権現岳の磐長姫にご挨拶登山
2014年 09月 16日
きっと普通に誘われたのなら、相変わらず二の足を踏んでいたでしょうが、今回の権現岳登山の言いだしっぺ張本人は、以前紹介したいなくん。
いなくんから「光田さん、9月は八ヶ岳ですね。権現岳登ったほうがいいみたいですよ」と言われたら、返事はハイかYESしかありませぬ・・・。しかも日程まで決められ、メンバーは赤塚さんと泰平さんと森井先生と・・・、と言われたら、こちらも躊躇なくお誘い決定であります・・・・。
今年の夏至にさとううさぶろうさんたちと権現岳に登ってきた滝沢泰平さんからは、ゆっくり歩けば大丈夫ですから、瑞牆山に登れたのなら大丈夫ですよ、60代のうさぶろうさんも登ったんですから、と励ましてもらってはいましたが、なんせ片道5時間はたっぷりかかる・・・。平地でも5時間歩き続けるなんて途方もないうえ、事前の身体づくりはほぼゼロ。連日残業続きでジムに行けたのは2週間前のたった1回。途中でダウンしないかしらと不安5割、なんとかなるさ5割の出たとこ勝負でありました。
*結局往復12時間。朝5時スタートで、平地に着いたのが夕方5時すぎ。あ~疲れた!
前回書籍を紹介した保江邦夫先生がここ数年体験されてきたような不思議世界に、私もこの春からどっぷり突入中。本人の頭の中はずっとクエスチョンマークですが、今回の権現岳登山はその流れのなかで必ず行かなければならない場所だったようで、何がなんだか分からないまま行かされてしまった感じです。
そして、赤塚高仁さんが書いているように、いなくんが権現岳の頂上に空海が封じこめたらしいある聖なるものを天に解き放ち、そのおかげで帰りは雷雲、雨、あられと大荒れの天気。ちょっと迫力ある下山となりました。
*赤塚さんのブログ(私はちゃんと片道5時間くらいかかるよって言ってたハズなんだけどなぁ~)
・・・しかし、権現岳に登ったのなら、もう怖いものなしって感じです。もうどこにだって行けそうな気分。
今回は地下足袋を履いていったら、下りで体重が柔らかい地下足袋のつま先にかかるために2時間くらい降りたところで、足の爪に激痛が・・・。つま先になるべく体重をかけないよう、踵に体重をかけながら降りてたらちょっと変な姿勢になってしまって、さすがに翌日少し筋肉痛が残ってました。次回はちゃんとした靴履いていきます。それにしても、へなちょこ体力だと思ってましたが、往復12時間、よく歩いたと自分でも思います・・・。
権現岳の登り始めはこんな感じ。楽勝コース
コンパスの短い私にはハードルが高い箇所
鎖をつたって登る・・・
行けども行けども・・・
頂上あたり
山の先達は八ヶ岳仙人の異名をとる博山先生、81歳!下駄で山に登り、重装備の登山者を驚かすのを趣味としているとは聞いてましたが、ホントに下駄で片道6時間の山を登られてました。凄いの一言。
まだ余裕の記念撮影1
まだ余裕の記念撮影2
磐長姫様にご挨拶
廻りは真っ白な世界・・・
*権現岳頂上に祀られているのは磐長姫。磐長姫についても泰平さんが詳しくブログに書かれています。
*泰平さんとうさぶろうさんの夏至の登山の様子