰ってこない家族の「安全」が分からないので「安心」が満たされなかったわけですし、家族との「気持ちの繋がり」が感じられなかったのかもしれません・・・。
自分がどんなことで満たされたいのか、また相手がどんなニーズを求めていたのかを想像してみる、ということをし始めると、相手の言葉の背後にあるニーズを尊重して、自分の感情だけを相手に押しつけたり戦わなくなってきます。
コネクション・プラクティスでは、コヒーランス(共鳴共振)と洞察する、ということもやっていきますが、このニーズに気づくだけでも十分、「あー!」という気づきが生まれました。
メルマガでも書きましたが、講師の久美子さんは、このコミュニケーション法を始めたら、イライラしたり人を批判、評価しなくなっただけではなく、体温があがり、身体の冷えが無くなったそう。免疫力があがったせいか、それから1度も風邪をひかないんだとか。
小学生や中学生にこれを教えたところ、生徒全体の成績があがった、というリサーチもあるそうです。
とても良かったので、いずれテンプルでも入門編のお話しをして下さいとお願いしています。
参考までに、名古屋で、コネクション・プラクティスで一緒にワークした方が書かれたブログ
このDVDは、クラスの中で勧められたもの。数年前話題となった『ザ・シークレット』と同じ監督によって制作されています。自分のハートと繋がって生きる、ということがテーマになっています。本もオススメ。