神様につながった電話
2014年 09月 05日
これまで何冊も保江先生の本を読みましたが、今回のが一番面白かった。文章も読みやすいし・・・・。
三枝龍生先生が掲示板でサムハラ神社のことを紹介してましたが、この本がネタ本だったんですね。この本を読むと、たしかにサムハラ神社にお詣りに行きたくなりますね~(岡山に奥の院があり、大阪にも分院されてます)。かなり強力な神様のようです・・・。
私が個人的に興味深く読んだのは、臨死体験中に地球の過去や未来を自由に行き来されてきた木内鶴彦さんから聞いたというお話をシェアされていたくだり・・・。
木内先生は時空を超え、宇宙創世期に行ったとき宇宙は放射能まみれだったことから、福島の放射能も有効に使えるのでは、と思いつきます。
以下、本からの引用・・・・
いま福島にたくさん残っている放射線に汚染された放射能残土や汚染水、原子炉冷却水。その冷却水はいまだベータ線を出している。このベータ線は我々人間の体にいちばん影響を与える。しかしベータ線は電子だ。放射線としてのベータ線、つまり電子をばら撒いている限りは、役に立たない危険なものだ。だがもしそれを電子の流れ、つまり電流として利用できれば、これはすごい電池になる。(中略)
・・・そこで近未来に行ってみた。みると、あった。普通の電池くらいの大きさの原子力電池があった。
近未来には照明も、電気自動車も、冷蔵庫も、すべてに原子力電池が使われいた。(中略) 電線などはすっかり消えていた。発電所も見当たらなかった。福島の放射能残土のような固まりで作った原子力電池だけですべてが動いていた。照明装置などは少なくとも十年間入れ替えなしだった・・・・。157-158ページ
実際にいま、木内さんは原子力電池を作る研究をされているそうです・・・。
もし、これが現実になれば、悪者だった放射能が一気にヒーローに!
そして次も面白い。
木内さんが宇宙開闢の時を見たときのこと・・・(これは木内さんが3回目に臨死体験をしたときのことだそうです・・・)
彼はついに宇宙開闢の時を見た。それは172億年前ーーと学説ではいう。そのとき何が起きたのかーーそれを知りたいと木内さんは、ついに172億年前に行った。(中略) 木内さんは175~180億年前に行った。
何もなかった。
何も。
何もないという意味は、行ってみてわかったのだが、違和感がないということ。そこに何かあるのだろうが、あるということすらわからない。そこには完璧な調和だけがあった。そういうところでは何も見えない。何も認識できないが、感じることができる。木内さんが感じたのは絶対調和。絶対調和がずうっとある世界だ。それが宇宙開闢前だった。(中略)
そのうち、これが神様だとしたら、神様はずいぶん退屈しているように木内さんには思えた。絶対調和のみだから、何の変化もない。目に見えるような、認識できるような変化がない。つまらない。おもしろくもない。それがずうっと続く世界なんかにはいたくもない・・・。161ページ~
・・・そこで神様はこの絶対調和を少し崩し始めます。崩すことで崩れたことが認識でき、そしてそれがまた絶対調和に戻っていくのも見ることができる・・・。
わぁ~、これこれ! ケイシーもおんなじようなこと言ってましたよね。
そうなんです、神様が我々の魂を生み出したのは、神様が退屈だったからなんです。自分の分身として様々な体験をしてまた調和の世界に戻っていくその過程を一緒になって楽しんでいるわけなんですね。
向かっているのは絶対調和の世界。どんなに神様から離れていってしまったとしても戻るべきところは絶対調和の世界~。
そうか~、あの世界を木内さんは実際に感じられたんですね~。
ということで、この本、面白いです。おすすめ。