玄海竜二さんの大衆演劇in大阪新世界
2014年 08月 06日

かくいう私も赤津さんの招集を受けた一人。せっかく大阪に行くならと、ときどきお世話になっている整体を受けてから新世界に行こうと、早朝4時起きで始発の飛行機で大阪に。やましたひでこさんは真夜中まで執筆をし、1時間ほど仮眠をとっただけで早朝の新幹線に。そして今野華都子先生は年内は1日も休みがないというスケジュールをやりくりして1日だけの休みを捻出して大阪に…。

集結したこのメンバーのこのフットワークの軽さはマジで驚異的! 忙しいを絵に描いたような人達を集結させた赤塚さんは凄いわ。
そして、生まれて初めて足を踏み入れる大衆演劇の芝居小屋。周りは串カツや立ち飲み、立ち食いの食堂が立ち並ぶ、これぞThe大阪!
そして約3時間の歌あり踊りあり芝居ありの舞台の前売りチケット代はなんと1000円!それに座布団レンタル代200円を加えても合計1200円也! 飛行機代とホテル代使って見にきた舞台のチケット代が1000円ってすごいなぁ。
玄海竜二さんの舞台を見るのはもちろんこれが初めて。美しい、色っぽい、華がある、そして上手い! 舞台がはねたあと、やましたひでこさんに『私たちにはあの色っぽさは無いわね』と言われてしまいましたが、見習わなくてはあの色気・・・。練習します!(はて、どうやって?)

こちらが玄海さん


いつもは九州を拠点に活動をされており、数年前に腰を痛められたこともあって、大阪で1か月も続くような公演されるのはもしかしたら今回が最後かもしれない、腰に爆弾を抱えている身で毎回毎回、命がけで舞台をされているんだ、東京で公演をやったら歌舞伎役者がお忍びで見に来るほどなんだ玄海さんの舞台は…とは赤塚さんの弁。あまりに熱く語るので、そんなに小屋に通っているのかと思ったら赤塚さんも玄海さんの舞台を見るのは2回目だって。さすが、弁が立ちます、赤塚さん。
余談ですが、舞台が終わったあと、寄ったホテルのラウンジで飲んだグリーンジュースの値段が1200円。この1杯のジュースのほうが、あの玄海さんの熱演3時間より高いんだとしみじみ…。
これからは1000円は一玄海、2000円は二玄海と言ってみようかしら。1000円があの3時間に匹敵すると想像したら1000円はもうただの1000円ではなくなる。重いなぁ、あの1000円。
(ちなみに今回の芝居小屋の座席数は190だから、たとえ満席になっても一公演の売り上げは19万円。小屋の代金払って役者の日当払ったらいくら残るんだろう? 経営者視線からみるとチケット代を一人1500円に値上げすれば自動的に売り上げは1.5倍になるし、それでもまだ安いと思うけど、1公演1000円というのが、おばちゃん、おじちゃんたちが気軽に見に来れて、そして大衆演劇が続けられるぎりぎりの線なんでしょうねぇ)。


玄海さんの公演は8月30日まで続きます。場所は浪速クラブ。当日10時頃に行けばその日のチケットは購入できるようなので、関西在住の方は是非! そこは普段とは全く違うアナザワールド…
あ、一緒にいった不思議系の人が、玄海さんの踊りのときに、龍神が降りてきていたねと。私には全然わかりませんでしたが、昨日は舞台にも客席にも龍神様エネルギーが注入されパワーアップしていたのかも。