2015年 12月 15日
書籍『「神様アンテナ」を磨く方法』
識子さんが検証されたというトイレでの金運アップ法や、生理中、喪中の神社参拝の可否について、など、面白く読みました。
トイレでの金運アップ法を少しだけご紹介すると、「トイレはいつもキレイに。便器にウンがついたらすぐに掃除」「排泄後臭かったらすぐに消臭」というのをこまめにしていたら、金運アップを実感したそうですよ。
本には消臭剤をシューっとすると良いと書いてあったんですが、経験からいうと、菜食している限りトイレは臭くならないし、キレがいいのでトイレの便器も汚れないので(ホントです!)、思わず、ベジ仲間で、毎年金運アップのために早稲田の穴八幡神社に一陽来復御守を買いに出かけているサンプラザ中野くんに『・・・ということは、ベジタリアンの人は基本金運アップの素地はあるはず』とメールしたんですが、どうなんでしょう?
ベジVSノンベジ で金運状況を測ったことがないんですが、いずれにしても、トイレの神様にいつも気持ちよくトイレで過ごしていただけるよう心を配る姿勢は大事ですから、 家でも外でも、自分が使ったあとはキレイに、を心がけておくと、感じいいですよねー。
そして、神社話ではないですが、介護の仕事をしている著者が気がついた玄関わきの植木と住人の運勢との関係。
突然の不幸・・・例えば、事故に遭って体が不自由になった、大きな病気がすでに手遅れの状態で見つかった、認知症と診断されたが常識を超える速さで急速に進んでいておかしい、若いのに脳梗塞で倒れて体が不自由になったなど、そういった不意に訪れた不幸に見舞われたお宅に行くこともよくありました。
そういうおうちで気がついたのが、玄関わきに置いている植木鉢の木でした。その木が枯れている状態なのです。
「あ、ここの家もそうだ」
「え?ここのお宅も?
というふうに、本当に多かったです。
木ではない草系の植物は枯れていても、何か急な不幸があるわけではない、植木鉢ではなく地面に直接植えている木が枯れていても問題はない。植木鉢の木が枯れているときに問題が発生しやすい、ということのようですが、これは風水を学ぶ身にとっては気になる話。
もともと、植物であろうと、木であろうと、枯れた植物を置いておくことは、玄関だけではなく、家のどこであろうと風水的にはNGです。特に玄関はその家のエネルギーの入り口ですし、玄関から出入りするたびにそれを目にすることになりますから、潜在意識や家のエネルギーへのインパクトが大きいのかもしれません。
植木鉢に入っている木が枯れているとき限定で起きやすくなる運勢の低下、というのがよく分かりませんが、ちゃんと世話をしてやれば永遠の命がある木を植木鉢という狭いところに人の手で植え替えておいて、世話を怠るとは何ごとか!ということなのかもしれません。ノビノビと根っこを伸ばせる環境にないぶん、よりその木に対し配慮を求められているというか。
コンテンポラリー風水では、状況が許せば、玄関脇に対の植物を置くことを勧めることが多いのですが(木よりも玄関ドアの開閉の妨げにならないサイズの季節の植物を勧めることが多いです)、植木鉢の木を置いている方は、ご注意を。それから、玄関わきに植物を置くときには、玄関のドアに対してバランスのよい大きさの植物がオススメです(枯れた植木や、植え替えたりして空になった鉢はすぐに玄関脇から撤去して下さいねー)。
いずれにしても、外から家の中に入ってくるエネルギーだけではなく、その植物に対し、そして玄関から家の中まで、そこに住む自分の気持ちとエネルギーが届いているかどうかは大切。今はまさに大掃除シーズンですが、家の中には「どうでもいい場所」は1つもなく、物置であろうとトイレであろうと棚の中であろうと、全てのエリアが自分の人生を彩る大事な場所。
これから年末までの2週間、そこに何が置いてあるか何があるのか、モノと自分との関係性を把握しながら、少しずつでもその場を整えていきたいものです(ほぼ自分に言い聞かせてます)・・・。

そういえば、西洋の諺で「悪魔は四隅にいる」というのがあります。つまり、埃がたまりやすいところです。お掃除のときはハタキも忘れずにかけましょう。