青木宏之先生のインタビューとマークの風水DVD制作中!
2014年 09月 22日
Work Dayは、これでも朝から晩まで、時には自宅でもパソコンの前に座りっぱなしで2つの原稿に首っ引き。
1つは新体道という新しい武道の形を開発し、現在は天真会を主宰されている青木宏之先生へのインタビューのテープ起こしと構成。1つは風水コンサルタント、マークのDVDの字幕づくり。
両方とも予想以上の大仕事。
博学多才の青木先生の話はこれまで聞いたことのない言葉と漢字がたくさん登場。武道の宗家に運動音痴が無謀にもくらいついたインタビューになりました。
DVDの字幕づくりは、画面にはめ込むタイミングを1秒の下の単位まではかるので、どちらも、少ない脳みそのシワをかき集めての作業。夕方にはすっかり目はショボショボ。なんだかそれだけで目一杯って感じです。
でもせっかくなので、青木先生のインタビュー、ちょっとだけ予告編を。。。
まず、こちらの動画を最初の10分でいいので、みてみて下さい。インタビューはこの動画から始まります・・・。
光田:まず最初にお聞きしたいのは、youtubeで拝見した『Old Shintaido Video』の動画についてです。何が起こっているのか分からないんです。頭がポカンとしたまま数分間動画を見ては止め、また数分見ては止めてを繰り返しました。あのとき、青木先生とお弟子さんの間では、いったい何が起こっていたんですか?
青木:まずあそこでは、よく似た動きで1つは武術的なもの、もう1つは特別な体技の2つを行っています。簡単に言うとこういうことです。
あなたが拳で、あるいは短刀で目にも止まらぬ速さで私を突いてくるとするでしょう?私はそれを払いよける前に、つまりあなたが出ようとした瞬間に一発カウンターを入れ、よけて一発入れて倒しています。でもそれが早すぎて、普通の人には目に入らないとよく言われます。「見えない」と言うんです。以前、ある演武会でかなり丁寧にやってみたんですが、立川談志さんが「青木先生、いま何やってたんですか?」って聞くんですよ。一流のビジネスマンにも芸能人にも同じ事を聞かれました。きちんと説明をしたんですが、全然分からなかったと言われました。
光田:私には、お弟子さんが青木先生のもとに走っていって倒れた。お弟子さんが青木先生の手を握ったら突然恍惚となって震え始めた。次もその次も、お弟子さんが倒れた、お弟子さんが恍惚となった。そういうふうにしか見えないんですよね。お弟子さんたちの身体で何かが起こっている、もしくは意識に変化が起こっている・・・。何かが起こっているから、あのようになっていることは確かだと思うんですが・・・。
青木:そういうことで、まず大きく分けて2種類の体技をやっています。1つは激しい攻撃に対する防御で、もう1つは攻防を超えた気の操作の稽古です。これは『瞑想組手』と呼んでいます。あのビデオの中でやっていることは、その2種類が混在していますので、ちょっとわかりにくいでしょうね。
簡単に言えば、昭和初期以前の人にコンピュータを見せるようなもので、何だか分からないかもしれませんね。この箱の中身はいったい何だって思いますよ。(中略)
ですから私たちがやっていた稽古がよく分からなくても何もおかしくないですよ。武道専門の方でもよく分からないと思います。
相手が走ってきて全力を挙げて私を突き倒そうとしたのに、攻撃した相手の方が吹っ飛んでしまった。でも私は相手が突いてくる前に一発相手に入れている。実際に当てたりはしてませんが、手を出して反撃するという意思表示を見せている。それでもなおかつ相手が突っかかって来るので、もう一発極めて続けて投げた。その3種のワザが一般の人には見えにくいんでしょう。
2番目の方は、『瞑想組手』と言いますが、人の身体をグッと折り込むと固くなってしまうんですけど、力みを引き抜いてグニャグニャにほぐしてやると、今度は相手の身体の中に自然な律動が蘇ってくるんです。
光田:それが一瞬に起こっているんですか?手を握った瞬間ですよね、お弟子さんがブルブルと震えだしたのは。
青木:一瞬です。一瞬にしてあそこまで行ってしまう。普通だったら何分、何十分もかかりますよ。稽古をやっていない人ですと、ああいう状態にまで達するには幾日もかかります。あの人たちはベテランで、ものすごく稽古を積んでいる人たちですから前技はいらないわけです。いきなり感じ取ってしまうわけです。湯たんぽのようなものでゆっくり手を温めていくわけではなく、いきなり火をおこすわけですから、一瞬で手が焼焦げてしまうような技なんですよ。
このようなインタビューが約2時間。青木先生みたいな方、日本にそうはいらっしゃらないのではないでしょうか。私はひたすら「へぇ~」の世界でした。
新体道は世界中にお弟子さんがいらっしゃるので、すでにちょっとだけ少しだけ英語に翻訳しています。どちらも身体についてのアドバイスの部分
その1 その2
10月末までにはインタビューページに仕上げてアップ予定です。
そしてマークのDVDも、いいものに出来上がってますよ~。
以前からマークのDVDを作ってほしいというご希望があったんですが、事情により、セミナーをそのまま録画して販売するということが難しいので、別に撮影しました。その後、マークが言った言葉を全部書き取って日本語に翻訳し、それを字幕に仕上げています(いまこの字幕と字幕のタイミングを計測中)。
これまでマークの講座に出たことがない人はもちろん、過去マークの講座に出た人、アドバンスクラスを受けた人も楽しみにしててくださいね。コンテンポラリー風水ではなく、他の風水を学んだ人にも、すごく学びの多い内容になっていると思います。
マークは物事をはっきりとらえようとする西洋文化のバックグラウンドを持っているので、彼の話は非常に論理的で分かりやすい。見えない世界の解説は『なんとなく分かった気になるけど、突っ込んで考えると、実はよく分かってない』ことが多いんですが、それがないんですよね。
知り合いの建築会社の社長さんが、数年前、建築会社の経営者を対象にした風水講座(方位磁石や風水盤を使うもの)があって、それを受講したらしいんですが、3日間まじめに受けたけど結局よく分からなかったと言ってたことがありました(しかも参加費は建築会社の社長価格で3日で70万円!)。
マークの場合、2日で18000円。なぜにテンプルの講座に来ないって感じです。しかもマークの風水講座は、コンセプトが分かりやすいので初心者でもその日のうちに使え、そして結果が実感しやすい。
これほど導入しやすく、費用対効果の高い風水はないんじゃないかなと思うほどです。
年内完成に向け、いま、頑張って作っていますので、いましばらくお待ち下さいね~。