愛の法則

ひょんなことから、「魂の法則」というサイトを見つけました。幽体離脱中に出逢ったイザヤという賢人との会話をまとめたのがこの本だということ。その内容は、書籍としても出版されていますが無料でダウンロードも可能です。かなりのボリュームですが、続編の「愛の法則」をざっくり読んでみました。

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まずは著者からのメッセージ
これは、皆さんに贈る愛のメッセージだ。

本書が、自分の感情についての理解を深める一助となることを願う。
そうして、真実の愛の感情と偽物の愛の感情とを見分けることができるようになってほしい。真実の愛の感情だけを育んで、愛を装うエゴ的な感情を排除していく役に立てればと思う。なぜなら、それが幸せになれる唯一の方法だからだ。

愛することへの怖れを手放し、心で感じる通りの人生を生きてほしい。
僕たち一人ひとりが、誰にも侵害されることのない、自由に愛することができる権利を持っているということが、この本を読み終わった後で、はっきりと理解してもらえればとても嬉しく思う。
すべての愛をこめて。
ヴィセント・ギリェム




この本は愛の法則というタイトルどおり、様々な愛についての会話がなされています。

まだ斜め読みで、全部を読み通したわけではないのですが、すでに男女としての関係性は終わっていて子供の両親としての役割だけで結婚生活を続けている、あるいは便宜上一緒に暮らしているカップルにとっては耳の痛い話しも多そうです。なんだか恋愛至上主義のような印象で、常に好きな人、愛を向ける人がいることを推奨されている感じではあります。

また以下で紹介しましたが、愛情が終わっている結婚生活を続けるより、誰かを好きになったのなら、自分の感情に正直になり、新しいパートナーのもとへ行くことのほうが自分の感情で正直でよいと賢人イザヤは推奨しているような。

しかし、そういった愛はいずれは終わり、長年連れ添ったパートナーとの元のサヤに戻るということもよくあること。結婚して数年たてば最初の恋愛状態から二人の関係が別の形態に移り変わっていくのは当然で、20年、30年と関係が続いているなら、お互いに対し、情熱は失っていても、安定した穏やかな関係性を保てているなら、それはそれで愛じゃないのかなと思ったりもします。

友達やご夫婦で一緒に読みあって、お互いに感じることを話し合うと面白いかも。


どんな内容なのか、ごく一部をコピペしてみます(165ページもあるので、本当にごく一部です)。

愛の法則から見たカップルにおける不実
*カップルにおける忠実と不実についてはどうお考えですか?
義務に対して忠実になることもできるし、愛情に対して忠実になることもできる。霊的には、愛情に対して誠実であることしか価値がない。

*それは、はっきり言うとどういうことですか?

パートナーとの関係で二人に愛情も類似性もない場合は、気持ちではなく、強制された約束のように、義務感から誠実であろうとする。だが、本当の愛があれば、忠実であろうとして努力しなくても、自然にそうなれるものだ。

君たちは、司祭か判事の目前で署名をした結婚と呼ばれる契約は重視しているが、夫婦の間に愛が存在するかどうかは軽視している。だから、夫婦に愛がない場合であっても、あらゆる婚外交渉を――そこに真の愛が存在しようとも――非難する。そして、夫婦関係における不義をとやかく言うが、霊的に存在する唯一の不実は、感情における不実であると知らねばならない。

別の人に恋愛感情を抱きながらもその気持ちを断念し、それが正しく善いことで天の掟と合致すると自分に言い聞かせるか、あるいは人から言いくるめられて、生涯にわたって愛のない結婚生活を送る人もいる。

そういう人は、司祭が結婚式の日に厳かに言った「神が結び合わせたものを引き離してはならない」という誓いを守るために自己を犠牲にしたので、極めて不幸であるのだが、他人からは申し分のない道徳心とふんだんな徳を持った聖人のように見なされる。

しかしながら霊的な視点では、愛の感情に対しての忠誠心しか霊的な価値がないので、違った見方をされる。そういった人たちは、彼らの社会規範や慣習上は、非の打ちどころのないイメージであるが、自己の感情に対して不実であるため、霊的進化においては停滞してしまっている。

そのため、霊界に戻れば無意味な自己犠牲を払ったことに気づくだろうし、その次の転生では、今生勇気がなくてできなかったこと、つまり感情のために闘うべく、戻る必要があるのだ。

一方、自己の感情をおざなりにし、自由に愛して幸せになろうとする人を非難することに悦びを覚え、強いられた結婚のしがらみに囚われて不幸になると満足するような、他者の感情を抑え込んでしまう者たちは、以後の転生においては、彼ら自身が、同じように利己的な者たちの抑圧的な態度の犠牲者となろう。

その一方で、自己の感情のために闘って愛する者のそばにいるために、無理解・屈辱・恐喝・肉体的または精神的な虐待を受け、所属する社会や共同体、そして家族から不貞・不実・不道徳とされた人が、実は真に感情面で成長をしている人なのである。その人が、「魂の法則」の「愛の法則」と本当に調和している人であり、物質界で苦労して獲得した真の幸福を、霊界で味わうことができる人なのである。霊界に行けば、もう何の障害もなく、感情を自由に表現できるからだ。


*望みの人を手に入れたらどうなるのですか? 二人とも幸せになるのでしょうか?
いや、しばらくの間は望みのものを獲得できたという満足を感じているが、現実が期待したほどのものでなかったと見るや、大きな失望を味わい、急速にその関係に幻滅していく。以前は神や女神のように思えた、今やパートナーとなった相手は、ごくふつうの平凡な人として目に映るので、次第に興味を失っていく。

その関係が上手くいかないのを相手のせいにして責めるが、本当は、幻想だけで愛の感情がなかったことが不満の原因なのだ。それなのに、他の人が自分のパートナーに関心を寄せていると思うと、今度は所有欲を出す。それは、相手を苦労して獲得したトロフィーだと見なし、自分に所属していると考えているからだ。
そうなると、自分たちの関係が幸福でないにもかかわらず、相手がそこを抜け出して別の場所で幸せになることも許さないので、自分が生きることもできず、相手を生かすこともできない。

それはまるで、親に欲しいおもちゃを買ってもらえないと地団太を踏むのに、手に入れるとちょっと遊んだだけで飽きてしまう、我がままな子どものようだ。別の子どもがそのおもちゃを欲しがると、また興味を示すのだが、それはもう一度惹かれたからではなく、自分の所有物だと見なしているものを他人に譲りたくないからなのである。


*すでにパートナーがいるのに、別の人に恋をしてしまった場合は、一体どうするべきなのでしょうか?
その人が好きなようにすればいいのだ。だが、幸せになりたいのであれば、感情のために闘うべきである。

*それは、それ以前の関係を切って、愛する人と一緒になるべきだという意味ですか?
愛のない関係は、愛が欠如しているという時点で、すでに壊れているのだ。ただそれを認めて、それに従って行動すればよい。前にも話したろう。伴侶を愛していないのであれば、正直になって、それを伝える勇気を持つことだ。そうしてから、正式にカップルの関係を終了させることだ。これは、他の人を愛しているか否かとは別問題だ。ましてや別の人を愛しているのであれば、自分の本当の気持ちを認めて、愛している人に伝え、相手もそう想ってくれているのかを見てみればよい。そして、相手がどういう決断をしようと、それを受け容れることだ。二人が相思相愛であり、カップルとして一緒になる意思があるのなら、誰にも何にもそれを妨げられないし、妨害すべきでもない。まして、罪悪感を持つ必要などない。霊的には罪悪感を持つ理由は何もないからだ。


―愛することへの怖れについて
その名が示す通り、これは、苦悩の原因になるだろうと思って、愛を感じることに怖れを抱くことだ。これは、別れた相手に苦しめられたとか、第三者に恋愛関係を壊されてしまったなど、過去にトラウマ的な経験をした人たちによく見られるものだ。

また、幼少期から感情を抑圧する教育を受けてきたために、感情面での自由が制約されてしまった人たちに見られる。このような人たちは、自由な気持ちを持つと、なんらかのお仕置きを受けるのではないかと怖れている。教えられた行動規範から見て自分の感情が正しくなければ、良心の呵責を覚えるように自己規制してしまうこともある。

愛することを怖れる人は、自分をさらけ出すことで傷つけられるのが怖いので、人と交際する時に心を許さないことが多い。そのため打ち解けにくく、あるがままの姿を知るのは困難だ。無理解、拒絶、恐喝、脅迫、裏工作、中傷、攻撃を怖れ、自己をさらけ出さずに感情を隠すか押し殺しておけば、誰からも危害を加えられないと思っている。このため、感情的に孤立する傾向にある。被害を避けるには、それが最良の策だと思っているのだ。

*でしたら、危害を加えられないためには、感情的に孤立するのがいいのですね?
そうではない。感情的な苦しみを怖れる気持ちから、外部の情緒攻撃から守ってくれそうな鎧に身を隠しても、その鎧自体が、人に愛の想いを伝えたり、他の人たちの愛を受け取ることを阻んでしまうので、幸せになれなくなるのだ。この場合は他人ではなく、自分で自分自身を傷つけているのだが、それで辛い苦しみが軽減されるわけではない。

*孤立してしまうと、どうして苦しむのか具体的に説明してください。
よかろう。感情的に孤立している人が自分の類魂に出会ったとして、相手が気持ちを伝えて親しくなりたいと思ったとしてみよう。通常このような場合は、双方がそれぞれ感情を表明して、相手に愛を覚え、二人は幸せに感じるものだ。

だが孤立してしまっている人は、怖れと不信感から、与えられる愛を感じ取れず、それと同時に、自分自身の愛の感情を抑圧してしまう。そして、そのことで苦しむのだ。またその人の類魂も、愛を伝えることができず、愛されていると感じられないので、苦しむことになる。

おそらくその人の類魂は、何が起こっているのか理解できず、混乱してフラストレーションを覚えよう。そして、自分の気持ちに罪悪感を持ったり、感情を表現するのを怖れるに至る。好かれていないと思って、その人とパートナーの関係を築こうとするのをやめてしまうことさえある。

こうして、愛への怖れと不信感に由来する感情的な孤立のせいで、一緒になって幸せになれた筈の二人の類魂たちは、お互いに別々の道をとり、幸福を味わえないまま歩んでいくのだ。

*でも、これまでの恋愛関係で悪い経験がなくても、愛することや恋することを怖れる人もいますよ。そういう場合は、どうしてでしょうか?
感情的トラウマは、前世からのものである場合もある。過去の状況を覚えていなくても、そのトラウマを乗り越えていなければ、それが魂に深く浸透していて、その後の転生に持ち越され、怖れとなって顕れる。

愛することを怖れている人たちは、自分たちは幸福とは無縁であり、本当に愛してくれる人などいるわけがないと思っているので、生き甲斐がない。暴力的な飼い主に長い間いじめられた挙句に逃げ出せた、野良犬のような気分である。ある日この犬は、感受性が高く可哀相に思い、家に置いて愛情深く世話をしてくれようとする人たちに出会い、中の一人がなでようとして近寄るのだが、虐待を怖れるあまり、その手が愛撫ではなく乱暴をするのだと思い込み、より良い生活をあてがってくれようとした人たちから、震え上がって逃げ出してしまう。これと似たようなことが大勢に起きている。怖れのせいで、人生で幸せになるチャンスを失ってしまうのだ。

*孤立主義と愛することへの怖れは、どう克服しますか?
まず、自分が怖れを抱いていることと、そのせいで孤立してしまうこととを認めること。自分に自身の感情を自由に表現することを許し、それに従って生きるために闘う勇気を持ち、人生での決断の際に他者の意見に左右されず自己の感情を信用することで、怖れを乗り越え、孤立に打ち克つことができる。どんなに困難な状況に思えようと、決して感情を放棄してはならない。

また、抑圧してもいけない。それが、幸せになるための唯一の方法だからだ。もう一度、愛への希望と信頼を取り戻すことだ。

*けれど、愛の感情のために果敢に努力したにもかかわらず、愛する人と一緒になるという目的を果たせなかった人や、他の人に妨げられて強要された関係を断ち切ることができない人もいます。前にも、性暴力についてや、感情における自由の権利を守ろうとして殺されてしまう女性のことを話しましたが、そういう人たちは闘いに負けてしまったのでしょうか?
愛の感情のために闘う時に、失敗することなどない。人間の無理解とエゴのせいで、物質界で幸せになることができなかったとしても、霊界でその報酬を受け取ることを疑ってはならない。気持ちに正直に生きる努力において示された勇気は、進化の一つの成果であり、永久的に魂のものとなる。

愛の感情が明確で、それに対して勇敢であるのは、これまでの転生で体験した試練において、自分自身の力で勝ち取った大変価値のある霊的な資質だ。魂は以後は永久に、この資質を持ち続けることになる。そしてこれによって幸せになり、惨めな目に遭った過去の罠にはまらないで済むのだ。



Commented at 2015-08-12 18:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by hiroshimapop | 2015-07-18 15:19 | おススメBOOKS | Comments(1)

ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルの店長日記


by hiroshimapop
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