3度めの長崎あんでるせん
2016年 01月 14日
ここんとこ、赤塚高仁さん繋がりの話題が続いてますが、ちょうど1週間前の7日、私は赤塚さんに誘われて長崎あんでるせんにおりました。
2年前の1月13日もあんでるせんを貸切にして長崎に行っており(その時のことはこちらに書いてます)、更に昨年は、1月11日に開催された長崎での赤塚高仁さんの講演会に行ってましたから、なんと3年連続で1月は長崎。
全く意図してなかったのに、3年連続とは我ながらびっくり。
そして、今年の長崎あんでるせん貸切ツアー、メンバーがすごかった。知った顔が必ずあるはず・・・。


あんでるせんのマスターが繰り広げる『四次元マジック』。今回も絶好調でした。おー!という歓声が何度も出てました・・・。
で、今回で3回目となったあんでるせん。私の感想は、ほんの至近距離で起こる不思議現象に、実際、わー!とびっくりはするけれど、98%は種も仕掛けもあるマジックで、でも、どうしてもマジックでは片づけられない2%が残る、という感じかなー。
その残った2%の1つが『事前に観客がひいたトランプのカードを当てる』という定番マジック。マジック自体は他のマジシャンもされるようなものでしたが、私自身、その当たりのカードが何か、連続2回分かりました。別にそのカードが何か考えたわけでも、当てようとしたわけでもなく、「ただ分かった」としか言いようがないんですが、それが個人的には不思議です。
前回は、好きな人の名前を書いて、とマスターに云われて「えー、どうしよう!」と迷ってその名前を書けないうちに、マスターにその相手の名前を言い当てられてしまった、という人もいました。
同じようなことは、1回目にあんでるせんに行ったときに起こっており、そのことを私はこう書き残しています。
いっしょに行った則子さんの場合、「生年月日と名前と自分の悩みを紙に書いて」と言われて、メモに書いて小さく折ってマスターに手渡したんですが、「名前書いてないじゃん、のりぴーさん。則子さんでしょ?名字は大澤、『さわ』は難しいほうの『澤』だよね」と、書いてもない名前を当てられちゃっていました。メモに書いたなら、種もありそうだけど、メモ用紙に書いてもない名前を当てられてしまうと、かなりビックリです。お悩みにもしっかりマスターが答えてました。
マジックでできるネタもあると言われつつ、こんなのが続くと、もはやこちらはひたすらあんぐりするしかないです。
一緒に行った磯部さんが、テーブルに並べられた5人の女優さんの写真の中で一番好みの女優さんを選んで、その名前をメモに書き、それが誰か事前にマスターが紙に書いて当てておく、というコーナーがあったんですが、それは一緒にいた私も友人も、磯部さんが書いたのが誰だったのか、マスターが当てる前に分かりました。一瞬でその女優さん以外の名前が記憶から消えて、その女優さんの名前だけが頭の中で点滅した感じがありました。あれもマジックなんですかね~。
名前当てとか、参加者が引かれたカードを当てる、というのは、もしかしたら、他のマジシャンも出来ることかもしれませんが、これはどうしてもマジックではない、やはりマスターには何か不思議な能力が備わっている、と思わされたのは私自身の体験ではなく、Tさんという友人が体験した『念写写真』。
それはこういうものでした。
Tさんがまだサラリーマンをしている頃の話なので、おそらく20年くらい前のことだと思いますが、Tさんは九州出張のおり、何度かあんでるせんに行ったことがあるそうです。
その頃はマスターは『念写』なるものをされていました。参加者の一人を選んで、その人の写真をポラロイドで写すと、参加者の周りに「何か」が写り込んでいる、というものです。
Tさんは2度ほどマスターに念写写真を写してもらったそうですが、1回目の念写で肩に写っていたのは、なんと、Tさんの亡くなった奥さんの七五三の姿。2回目は、やはり亡くなった奥さんの成人式の姿。
これは不思議度マックス。どう考えても、種も仕掛けも仕込みようがない。その日、Tさんがあんでるせんに行ったのも、出張の用事が早めに済んだので、せっかくだからと寄ってみたらお店に入れたわけで、事前に素性を明かして予約して行ったわけでもなく、その日Tさんがあんでるせんに行ったのは偶然のタイミング。。。
千葉のTさんの自宅のどこかに保管されてるアルバムから、奥さんの子供の頃の写真を引っ張り出して種や仕掛けを作ったなんてこと、たとえマスターがやったとしても、かなりの労力とコストです。そんな種を仕込む時間があるなら、超能力を磨いたほうがよっぽど効率が良いくらいです。
残念ながら、その時の写真は、不思議系の特番番組に出演する知り合いに貸したら、その人が失くしてしまったそうで、現物はもうないんですが、これは何度聴いても不思議。おそらく当時は、こんな念写写真を撮ってもらった人はたくさんいるはずなので、以前あんでるせんで、不思議な念写写真を撮ってもらった人がいたら、ぜひ見たいものです・・・。
別の知り合いは、あんでるせんに行った時、これは全部マジックで全然超能力じゃないとマスターに文句を言いに行ったら「そうですよ、誰でも練習すれば出来るようになりますよ」と云われたそう。ただし、毎日の練習を数年間続ければ、というレベルらしいですが・・・。
赤塚さんがあんでるせんに行ったのは、今回で21回目。
超能力だ、マジックだということは横に置いておいて、レトロな喫茶店の内装も、カレーやサンドイッチを食べながらマジックのスタートを待つ時間も、非日常のエンターテイメント。長崎からも遠く、1日がかりになってしまうので、これは完全に大人の遠足ですね。マスターが引退する前に、ぜひどうぞ。33名集まれば貸切も可能です。