抜歯とひまし油
2014年 12月 20日
隣の歯に対して90度直角に生えてしまっていたので歯を抜き出すスペースがなく、歯茎を数カ所切開するという口腔外科手術になってしまったんですが、いつも通っている東中野の安藤先生、抜歯はホントに上手。前回の矯正で通っていた歯科医院の先生には大学病院紹介しますから、そこで抜いてもらってください、と云われていたのに、その歯を安藤先生、何の問題もなく抜いてしまいました。
しかも、普通の親知らずの抜歯でさえ、ひどい出血があると云われているのに、歯茎を切開したにも関わらず、出血も腫れもほとんど無し。
どの歯医者に行っても『この親知らず、抜いたほうがいいけど、抜くときは大変だねー』と云われ続けていたので覚悟してましたが、いやー、良かった(数年前にも安藤先生に親知らずを抜いてもらいましたが、その時にもアレ?と思うほど出血も痛みもなく終わりました・・・)。
実は大変だったのは抜歯ではなく、抜歯後飲まされたの薬の影響(たぶん)。
抜歯すると数日間は歯茎に大きな穴が空いたままになってしまいますし、しかも今回は切開までしたので、痛み止めと抗生物質を抜歯後すぐに飲まされました。夜、最終の予約だったんで「今日は帰ったらすぐに寝なさいね」と云われて、早めにベッドに入ったんですが、翌朝、目が醒めたら、身体がフラフラ。
結局3日間、ひどい頭痛もあいまって、なーんも出来ず。
天下泰平ブログの泰平さんも、時を同じくして、いま安藤先生のところに通っているようで、泰平さんも親知らずを抜いたあと高熱を出してしまっていたそう。彼も、もう記憶にないくらい薬を飲んでいない人でしたから、やはり抗生物質の影響が大きいようだ、と云われていました。
私も泰平さんもたった1錠でフラフラになっていたのに、普通の人は抜歯後、数時間後に痛み止めを飲んでいる人多いんですよね。大丈夫なんでしょうか。私は痛み止めと抗生物質を薬局でもらうよう処方箋ももらっていましたが、結局、薬局にも行きませんでした。
その代わり、大活躍したのはひまし油と化粧用コットン!
今回はひどい腫れや痛みが起きてくるよ、と云われてましたし、実際、ずきずきした痛みも起きましたが、そのたびに私がやったのは、ひまし油を垂らしたコットン(ミニミニサイズ)を歯茎にあてること。
たったそれだけで、さっきの痛みはいったい何だったんだろう?と思うくらい、スーっと痛みが和らいでいくのです。ホント、不思議。
だから、洗面所に小さく切ったコットンを置いておいて、痛みを感じるたびに歯茎に超ミニミニひまし油湿布(コットンで歯茎を押さないようにソッと当てるのがコツ)。しばらくしたら唾液でコットンが濡れてくるのでそしたら終わり。
朝晩のひまし油オイルプリングと、1日数回のミニミニひまし油湿布をやっただけで、痛みは軽減、腫れは全くなし、でありました。
ひまし油を持参し忘れて3日ほどセミナーを受けに八ヶ岳に行ってしまった時には、うわ!大変!って焦りましたが、運良く、同じセミナーにホメオパシードクターの森井先生も参加! 抜歯後のレメディにはハイペリカルがいいよということで、さっそくレメディをいただいて、それで1日やり過ごしました(助かった!)。
私はラッキーなことに、ひまし油とホメオパシーを知っていたから、抜歯後、必要以上の薬を飲まずにすみましたが(ホントは抜歯直後の痛み止めや抗生物質も飲まなくてよかったかもしれません・・・)、知らないとやっぱり数時間おきに薬を飲むってことになるでしょうから、知っておくことは大事だなぁと思います。
*とはいえ、私はひまし油愛用20数年! ひまし油に対する信頼はかなり高いので、プラスのプラシーボ効果も加味していたかもしれません。痛みを感じたらまずはひまし油を試して、ダメだったら次の方法っていうのがいいかもしれませんね。